忍器

かつて忍者達が使用したと考えられている道具

忍器(にんき)は、かつて忍者達が使用していたであろうと考えられている道具の総称。

概要 編集

使用したと思われる忍器は多岐にわたる。主に、狼火(のろし)など火薬を用いる「火器」、実際は定かではないが水の上を渡る際に用いたと思われる、水蜘蛛(みずぐも)などの水に関連する「水器」、紐の先に鉤針を付けるなどして、建造物や山を登る際に使用される、鉤梯(かぎばしご)などのものを登るための道具「登器」、敵から逃げる際、引き戸にひっかけて動かなくし、逃げる時間を稼ごうと考えられたという戸閉(とじめ)などの「開器」、そして敵への攻撃に使用する手裏剣などの「武器」と、内容は細かに分類される。

古くは藤林左武次保武が書いた忍術兵法書「万川集海」の中でも言及されている。また、現在も忍器に関する書籍が販売されている。

関連書籍 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集