佐葦(さい)は、古事記に表れる単語のひとつ。意味は山百合草[1]

この河の名を狭井河と言うのは、その河のほとりには山百合草が多かった。そこで山百合草の名を取って、狭井河と名づけた。山百合草は、そのもとの名を、佐葦と言ったからである。

脚注 編集

  1. ^ 福永武彦『古事記(全) 日本文学全集』河出書房