我らの山
『我らの山』(われらのやま、アルメニア語: Մենք ենք մեր սարերը、『我らが山』・『おじいさんとおばあさん』とも)は、ナゴルノ・カラバフ共和国の首都ステパナケルトにあるアルメニア人の記念碑である[1]。ナゴルノ・カラバフ共和国は法的にはアゼルバイジャンの領土であるが、アルメニアの実効支配の下、事実上独立しており、『我らの山』はナゴルノ・カラバフのアルメニア人の象徴となっている。
記念碑は、1967年にサルギス・バグダサリヤン(Sargis Baghdasaryan)によって建造された。記念碑は火山性の凝灰岩を彫って造られている。記念碑は老いた男女の姿をしており、ナゴルノ・カラバフの人々を象徴している。
東部アルメニア語ではՏատիկ և Պապիկ(Tatik yev Papik)、西部アルメニア語ではՄամիկ եւ Պապիկ(Mamig yev Babig)とも呼ばれている。石像はナゴルノ・カラバフ共和国の国章に中心的に描かれている。
ユーロビジョン・ソング・コンテスト関連編集
2009年のユーロビジョン・ソング・コンテストでは、この石像のイメージの使用をめぐってアルメニアとアゼルバイジャンの間で論争となった。詳細はユーロビジョン・ソング・コンテスト2009#アルメニアとアゼルバイジャンを参照。
関連項目編集
脚注編集
座標: 北緯39度50分13.5秒 東経46度46分11.42秒 / 北緯39.837083度 東経46.7698389度