大谷 弘明(おおたに ひろあき、1962年 - )は、日本建築家日建設計大阪室長。神戸大学客員教授。大阪府生まれ。

概要 編集

1986年、東京藝術大学美術学部建築科卒業。同年、日建設計に入社。2003年、設計室長に。

自邸「積層の家」[1]が2005年、日本建築学会賞受賞[2]

2014年開業のザ・リッツ・カールトン京都を設計[3]し、2015年に第3回京都建築家賞の最優秀賞を受賞[4]している。

その他の代表作として、新居浜市立別子銅山記念図書館1992年、キーエンス本社屋と研究所1994年、愛媛県歴史文化博物館1994年、愛媛県美術館1998年、大同生命霞が関ビル、京都大学医学部百周年記念施設、芝蘭会館2004年など、多数。

2013年に日本建築家協会のアーキテクツサロン「建築家の系譜シリーズ」で登壇[5]。2017年には京都府建築士会主催の建築士会セミナーに登壇[6]

脚注 編集

  1. ^ 好文, 中村「大谷弘明 積層の家」(pdf)『INAX REPORT』第169号、INAX、2003年、40-42頁、2021年8月22日閲覧 
  2. ^ 積層の家 — 設計: 大谷弘明 施工: 丸公建設 | 株式会社新建築社”. 新建築社 (2004年5月). 2021年8月22日閲覧。
  3. ^ 日経アーキテクチュア 宮沢 洋 (2014年2月11日). “京都・鴨川に現代和風ホテル、リッツカールトン開業: 日本経済新聞”. ケンプラッツ. 日本経済新聞. 2021年8月22日閲覧。
  4. ^ 第3回京都建築賞 受賞作品” (pdf). 京都府建築士会 (2015年). 2021年8月22日閲覧。
  5. ^ アーキテクツサロン:JIA兵庫地域会:公益社団法人 日本建築家協会 近畿支部兵庫地域会”. 日本建築家協会 (2013年8月9日). 2021年8月22日閲覧。
  6. ^ 10+1 website|テンプラスワン・ウェブサイト|建築インフォメーション|一般社団法人京都府建築士会 建築家セミナー2017「京都の地に建築すること」(京都・2/17)”. テンプラスワン. LIXIL出版 (2017年2月17日). 2021年8月22日閲覧。

参考文献 編集

  • 日経アーキテクチュア 2005.5.30