星 龍之介(ほし りゅうのすけ、1998年11月3日 - )は、日本男性キックボクサー、元空手家極真空手)。埼玉草加市出身。極真会館(松井館長)主催 第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会 第6位。

星 龍之介
基本情報
本名 星 龍之介(ほし りゅうのすけ)
通称

ランペイジ・ドラゴン

新・重戦車

メガトン高校生
階級 クルーザー級
身長 182cm
体重 90kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1998-11-03) 1998年11月3日(25歳)
出身地 日本の旗 日本 埼玉草加市
スタイル 空手
プロキックボクシング戦績
総試合数 5
勝ち 4
KO勝ち 4
敗け 1
引き分け 0
無効試合 0
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経歴 編集

3歳の頃に、剛柔流の空手を始めた。 父親の博昭さんは全日本空手道連盟剛柔流会で2段を持っており、道場で指導員を務めていたため星の最初の師は父親の博昭さんである。

極真会館に入門 編集

小学3年生のとき、親子で極真会館(松井館長)の門を叩いた(当時の道場責任者の破門により、少年部時代は一般社団法人極真会館に所属)。

入門して早い段階から試合に出ていたが成績は芳しいものではなかった。当時は勝利のモチベーションが湧かなかったのだろう。 そんな星の状況を変えたのは小学校高学年の時、姉と一緒に習っていた剣道をやめ、空手に集中することにし、以前に増して稽古に勤しむようになっていった。身体は横幅だけでなく身長も伸びていった。この頃から自分のファイトスタイルが、固まりつつあったという。つまり、体格を活かした、下段蹴りと突きで相手に圧力をかけていく組手だ。 当時、憧れた選手は全日本大会で5度優勝、百人組手を完遂した数見肇だった。下段一発で流れを変え一本勝ちを奪える蹴りの威力に魅せられたという。

2016年、極真会館(松井館長)に戻り、全日本高校生選抜で当時17歳の星は身長181cm、体重130kgで優勝し、メガトン高校生と呼ばれた。

2017年7月東日本大会で優勝し、新・重戦車と呼ばれた(その時の体重は127kg)。

2018年4月第35回全日本ウェイト制重量級3位(その時の体重は124kg)

第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会ではメガトン高校生と言われた星だが、3年間で30kgの減量に成功。 世界大会で第6位になり、敢闘賞も獲得した。

K-1参戦 編集

POWER OF DREAMに練習に行ったときにプロ選手に興味を持ち極真会館を退会し、POWER OF DREAMに所属し、K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5にてプロレビューし、ベテランのRUIを1RでKOし白星デビューした。座右の銘は【弱気は最大の敵】。

2023年7月17日、K-1 WORLD GP 2023でカルロス・ブディオと対戦し、1Rで左右のフック連打によるKO負けを喫しプロ初黒星となった。

POWER OF DREAM 編集

ジム所属選手には、現OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹、第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生、第5代Krushバンタム級王者の佐々木洵樹、初代K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン、第10代Krushスーパーフェザー級王者の中島千博らがいる。

練習で、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者、武居由樹のパンチを喰らっても星は笑っていた。とても強靭な肉体を持っている。

戦績 編集

キックボクシング 戦績
5 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
4 4 0 0 0 0
1 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 山口翔大 3RKO K-1 ReBIRTH2 2023年12月9日
× カルロス・ブディオ 1R 0:58 KO(左右フック連打) AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~ 2023年7月17日
AKIRA Jr 3R 1:08 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~ 2023年3月12日
坂本英則 2R 1:31 KO(左フック) Bigbang44 2023年1月22日
中平卓見 1R 1:41 KO(左フック) Krush.139 2022年7月30日
RUI 1R 2:50 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~【プレリミナリーファイト】 2022年4月3日

獲得タイトル 編集

  • 第4回IBKO全日本空手道選手権大会 中2・3男子53kg以上 優勝
  • 第12回全国ジュニア空手道選手権大会 中2・3男子55kg以上 優勝
  • 第18回JKJO全日本少年少女空手道選手権大会 中学2・3年男子重量級 3位
  • 2016年8月全日本高校生選抜無差別級 優勝
  • 2016年12月秋季関東大会 +80kg級 優勝
  • 2017年4月千葉県大会 優勝
  • 2017年7月東日本大会 優勝
  • 2018年4月第35回全日本ウェイト制空手道選手権大会 重量級 3位
  • 2018年12月バルトカップ(無差別) 4位
  • 2019年7月 東日本大会(最終選抜戦) 優勝
  • 2019年11月極真会館第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会 第6位

表彰 編集

  • 第12回全世界空手道選手権大会敢闘賞
  • Krush.139 BEST KO賞受賞

外部リンク 編集