御手洗瑞子

日本の実業家

御手洗 瑞子(みたらい たまこ、1985年 - )は、日本実業家。株式会社気仙沼ニッティング代表取締役。

東京都出身。田園調布雙葉小学校附属幼稚園田園調布雙葉小学校田園調布雙葉中学校・高等学校を経て、東京大学経済学部卒業。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010年9月から1年間、ブータンにて初代首相の特別研究員(フェロー)を務め、同国の観光産業の育成に従事した。

日本に帰国してからは2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興プロジェクトに参加し、震災の後で何ができるだろうかと模索していた途中に、糸井重里から声をかけられる形で[1]気仙沼ニッティングの仕事を引き受けることになったという[2]

APUは学生の半数が留学生というグローバルな大学です。そして気仙沼もまたグローバルな町なんです。港町である気仙沼の船は、世界中の港を股にかけて漁をします。日本人の漁船がこの町に寄港し、水揚げをします。だれにでもオープンなこの町の気風は、どこかAPUに通ずるものがあります。

(2013年のAPUの学生への講演)

著書 編集

  • 『ブータン、これでいいのだ』新潮社、2012年(2016年に新潮文庫化)
  • 『気仙沼ニッティング物語 いいものを編む会社』新潮社、2015年

TV出演 編集

新聞 編集

  • 「美しすぎる社長、御手洗瑞子さん(30) 非情のダメ出しで被災地企業を黒字に 「気仙沼ニッティング物語」(新潮社)」産経ニュース 2015年11月29日[4] 
  • 「気仙沼漁師のセーターをブランドに 大切なのは「誇り」」The AsahiShinbun Global+2018年2月4日[5]
  • 「任せてみる勇気=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子」毎日新聞・経済観測[6]
  • 「気仙沼ニッティングがロンハーマンとコラボした新作カーディガンを発売」WWD 2019年9月6日[7]

脚注 編集

  1. ^ 崎谷美穂、柳瀬博一、糸井重里『混ぜる教育』日経BP 2016年p.16 引用は以下に。
  2. ^ 朝日新聞GLOBE+ Breakthrough 2018年3月2日閲覧
  3. ^ 「カンブリア宮殿」公式サイト
  4. ^ https://www.sankei.com/article/20151129-YQDXNAXINFOYPHDU44ZO7LQ7M4/ 2019年1月25日
  5. ^ https://globe.asahi.com/article/11530402 2019年9月10日閲覧
  6. ^ https://mainichi.jp/articles/20190125/ddm/008/070/069000c 2019年1月25日
  7. ^ https://www.wwdjapan.com/articles/922904 2019年9月10日閲覧

外部リンク 編集