南方神社(なんぽうじんじゃ)は、埼玉県さいたま市北区神社

南方神社
所在地 埼玉県さいたま市北区吉野町2-25-4
位置 北緯35度57分18.4秒 東経139度36分6.8秒 / 北緯35.955111度 東経139.601889度 / 35.955111; 139.601889座標: 北緯35度57分18.4秒 東経139度36分6.8秒 / 北緯35.955111度 東経139.601889度 / 35.955111; 139.601889
主祭神 建御名方命軻遇突智命大雷命倉稲魂命手力雄命金山彦命火産霊命木花咲耶姫命
社格 村社
創建 不詳
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鳥居

歴史

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創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿』に記載されている[1]ことから、その頃には既に存在していたものと推測される。当初は「諏訪社」という名称であった[2]

「不動院」が別当寺であった[1]。不動院は真言宗の寺院で、同市同区の清浄院住職の隠居寺であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[2]。現在は清浄院の境外仏堂「不動堂」として現存している。

1874年明治7年)に周辺の4社を合祀、1907年(明治40年)の神社合祀により、更に多くの神社が合祀された。その際に、主祭神の建御名方命(たけみなかた)から「南方(みなかた)」とし、更に「なんぽう」と読ませることで「南方神社(なんぽうじんじゃ)」と称することになった[2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 吉野原村.
  2. ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、258-259p

参考文献

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  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
  • 「吉野原村 諏訪社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ153足立郡ノ19、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764000/45