法華寺 (京田辺市)

日本の京都府京田辺市の寺院

法華寺(ほっけじ)は、京都府京田辺市にある日蓮宗(総本山身延山久遠寺)の寺院である。山号は瑞應山。旧本寺は、大本山本圀寺(六条門流)。勇師法縁。

法華寺
法華寺本堂外観
所在地 京都府京田辺市大住岡村61番地
位置 北緯34度50分9秒 東経135度45分0.8秒 / 北緯34.83583度 東経135.750222度 / 34.83583; 135.750222
山号 瑞應山
宗派 日蓮宗
本尊 久遠実成本師釈迦牟尼仏 日蓮聖人奠定の大曼荼羅
創建年 日蓮宗改宗は1638年。それ以前は真言宗で室町期の創建と伝える
開基 喜見院日便上人
中興年 平成2年本堂・庫裡新築
中興 功徳院日薩上人
正式名 瑞應山法華寺
別称 曇華院宮仮菩提所・愉快な仲間が気楽に集う寺
法人番号 5130005009143 ウィキデータを編集
法華寺 (京田辺市)の位置(京都府内)
法華寺 (京田辺市)
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歴史 編集

もともとは大日堂盛行庵と称し、醍醐三宝院の流派に属する真言密教の精舎であったが、寛永15年(1638年)に当地の代官澤井家出身の喜見院日便上人が日蓮宗法華寺と改められ現在にいたる。蛤御門の変では曇華院宮が当地に避難、澤井家を仮御所とされ、法華寺を仮菩提寺とした。戦後、中興37世日薩が本堂庫裡を新築、それを受けた38世日梵は京田辺市を中心に宇治市・城陽市・久御山町・八幡市・精華町・木津川市・枚方市と教線を拡大、また、青年信行組織「法華寺菩薩団」を結成し、宗教活動のみならず地域社会に貢献すべく活動を展開。令和3年3月には檀信徒参集施設「妙壽殿瑠璃庵」が落慶した。法縁は勇師法縁。現住職は第38世中紙賢孝(開聞院日梵)で日蓮宗専任布教師・教誨師。滋賀県大津市の本要寺を兼務している。

外部リンク 編集