岩原信九郎

日本の心理学者

岩原 信九郎(いわはら しんくろう、1923年1月2日 - 1978年2月3日)は、日本の心理学者。 愛知県豊橋市出身。

略歴 編集

愛知県豊橋市出身。1947年東京文理科大学心理学科卒。1949年ミズーリ大学に留学。帰国後、奈良女子大学助教授、東京教育大学助教授を経て、1972年教授、1976年筑波大学教授併任。薬理心理学、生理心理学の発展に寄与した[1]

1978年1月3日、急性心不全のため東京都西池袋の平塚胃腸病院にて死去。55歳[2]

著書 編集

  • 『推計学による新教育統計法』日本文化科学社 1955
  • ノンパラメトリック法 新しい教育統計』日本文化科学社 1955
  • 『教育と心理のための推計学』日本文化科学社 1957
  • 『推計学による新教育統計法』日本文化科学社 1962
  • 『ノンパラメトリック法 新しい教育・心理統計』日本文化科学社 1964
  • 『教育と心理のための推計学』日本文化科学社 1965
  • 『記憶力』1976 講談社現代新書
  • 『生理心理学』星和書店 1981

翻訳 編集

  • K.H.プリブラム『脳の言語 実験上のパラドックスと神経心理学の原理』酒井誠共訳 誠信書房 1978

脚注 編集

  1. ^ 20世紀日本人名大辞典
  2. ^ 訃報欄 岩原信九郎(東京教育大、筑波大教授)『朝日新聞』1978年(昭和53年)2月4日朝刊、13版、19面