滝川一宗

江戸時代前期の岡山藩士。滝川宗次(岡山藩番頭、縫殿助)の長男。子に長太郎(1666-1667、長男)、竹三郎(1668-1669、次男)

滝川 一宗(たきがわ かずむね、寛永6年(1629年) - 延宝2年1月18日1674年2月23日))は、江戸時代前期の岡山藩士。藩主池田光政の娘婿。岡山藩番頭滝川縫殿助宗次の長男。祖父は滝川出雲辰政。曽祖父は滝川左近将監一益通称は儀太夫。別名に正次。

寛永6年(1629年)、大坂にて誕生した。

寛文2年(1662年)、藩主光政の娘六姫の再婚相手となり、毎年500俵を給される。

寛文6年(1666年)長男長太郎誕生。翌年長太郎死去。

寛文8年(1668年)次男竹三郎誕生。翌年竹三郎死去。

延宝元年(1673年)長女於吉誕生。相次いで子供を亡くしていたことから、百姓夫婦を養い親として4歳まで育てさせる。

延宝2年(1674年)1月18日、正次(一宗)は病から乱心し自害した(六姫による殺害とも)。享年46。

延宝4年(1676年)、娘の於吉は池田家に戻った六姫に引き取られ、鴨方藩池田恒能の世子内匠頭政熙に嫁いだ。