歌川国雪
明治時代の浮世絵師
来歴
編集『浮世絵師便覧』によれば二代目歌川国貞の門人、梅章と号したという。ただし『浮世絵師人名辞書』には「国雪」と称した者が三代目豊国門人と四代目国貞門人で二人いたとしており、その経歴については定かではない。明治21年(1888年)刊行の『紅紫並帯花』には「国雪」と落款した挿絵がある。
参考文献
編集- 飯島半十郎(虚心) 『浮世絵師便覧』 1893年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。28コマ目。
- 桑原羊次郎 『浮世絵師人名辞書』 教文館、1923年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。50コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年