浄音寺 (さいたま市)
埼玉県さいたま市岩槻区にある浄土宗の寺院
浄音寺(じょうおんじ)は、埼玉県さいたま市岩槻区にある浄土宗の寺院。
歴史
編集1489年(延徳元年)、浄音によって開山された[1]。浄音は当地で草庵を結び、念仏三昧の生活を送った[1]。その後、1494年(明応3年)に円誉融弘が本堂を建立し寺院化した。そして浄音の名を採り「浄音寺」とした[2]。
1591年(天正19年)、関東地方の新領主となった徳川家康は、狩猟の途中に当寺に立ち寄った。その頃の当寺は谷間に位置していたことから、家康より「深谷山」という山号と寺領3石が与えられた[2]。
交通アクセス
編集- 路線バス末田停留所より徒歩5分。
脚注
編集参考文献
編集- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年
- 「末田村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ202埼玉郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764007/103。