画像提供依頼:すはまの画像提供をお願いします。2019年5月

州浜(すはま)とは、大豆、青豆を煎って挽いた州浜粉に砂糖水飴を加えて練りあわせて作る和菓子の一種。

概要編集

 
家紋の洲浜

鎌倉時代京都にあった菓子店「松寿軒」の考案による。のち京都の和菓子店「植村義次」によって作られた豆飴の断面が州浜紋に似ていたため、「州浜(すはま)」という名前になった。

浜辺の入り組んだ様子を意匠化した「州浜」のデザインは、家紋の他、饗宴や婚礼の飾り物を置く島台などに使われおり、江戸時代にはめでたいイメージを持った菓子としてよく知られるようになった[1]。随筆『嬉遊笑覧』(1830年)には州浜の原型について、麦芽・大豆を粉にして練り、竹皮に包んだ「飴ちまき」であり、「豆飴」ともいう、とある[1]すあまとは別物だが、江戸時代には州浜を「すあま」と呼んでいた例もあり、混同が見られる[1]

現在では、州浜粉を使った菓子全体を「州浜」・「すはま」と呼ぶようになっている。

脚注編集

  1. ^ a b c 中山圭子『事典 和菓子の世界』増補改訂版 岩波書店 2018年、ISBN 978-4-00-061259-3 pp.84-86.

関連項目編集

外部リンク編集