「ドラえもん (キャラクター)」の版間の差分

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=== 身長 ===
ドラえもんの身長は129.3cmである。この数値は、[[1975年]]2月頃、藤本と方倉らによって決められ、同年3月に発売された『小学四年生』にて発表された。ドラえもんの身長は連載開始時はのび太と同程度だったが、連載が進むにつれ、のび太より若干低く描かれるようになった。{{要出典範囲|アニメではドラえもんの身長は1メートル程度になるよう作画されている|date=2023年10月}}。
 
==== ドラえもんの身長に関する情報の正確性・妥当性 ====
; 「129.3は小学4年生の平均身長」説の信憑性のなさ
2023年現在、「129.3cmという数値は当時の小学4年生の平均身長から決められた」という情報が、さも公式情報のように流布<ref>複数のテレビ番組等で放送。2023年9月2日にテレビ東京系列で放送された「出没!アド街ック天国」でも同内容を放送。</ref>されているが、それが事実だという根拠は一切見つかっていない。
* そもそも「小学4年生の平均身長は129.3cm」という情報の典拠が一切ない。
* 「1968年の9歳女子の平均身長は129.3cm」という情報が「e-Stat 政府統計の総合窓口」に掲載されているが、ドラえもんの身長が定められたのは1975年なので、わざわざ1968年の情報を調べて採用したという不自然な流れになる。
* ドラえもんの「身長」「体重」等と「生年月日の末尾4桁」はすべて同一の「1293」の数字の並びであることが1975年に同時に定められたが、誕生日が「9月3日」であることは、当時のアシスタントの羽中ルイの誕生日が元になって提案され、藤本も「8月だと夏休みなので子供達には印象がうすい。9月はじめならなにもないのでちょうどいいな」という理由で採用したという証言がある<ref>えびはら武司「藤子スタジオアシスタント日記~まいっちんぐマンガ道~」(竹書房)p39,p44 </ref>。身長に関する典拠がまったくない以上、生まれた月日がまず決まり、同じ「93」の数値を身長、体重等に当てはめたという流れの方に妥当性がある。
* 「平均身長」の語句が最初に語られた研究本は[[1998年]]にファンクラブにより書き下ろされた『ド・ラ・カルト』だが、「平均身長から引用した、ということらしい」と書かれているのみで、典拠の提示もなければはっきりと断定もしていない。これ以降の書籍やテレビ番組は、『ド・ラ・カルト』の情報を精査することなく事実だと誤読し、断定の形に強めて記載・放送していると考えられる。
** 『ド・ラ・カルト』で身長に関して記された該当箇所は以下の通り。「繰り返し出てくる129.3の数字。誕生日さえも並べると129.3のごろ合わせになる。これだけこだわった数字にいったいどんな意味があるのかと思えば、当時の小学4年生の平均身長から引用した、ということらしい。(改段落)のび太を平均的な小学4年生に設定し、彼を見おろさない身長ということで、ドラえもんを同じ129.3センチにした。身長だけにとどまらず、他のデータまで揃えるという徹底ぶりが面白い」<ref>『ド・ラ・カルト ~ドラえもん通の本~(小学館、1997年)p32</ref>
 
=== 体重 ===