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=== 高麗川駅 - 倉賀野駅間===
高麗川から川越線が当線から右手に分かれてゆくが、川越線との間に約45度の角度で分かれる線路がかつてあった。それは[[太平洋セメント]]埼玉工場への[[専用鉄道|専用線]]で、[[2009年]]7月当時は[[踏切]]部分で分断され、[[車止め]]が立っていたり、[[軌条|レール]]が残されていたりしていた。地元、[[日高市]]に跡地が買収されてポッポ道と呼ばれる[[歩道|遊歩道]]として完成し、一部にレール・警報機・遮断機が残されている<ref>[http://www.city.hidaka.lg.jp/news/detail.1.11633.html 「遊歩道が完成 愛称はポッポ道」] - 日高市ホームページ、2014年10月27日閲覧</ref>。その[[廃線]]跡を眺めながら、八高線はそのまま北上する。[[高麗川]]を渡り、しばらくすると左手に[[埼玉医科大学]]と同病院の白い大きな建物が見えると、[[毛呂駅]]である。[[毛呂山町]]の市街地を抜け、間もなく右から[[東武鉄道|東武]][[東武越生線|越生線]]が並行してきて[[複線]]のよう(<ref group="注釈">この区間は並走している鉄道路線も同様に単線運転を行っているため、「単線並列」となる)。</ref>になり、[[越生駅]]に着く。越生から[[ログハウス]]風の駅舎を持つ[[明覚駅]]を過ぎ、八高線で駅間距離が8キロと最長の山間区間に入り、市街地に出たところで東武[[東武東上本線|東上線]]を跨いで左にカーブし、[[小川町駅 (埼玉県)|小川町駅]]に着く。小川町駅は折り返し列車もある拠点駅である。
 
東武東上線を左に並走させながら再び2キロほどを複線のように走り、東上線が左に分かれて当線の上を跨ぐと、間もなく[[竹沢駅]]である。この辺りからは山村の風景が広がり、半径250メートルの曲線と20パーミルの勾配で標高150.6mの峠を越えて[[単式ホーム]]の[[無人駅]]である[[折原駅]]を過ぎる<ref>{{Cite book|和書|author= 川島令三|authorlink=川島令三|coauthors = |year = 2003-12-01 |title = [[全国鉄道事情大研究]] 東京北部・埼玉篇(2)|publisher = [[草思社]]|page = 190|isbn = 978-4-7942-1267-2}}</ref>。左カーブで[[鉢形城]]跡を右手に見たところから視界が開け、右カーブして[[荒川 (関東)|荒川]]に架かる[[荒川橋梁 (八高線)|荒川橋梁]]を渡る。列車は再び半径300メートルの曲線で右にカーブすると、[[秩父鉄道秩父本線|秩父鉄道]]の下をくぐって[[寄居駅]]に到着する<ref>{{Cite book|和書|author= 川島令三|authorlink=川島令三|coauthors = |year = 2003-12-01 |title = [[全国鉄道事情大研究]] 東京北部・埼玉篇(2)|publisher = [[草思社]]|page = 191|isbn = 978-4-7942-1267-2}}</ref>。寄居駅は本路線と、東武東上線、秩父鉄道の[[乗換駅]]だが、竹沢駅手前で分かれた東上線は、当線とは反対方向の東側から駅に入り、同駅を起終点とする。当線と東上線ホームの間には[[秩父鉄道秩父本線|秩父鉄道]]のホームがあり、寄居駅を出てしばらく右に秩父鉄道を並走させ、三たび複線のようにして走る。[[関東平野]]西端部を走ってきた本路線だが、寄居駅から終着駅の高崎までは西端部を離れ、完全に平野の中を走る。