小口 貴久(おぐち たかひさ、1979年1月11日 - )は、長野県長野市出身の元リュージュ選手。冬季オリンピック3大会連続出場。妻はスケルトン選手の小口貴子[1]

来歴 編集

小学5年生の時にリュージュを始める[2]。長野市立東部中学校、長野県長野高等学校を経て[3]信州大学教育学部を卒業後、信州大学大学院教育学研究科修了[4]。ホテル・ルーエに所属[5]。信州大学在学時に全日本リュージュ選手権大会男子2人乗りで1998年から2001年まで4連覇を達成[2]、同大会では2004年から2009年までも1人乗りおよび2人乗りで6連覇(2008年には1人乗り、2人乗り両種目を制覇)と国内では圧倒的な強さを見せた。日本代表としてリュージュ世界選手権に参戦、2002年ソルトレークシティオリンピック2006年トリノオリンピック2010年バンクーバーオリンピック冬季オリンピックに3大会連続出場[2]。バンクーバー終了後に現役を引退[2]。2015年より公益財団法人日本オリンピック委員会ナショナルトレーニングセンターに勤務[6]

主な成績 編集

  • 1998年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 1999年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2000年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2001年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2002年 ソルトレークシティオリンピック2人乗り1回戦途中棄権
  • 2004年 全日本リュージュ選手権大会男子1人乗り優勝
  • 2005年 全日本リュージュ選手権大会男子1人乗り優勝
  • 2006年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2006年 トリノオリンピック1人乗り20位
  • 2007年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2008年 リュージュ世界選手権男子2人乗り23位
  • 2008年 全日本リュージュ選手権大会男子1人乗り優勝
  • 2008年 全日本リュージュ選手権大会男子2人乗り優勝
  • 2009年 全日本リュージュ選手権大会男子1人乗り優勝
  • 2010年 バンクーバーオリンピック1人乗り30位

脚注 編集

  1. ^ 選手名鑑 時事ドットコム、2018年1月30日更新。
  2. ^ a b c d 夢先生の紹介 スポーツこころのプロジェクト、2018年5月4日閲覧。
  3. ^ リュージュの日本代表選手団一覧 日本オリンピック委員会、2010年2月12日更新。
  4. ^ 小口貴久選手が寄贈された記念品を展示しました。 信州大学教育学部、2018年5月4日閲覧。
  5. ^ リュージュ小口31歳「自分見せられる場にもう一度」 朝日新聞デジタル、2010年2月15日更新。
  6. ^ 小口貴久 公益財団法人日本オリンピック委員会 Eight、2018年5月4日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集