市川信愛
市川 信愛（いちかわ のぶちか、1924年4月21日 ‐ 2002年4月2日）は日本の商学者（華僑論）。元九州国際大学教授。元宮崎大学教授。文学博士。長崎県出身。
略歴 編集
1944年東亜同文書院大学入学。その後、九州大学法文学部を卒業し、GHQ経済科局農水産省総合研究所、長崎県経済研究所、長崎大学商業短期大学、宮崎大学教育学部教授を経て1989年九州国際大学国際商学部教授に就任[1]。
華僑社会経済、金門華僑関係の研究活動が顕著である。2000年8月には台湾の金門島に調査に入り現地でシンポジウムも開催した[2]。
要著 編集
- 華僑社会経済論序説 九州大学出版会 1987年
- 現代南洋華僑の動態分析 九州大学出版会 1991年
- 華僑社会の特質と幇派 その歴史的変容過程の研究 須山卓共著 長崎大学東南アジア研究所 1976（東南アジア研究叢書）
論文 編集
脚注 編集
- ^ 九州国際大学同窓会 橘會50年史 随想文集より
- ^ 台湾研究 日本台湾学会 金門島研究の魅力と課題より
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