往復動圧縮機
往復動圧縮機（おうふくどうあっしゅくき）とは、クランクシャフトを動力としたピストンによりガスを高圧で吐出する圧縮機の一種である[1][2]。レシプロ圧縮機[3]、往復圧縮機[4]、往復式圧縮機[5]、レシプロコンプレッサ[6]等とも呼ばれる。
概要 編集
吸入ガスは、まず吸入マニホールドに入り、次に圧縮シリンダーに流入し、そこでクランクシャフトを介して往復運動で駆動するピストンにより圧縮され、そして吐出される。石油精製所、パイプライン輸送、化学プラント、天然ガス処理や冷却過程に用いられる。用途の例の一つにポリエチレンテレフタレート (PET)製のペットボトルの吹き込みが挙げられる。
関連項目 編集
脚注 編集
- ^ Bloch, H.P. & Hoefner, J.J. (1996). Reciprocating Compressors, Operation and Maintenance. Gulf Professional Publishing. ISBN 0-88415-525-0
- ^ “Reciprocating Compressor Basics”. www.machinerylubrication.com. 2015年12月2日閲覧。
- ^ レシプロ圧縮機 | 日本熱源システム株式会社、2019年1月31日閲覧。
- ^ 往復圧縮機：圧縮機：日立、2019年1月31日閲覧。
- ^ 圧縮機・回転機｜前川製作所 技術研究所 R&D CENTER、2019年1月31日閲覧。
- ^ レシプロコンプレッサの原理 | 技術講座 | コンプレッサ | アネスト岩田株式会社、2019年1月31日閲覧。