円山 田作(まるやま でんさく、圓山田作、1896年 - )は、日本の弁護士。日本弁護士連合会第15代会長。長野県上伊那郡飯島町出身。息子は弁護士の円山雅也

略歴

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明治29年(1896)長野県旧飯島村(現 上伊那郡飯島町)源吉次男に生れる。不運にして一家離散、志を懐き上京12歳、苦学力行弁護士となる。衆望をにない東京弁護士会、日本弁護士連合会各会長を歴任。第2次大戦後の法制大改革に参画し偉功あり。また巌窟王吉田石松の冤罪を雪ぎ令名全国に馳す。上伊那郷友会、東京飯島会の各会長に推され更に飯島町名誉町民に推戴さる。昭和41年(1966)功により勲二等に叙せらる。

翁の生涯を通ずる不撓の努力と偉大なる行跡を永く郷党の師表として讃えこれを顕彰する[1]

脚注

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  1. ^ 昭和46年10月 圓山田作翁顕彰会 建之(飯島小学校にある銅像の碑文より)

参考資料

飯島町広報誌 令和6年6月号 同昭和38年 同昭和46年

円山田作翁 顕彰会(1971)

桃澤匡行「正しく、強く、努力して 円山田作翁の人生訓」『伊那路』(第61巻第1号)2021