善明寺 (遠野市)

岩手県遠野市にある寺院

善明寺(ぜんみょうじ)は、岩手県遠野市にある浄土宗寺院山号は金光山。本尊阿弥陀如来。阿弥陀如来坐像等が市から有形文化財に指定されている。

善明寺

本堂(平成30年12月)
地図
遠野駅より直線で約200mの距離に位置
所在地 岩手県遠野市大工町2-5
位置 北緯39度19分53秒 東経141度31分34秒 / 北緯39.33139度 東経141.52611度 / 39.33139; 141.52611座標: 北緯39度19分53秒 東経141度31分34秒 / 北緯39.33139度 東経141.52611度 / 39.33139; 141.52611
山号 金光山超踰院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 延宝7年(1679年
開山 善明
開基 南部直栄
文化財 阿弥陀如来坐像2体、五輪塔(市指定有形文化財)
イチイ(市指定天然記念物)
法人番号 3400005003839 ウィキデータを編集
善明寺 (遠野市)の位置(岩手県内)
善明寺 (遠野市)
善明寺 (遠野市)の位置(日本内)
善明寺 (遠野市)
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概要

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当寺の前身、養安寺は平安時代末期、1171年承安元年)に当時の領主阿曽沼家の菩提寺として養安により草創されたと伝えられている。法然の高弟、金光は東北地方に布教の旅に出て遠野に立ち寄り、縁あって同寺二代目の住職になっている。当時の布教の困難さを物語る「天狗の牙」や「真似牛伝説の角」などが所縁の品として伝わっている。当寺は八戸南部氏・直栄の帰依を受け、善明により開基された。その後、八戸南部氏は遠野へ移封を命ぜられ当寺も家臣と共に移転した。とりあえず当時無住だった養安寺に32世として入山することになった。遠野城下を形成するにあたり現在地を授かり延宝7年(1679年)本堂を建立。寺号山号を入れ替え金光山超踰院善明寺とし現在に至っている。境内に錦洞政方の設立になる「錦洞文庫記念館」があり、書道美術館として一般公開をしている。

文化財

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以下が市から文化財、記念物指定を受けている[1]

有形文化財

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天然記念物

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ギャラリー

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 市指定文化財一覧”. 遠野市. 2018年12月18日閲覧。

周辺施設

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外部リンク

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