商品価格指数(しょうひんかかくしすう)とは、商品の価格動向を時系列などにより把握するための指標で、目的に応じて1つあるいは2つ以上の商品の価格を一定の方法で計算して算出される。

代表的な商品価格指数 編集

国内 編集

  • 日本銀行国際商品指数

19の商品から構成され、日本の貿易統計における輸入金額に応じた比重(ウウェイト)により平均として算出される。[1]

海外 編集

GSCIはGoldman Sachs Commodity Indexの略。2007年にStandard & Poor'sに移管された。24の商品で構成され、世界における生産金額に応じた比率(ウェイト)により加重平均として算出される。[2]

商品全体の価格動向を測るため1957年にCommodity Research Bureauにより作成された商品価格指数。現在19の商品を対象に計算されている。当初はイコールウェイトであったが2005年に比率が変更されている。[3]

当初のCRB指数を引き継いており、17の商品を同比重(イコールウェイト)で平均を計算し指数としている。[4]

脚注 編集

  1. ^ 「日本銀行国際商品指数(OCI)」の解説” (html). 日本銀行調査統計局 (2013年). 2015年12月21日閲覧。
  2. ^ S&P GSCI™構成比率” (html). Goldman Sachs. 2015年12月21日閲覧。
  3. ^ THOMSON REUTERS CORE COMMODITY CRB INDEX” (pdf). ファクトシート. Thomson Reuters (2013年). 2015年12月21日閲覧。
  4. ^ THOMSON REUTERS EQUAL WEIGHT CONTINUOUS COMMODITY INDEX (CCI)” (pdf). ファクトシート. Thomson Reuters (2013年). 2015年12月21日閲覧。