回春(かいしゅん)とは、「春が巡ってくる」という意味。ここから転じて「病気が回復すること」や「若返る」ことを指す言葉として用いられるようになった。

名称・定義編集

現在の日本ではもっぱら性的に「衰えた精力を取り戻すこと」の意義で使われるが原義は少々異なる。

歴史編集

16世紀後半、李朱医学(中国伝統医学)漢方などを用いたいわゆる回春剤の処方をまとめた「万病回春」という医学書を宮廷の御典医でもある龔廷賢(きょうていけん、キョウは龍の下に共)が著作。

「万病回春」は江戸時代初期にキョウ廷賢(きょうていけん)の弟子の戴曼公(たいまんこう) が日本に渡来し、万病回春を日本で最初に紹介して日本全土に広め、日本漢方流派の後世派に影響を与えた。