好男好女
『好男好女』(こうなんこうじょ、原題:好男好女、英語題:Good Men, Good Women)は、1995年に制作された台湾・日本合作映画。
好男好女 | |
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タイトル表記 | |
繁体字 | 好男好女 |
簡体字 | 好男好女 |
拼音 | Hǎonán hǎonǚ |
英題 | Good Men, Good Women |
各種情報 | |
監督 | 侯孝賢(ホウ・シャオシェン) |
脚本 | 朱天文(チュー・ティエンウェン) |
原作 | 蒋碧玉(ジャン・ピーユ)、藍博洲(ラン・ボーチョウ) |
製作 | 水野勝博、市山尚三、謝屛翰(シェ・ピンハン)、金介文(キン・ジェウェン) |
製作総指揮 | 奥山和由、楊登魁(ヤン・ダイクイ) |
出演者 |
伊能静 林強(リン・チャン) 高捷(ガオ・ジェ) |
音楽 | 陳懐恩(チェン・ホァィエン)、江孝文(ジャン・シャオウェン) |
撮影 | (チェン・ホアイエン) |
編集 | 廖慶松(リャオ・チンソン) |
美術 | 黄文英(ホァン・ウェンイン) |
配給 | 松竹 |
公開 |
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上映時間 | 108分 |
製作国 |
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言語 | 台湾語 |
概要 編集
『悲情城市』『戯夢人生』に続くホウ・シャオシェン監督の台湾現代史三部作の第3部。白色テロの時代を取り上げようと考え、釈放された老政治犯を描く朱天心(チュー・ティエンシン)の『台湾從前有個浦島太郎』を原作とする予定だったが、アイドル歌手出身の伊能静をキャスティングした後に藍博洲(ラン・ボーチョウ)の『幌馬車の歌』(鍾浩東(チェン・ハオトン)ら政治的迫害を受けた人々のドキュメント)を原作に採用した。ホウ・シャオシェンはそこに現代に生きる女優の物語を重ね合わせたが、その結果として本来の鍾浩東・蒋碧玉(ジャン・ピーユ)夫妻の物語が見えにくくなってしまった。蒋碧玉の劇中劇はモノクロで、それを演じるリャンジンの過去と現在はカラーで表現されており、現代のパートにはその後のホウ・シャオシェン映画のスタイルを強く感じさせる。
第48回カンヌ国際映画祭出品。第32回金馬奨最優秀監督賞受賞。
ストーリー 編集
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白色テロの物語を描く映画『好男好女』の蒋碧玉役を演じている女優、梁静(伊能静)の元には毎日ファックスが送られてくる。それは梁静の盗まれた日記の断編であった。日記は亡くなった恋人の阿威(高捷)との日々や、彼を亡くした後の酒に溺れるようになって自暴自棄な生活をおくった時のことが書かれた赤裸裸なものだった。そんな中、撮影のリハーサルも進み、蒋碧玉らは国民党に捕らえられ、尋問を受け、投獄される。やがて次々に人々は処刑されて行き、その中には蒋碧玉の夫鍾浩東(林強)もいた…というシーンの撮影に入っていく。はたしてファックスを送ってくる者の目的は何か?[1]。
キャスト 編集
スタッフ 編集
関連項目 編集
脚注 編集
- ^ KINENOTE HP 好男好女 あらすじ参照
外部リンク 編集
- 好男好女 - allcinema
- 好男好女 - KINENOTE
- Good Men, Good Women - オールムービー(英語)
- Hao nan hao nu - IMDb(英語)