歯髄充血
歯髄充血(しずいじゅうけつ、pulp hyperemia)とは歯髄疾患の一つで歯髄内の血管に血液がたまること。充血と言うが、通常、歯髄充血では充血と鬱血を区別しない。可逆性の歯髄疾患であり、歯髄炎の初期症状として、歯髄炎に分類される場合もある。
症状
編集自発痛無し。冷熱刺激により疼痛を持つ[1][2]。原因を除去すれば疼痛は持続しない[2]。長引くと歯髄炎に移行する事もある。
原因
編集治療
編集出典
編集参考文献
編集- 須田英明、中村洋 編『エンドドンティクス』(第3版第1刷)永末書店、京都市上京区、2010年3月31日。ISBN 978-4-8160-1214-3。
- 安田英一、戸田忠夫 編『歯内治療学』(第2版第6刷)医歯薬出版、東京都文京区、2004年1月20日。ISBN 4-263-45418-9。
- 前田勝正「各論 3章 歯髄疾患 1.歯髄疾患の概要 4.歯髄疾患の臨床病理学と臨床症状」『歯内治療学』、96-102頁。