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本位銀貨として広く流通したスペイン系
8レアル銀貨 1768年銘 ポトシ鋳造
アメリカの1ドル銀貨
モルガン図案 1884年銘
アメリカの貿易銀
1873年銘(イラスト)

本位銀貨(ほんいぎんか)とは、銀本位制が施行されている貨幣制度下において、本位貨幣として鋳造され発行、流通した銀貨のことである。補助貨幣とは異なり、硬貨に標記の額面と実質価値に差は無く、自由鋳造、自由融解が認められ無制限通用力を有している。

日本では明治時代に新貨条例において発行された1円銀貨と、貿易銀がこれにあたる。

また、日本以外の国では、15世紀以降スペインがメキシコを始めとするとる中南米諸国で鋳造した8レアル銀貨が当時の国際通貨になっていたほか、オーストリアのマリアテレジアの1ターラー銀貨、アメリカの1ドル銀貨、フランスの5フラン銀貨などが有名である。また日本、イギリスやアメリカなどでは海外貿易専用の貿易銀も鋳造された。基本的にこれらは先に述べたスペイン系の8レアル銀貨を模した420グレーン程度の量目を有する品位.900、直径38ミリ大の大型銀貨である。本位金貨は各種の量目、サイズのものが鋳造されたが、本位銀貨についてはほとんどの場合このサイズに限定されていた。

各国が金本位制に移行して、これら大型の本位銀貨は概ね1930年前後に姿を消した。

関連項目編集