側線(そくせん)とは魚類が水中で水圧水流電場の変化を感じとるための器官である。魚の体の側面にあり[1]、1対が普通だが2対以上持つ種類もある。側線鱗と呼ばれるに覆われており、側線鱗の孔によって種を区別することが可能である。

サメの側線
ローチの鱗にある側線

また、甲殻類頭足類も類似の器官を有する。

ヒトの聴覚器と平衡感覚器の感覚細胞である有毛細胞は、側線器の一部が特殊化したもの[1]

脚注・出典 編集

  1. ^ a b 武井茂樹図解入門よくわかる精神医学の基本としくみ秀和システム、2011年、29頁。ISBN 9784798029283https://books.google.co.jp/books?id=ihY5YV-bs5cC&pg=PA29#v=onepage&q&f=false 

外部リンク 編集

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