樮川(ほくそがわ)は、日本の地名。難読で知られ、樮は国字である。

事例 編集

由来 編集

樮川の由来は、「昔この土地に山火事ありて燃え広がりしも、大木の西にて消火せしにより、木の西の火と書き『ほくそ』と読まて樮川と称す」という言い伝えによる。印南町公民館の村上昌三によると、江戸時代の文献に既に「樮川」と出ているという。「ほくそ」は、「火糞」、「燭」とも書き、蝋燭の燃え殻のこと。「ほそくず」、「ほすひ」とも[1]

出典 編集

  1. ^ 国字の字典、飛田良文監修、菅原義三編、東京堂出版、1990年、ISBN 978-4490102796