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婆藪仙像(三十三間堂)

婆藪仙人(ばすせんにん、ばそせんにん[1]、ばすうせんにん、ばそうせんにん)とは仏教における護法善神である。梵名はvasu[1]。基本的には婆藪仙人は二十八部衆の一尊として置くが、必ずしも二十八部衆にのみ登場する仏尊とは限らない。例えば熊本県の水上村龍泉寺木造婆藪仙人立像は脇侍として安置されている[2]。なお、八部衆二十四諸天二十八天では見られない[3]。婆藪仙人は殺生の罪を犯したことにより生きながら地獄に落ちたが華聚菩薩の力によって救われ地獄を脱し、釈迦の元に生き衆世を救うと誓ったといわれる[1]

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ a b c 『日本仏像大全書』p369
  2. ^ 水上村龍泉寺木造婆藪仙人立像
  3. ^ 「二十四諸天と二十八部衆 (東アジアの思想と構造)」『東アジア文化交渉研究』pp.229-236

参考文献編集

  • 二階堂善弘「二十四諸天と二十八部衆(東アジアの思想と構造)」『東アジア文化交渉研究』関西大学大学院東アジア文化研究科、(6)、2013年
  • 杉山太郎・前田常作『日本仏像大全書』2006年