准胝神呪(じゅんていしんじゅ)もしくは准提呪などとも呼ぶ。中国では重視されている陀羅尼で、密教禅宗浄土宗などでよく唱えられている。この陀羅尼は准胝観音(准提観音、准胝菩薩、准提菩薩)のもので、十小呪の一つになる。中国のお寺では精進料理を食べる前に、この陀羅尼を唱えることがある。

准胝観音

出典は「仏説七倶胝仏母心大准胝陀羅尼経」からであり、「六字大明呪六字真言)」との因縁も示している。台湾で有名な高僧、海涛法師はこの陀羅尼を真言の母(真言之母)と称している。

禅宗の教典「伝灯録」にはこの陀羅尼は十悪五逆の一切の罪を滅すとされ、一切の白法功徳が成就するという。この陀羅尼を持つ(唱える)ものは、出家者であろうと在家であろうと、飲酒をしようと、肉食であろうと、妻がいようと、修行を怠っても、心から唱えれば、短命の衆生を無量に寿命を延ばすとされている(此咒能滅十悪五逆一切罪障,成就一切白法功徳。持此咒者,不問在家出家、飲酒食肉、有妻子,不揀浄穢,但至心持誦,能使短命衆生增寿无量)。

梵語編集

namaḥ saptānām samyaksambuddha koṭīnām| tadyathā| oṃ cale cule cunde svāhā| 

日本語編集

長呪 ナモサッタナン・サンミャクサンモダクチナン・タニヤタ・オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ 

短呪 オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ | oṃ cale cule cunde svāhā| 

中国語編集

南无颯哆喃。 nā mó sà duō nán

三藐三菩陀。 sān miǎo sān pú tuó

俱胝喃。 jù zhī nán

怛侄他。 dá zhí tuō

唵。折戻主戻。ǎn zhé lì zhǔ lì

准提。娑婆訶。zhǔn tí suō pó hē [1]

参考資料編集

脚注編集

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  1. ^ 准提神咒_360百科”. baike.so.com. 2020年11月14日閲覧。

関連項目編集