弘 恭(こう きょう、生没年不詳)は前漢宦官。字は不明、沛の人。

若いときに法律に触れて腐刑(宮刑)にされ、中黄門となり、中尚書(中書)に選ばれた。宣帝の時に中書令となり、中書僕射の石顕と共に有能さを称えられた(『漢書』佞幸伝)。

宣帝より元帝輔弼を任された蕭望之らと対立し、蕭望之を自殺に追い込んで宦官による支配体制を維持した。

『漢書』佞幸伝によると元帝即位から数年で死亡したという。