俳人漱石』は日本の俳人国文学者、坪内稔典の著書である。夏目漱石の残した俳句から100句を選び、正岡子規と漱石の間の書簡の記述などをもとに、筆者の想像の中で、各句についてその句の背景や評価を筆者、坪内稔典と子規、漱石が対話するという趣向のエッセーである。2003年に岩波新書で発刊された。

書誌情報 編集

  • 『俳人漱石』 、坪内 稔典(著)、岩波新書(2003/5) ISBN 4004308380