桀燕
桀燕(けつえん、895年 - 913年)は、中国五代十国時代に北京と河北省北部を支配した国。ただし正式に称帝していた期間は911年 - 913年の僅か2年間である。
正式な国号は大燕だが、後世の史家は桀燕と呼び習わしている。
歴史
編集911年8月、劉守光は幽州で皇帝を自称し、国号を大燕と定めた。しかし913年11月に李存勗によって幽州は陥落、劉守光は逃亡するが、結局捕らえられ、ここに桀燕は滅亡した。
桀燕の統治者
編集代数 | 名前 | 生没年 | 在位 |
---|---|---|---|
1 | 劉守光 | ? - 914年 | 911年 - 913年 |
資料
編集新五代史
編集- 『唐本紀第五』
- 天祐六年…(中略)…燕王劉守光聞晋攻梁深入,乃大治兵,声言助晋,王患之,乃旋師.七月,會趙王王鎔於承天軍.劉守光稱帝於燕.