巴一作

日本のスーパーセンテナリアン (1909 - 2020)

巴 一作(ともえ いっさく、1909年明治42年〉8月15日[2][3] - 2020年令和2年〉4月14日[4])は、日本医師長寿の男性。渡邉智哲が2020年2月23日に死去して以来、男性長寿日本一となっていた[5]

ともえ いっさく

巴 一作
生誕 (1909-08-15) 1909年8月15日
日本の旗 日本 愛知県岡崎市
死没 (2020-04-14) 2020年4月14日(110歳没)
日本の旗 日本 愛知県岡崎市
死因 老衰
住居 日本の旗 日本 愛知県岡崎市梅園町[1]
国籍 日本の旗 日本
職業 医師
著名な実績
  • 存命人物のうち国内男性最高齢(2020年2月23日 - 2020年4月14日)
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人物 編集

愛知県岡崎市に生まれる。1939年、名古屋医科大学から医学博士を授与[6]。1968年、第4代市立岡崎病院長に就任[7]

岡崎市の老人ホームで生活し、が好きで99歳の時まで運転していた。日ごろは車椅子で移動し、施設職員や入所者らとの会話を楽しみ[8]新聞を読んだりテレビを見たりして過ごしていた[9]

2020年2月23日、渡邉智哲が死去したことにより国内男性最高齢となったことが、厚生労働省により発表された。

2020年4月14日18時44分に岡崎市内の病院で老衰のため死去[10][11]。110歳244日没。

長寿記録 編集

  • 2018年9月 - 岡崎市内最高齢。県内最高齢の男性となる[12]
  • 2020年2月 - 男女を通じた県内最高齢となる[13]
  • 2020年2月23日 - 存命中の日本の男性最高齢となる。
  • 2020年4月14日 - 110歳244日で死去。国内最高齢男性は滋賀県の白井庄次郎となった。

脚注 編集

  1. ^ 110歳 男性の国内最高齢者が死去 老衰のため 愛知 岡崎”. NHK (2020年4月15日). 2020年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
  2. ^ Q.岡崎市民が国内男性最高齢者になりました。”. 岡崎市 (2020年2月25日). 2020年2月25日閲覧。
  3. ^ 110歳、男性の国内最高齢者が死去”. 共同通信 (2020年4月15日). 2020年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
  4. ^ Q.国内男性最高齢の岡崎市民が亡くなられました。”. 岡崎市 (2020年4月15日). 2020年4月15日閲覧。
  5. ^ 男性最高齢の112歳死去 12日にギネス認定、新潟の渡辺智哲さん”. 時事ドットコム (2020年2月25日). 2020年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月25日閲覧。
  6. ^ 本邦における悪性貧血について”. CiNii Dissertations. 2020年2月25日閲覧。
  7. ^ 沿革 | 当院について | 岡崎市民病院”. www.okazakihospital.jp. 2020年2月25日閲覧。
  8. ^ 愛知・岡崎の巴さんが国内最高齢男性に 110歳”. 中日新聞 CHUNICHI Web. 2020年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月25日閲覧。
  9. ^ 国内最高齢男性は110歳巴さん”. 西日本新聞ニュース. 2020年2月25日閲覧。
  10. ^ 110歳、男性の国内最高齢者が死去”. 佐賀新聞LiVE (2020年4月15日). 2020年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月15日閲覧。
  11. ^ 男性国内最高齢、巴一作さん死去=110歳、老衰で―愛知”. エキサイトニュース (2020年4月15日). 2020年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月9日閲覧。
  12. ^ 東海愛知新聞2018.9.15”. FMおかざき. 2020年2月25日閲覧。
  13. ^ 県内最高齢112歳”. 東日新聞 (2020年2月14日). 2020年2月25日閲覧。
記録
先代
渡邉智哲
  存命男性のうち日本最高齢
2020年2月23日 - 4月14日
次代
白井庄次郎