帰って来た蛍
『帰って来た蛍』(かえってきたほたる)は、カートプロモーション企画・制作の舞台作品。
解説
編集先の大戦末期に鹿児島の知覧に実在した陸軍特攻基地から出撃した特攻隊員と「富屋食堂」の女将 鳥濱トメ との秘話を基に制作された舞台で、出撃した後に蛍になって帰って来たという逸話の残る、宮川三郎少尉の悲話がメインに描かれている[1][2]。
スタッフ
編集脚本・演出は、全公演を柿崎ゆうじ(旧・柿崎裕治)が担当した。
柿崎は、『蒼空の神々』・『未来への伝言』ではエグゼクティブプロデュ―サーを、『天空の誓い』からは製作総指揮を兼務している。
主な登場人物
編集公演タイトル
編集- 『帰って来た蛍』[3][4]
- Kart Promotion プロデュース Vol.4
- 2008年6月6日 - 15日、会場:新宿SPACE107
- 『帰って来た蛍 〜神々のたそがれ〜』[5][6]
- Kart Promotion プロデュース Vol.7
- 2010年7月15日 - 25日、会場:草月ホール
- 『帰って来た蛍 〜慟哭の詩〜』[7][8]
- カートプロモーション プロデュース 第八弾 "鳥濱トメ"生誕110周年・没後20周年記念
- 2012年6月8日 - 16日、会場:前進座劇場/2012年7月4日、会場:長岡市立劇場大ホール
- 『帰って来た蛍 〜蒼空の神々〜』[9][10]
- カートプロモーション プロデュース 第十弾
- 2014年6月26日 - 7月6日、会場:俳優座劇場
- 『帰って来た蛍 〜未来への伝言〜』[11][12]
- カートプロモーション プロデュース 第十一弾 終戦七十周年記念公演
- 2015年6月11日 - 6月17日、会場:俳優座劇場
- 『帰って来た蛍 ~天空の誓い~』[13][14]
- カートプロモーション プロデュース 第十三弾
- 2017年10月17日 - 22日、会場:俳優座劇場
- 『帰って来た蛍 ~令和への伝承~』[15]
- カートプロモーション プロデュース 第十六弾
- 2022年7月23日 - 31日(7月26日休演)、会場:俳優座劇場
- 『帰って来た蛍 ~永遠の言ノ葉~』[16]
- カートプロモーション プロデュース 第十七弾
- 2024年6月29日 - 7月7日(7月2日休演)、会場:俳優座劇場
脚注
編集- ^ “戦後70周年の節目の年に。『帰って来た蛍』6月上演│エンタステージ”. enterstage.jp (2015年5月7日). 2025年5月25日閲覧。
- ^ “特攻隊の思い繋ぐ 最初の出撃から80年 舞台「帰ってきた蛍」東京・俳優座で6月29日開幕”. 産経新聞社 (2024年6月13日). 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜神々のたそがれ〜|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜神々のたそがれ〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜慟哭の詩〜|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜慟哭の詩〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜蒼空の神々〜|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜蒼空の神々〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜未来への伝言〜|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜未来への伝言〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜天空の誓い〜|カートプロモーション”. カートプロモーション公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜天空の誓い〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜令和への伝承〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “帰って来た蛍 〜永遠の言ノ葉〜|株式会社カートエンターテイメント”. カートエンターテイメント公式サイト. 2025年5月25日閲覧。
参考文献
編集- 赤羽礼子・石井宏 『ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子』 草思社、ISBN 4794210604
- 広井忠男 『蛍になった特攻兵 宮川三郎物語』 新潟日報事業社、ISBN 4888625751
- 『群青 知覧特攻基地より』 知覧高女なでしこ会編、高城書房出版、ISBN 4924752622