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--[[利用者:二代目チャンストゥー|二代目チャンストゥー]]([[利用者‐会話:二代目チャンストゥー|会話]]) 2024年7月6日 (土) 14:42 (UTC)
 
== とりあえず一部分(私が本当に編集したいところ)のシミュレーションです ==
 
 
これはWikipedia日本語版のページ[[江戸川コナン]]から転記(バージョンは2024年6月19日)したものを勝手ながらシミュレーションとして編集したものです
 
== 性格と信条 ==
 
=== 冷静さ ===
作中では手を顎に掛けて黙々と考え込んでいるシーンが多々見られる。
 
自身や仲間がなんらか(犯人・災害など)
 
作者[[青山剛昌]]や過去に企画・プロデューサーを務めていた[[諏訪道彦]]の発言にもある通り、キャラクターが死亡したり、自身や仲間が絶体絶命」の危機に陥った際でも、感傷的になっていたくことは今までで一度もない<ref group="注">ただし小五郎からのゲンコツを喰らい、その痛みから涙を流すことはある。</ref>。ただし、どこか寂しげな表情を浮かべることは、それほど多くはないがある<ref>劇場版「[[名探偵コナン ベイカー街の亡霊|ベイカー街の亡霊]]」など</ref>。
 
基本的にはこのようにクールで動じない印象であるが、憶測で犯人の心境・動機を決めつけたり{{refnest|犯人の目的が「探偵たちに財宝を探させ、見つかったら皆殺しにして独り占めする気だった」と推理したが、実際に計画を企んだのは被害者の方であり、犯人はそれを止めるために事件を起こした<ref name="集められた名探偵">単行本30巻File.4「糾合」 - File.7「誑欺(スティング)」(アニメ219話「集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド」)。</ref>、「犯人は被害者を衝動的に殺害した」と推理したが、実際は事故死だった<ref name="張り込み2">アニメ1092話「張り込み2」(アニメオリジナル)。</ref>など。|group=注}}、早合点の推理で無実の人間を犯罪者と誤解し、攻撃してしまうなど<ref name="歩美ちゃん誘拐事件">単行本9巻File.1「危ないかくれんぼ」 - File.3「えっ!本当!?」(アニメ12話「歩美ちゃん誘拐事件」)。</ref><ref name="若奥様が消えた秘密">アニメ795話「若奥様が消えた秘密」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="心のこもったストラップ">単行本94巻File.5「灰原の機嫌」 - File.7「ただのじゃないもん!」(アニメ925話 - 926話「心のこもったストラップ」)。</ref>、たまに思慮に欠いた面を見せることもある。また、阿笠博士からは「頭は切れるが落ち着いて行動できないのが玉にキズ」(阿笠談){{refnest|そのため、劇場版では犯人相手に大立ち回りになることが多く、『[[名探偵コナン 水平線上の陰謀|水平線上の陰謀]]』に至っては真犯人のミスリードに引っかかってしまった<ref name="水平線上の陰謀">劇場版第9作『[[名探偵コナン 水平線上の陰謀|水平線上の陰謀]]』。</ref>。|group=注}}と評価されたこともある。
 
=== 優しさ ===
 
基本的には
 
蘭や灰原、少年探偵団、服部平次などとは深い愛情や友情で結ばれており、彼
 
しかし、それに対して事件の犯人に対しては優しさよりも辛辣な態度を見せることの方が多く、彼を形作るうえで重要な要素の1つである(詳細は後述)。
 
=== 探偵としての正義感、モットーほか ===
また非常に正義感が強く、しかしその正義感、特に犯人に見せる態度には独自性がある。誰かの悲鳴が聞こえてきた際にはまっさきにその現場に駆けつけ、
 
新一時代は人一倍目立ちたがり屋な面を見せており、事件を解決したこと・人気や知名度が上がったことを鼻に掛けたり、探偵を続ける理由に犯人を追いつめるスリルと快感がたまらないと道楽的な感覚を持ったりしていた<ref name="ジェットコースター殺人事件" />。
 
一方、自分が犯した罪に対する姿勢は甘く、作中では未成年飲酒・盗聴などを行っており、黒ずくめの組織絡みでも目くらましのためとは言え、放火や死体遺棄・損壊を行っている。
 
作者の[[青山剛昌]]やアニメ版の[[プロデューサー]]の[[諏訪道彦]]によると「コナン(新一)は、、犯人に同情しない」とのルールがあり、事件後の犯人や関係者へのアフターケ基本的にはアも一切しない(作中のほとんどで小五郎や園子などを探偵役にして推理を披露することに加え、コナン自身が常に正体を隠さなければならないという事情もあるため、本編では逮捕後の犯人との面会などは一度も行われていないが、特別編では犯人と面会したことがある)。本人いわく「分かりたいとも思わねーよ。人が人を殺したいと思う気持ちなんてな!」とのこと<ref name="愛と決断のスマッシュ" />{{refnest|仇討ちとは無関係の蘭を口封じのために誘拐して殺人計画を正当化した者に対する発言<ref name="愛と決断のスマッシュ">アニメ295話「愛と決断のスマッシュ(後編)」(アニメオリジナル)。</ref>。|group=注}}。無関係の人物を巻き込んだり、犯罪を軽視・正当化する場合は、動機の質に関わらず、事件の非(責任)が全て犯人にあるような物言いで追い打ちをかけたり<ref name="料理教室殺人事件">アニメ110話 - 111話「料理教室殺人事件」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="犯行現場は激セマ店">アニメ634話「犯行現場は激セマ店」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="海に裏切られた男">アニメ750話「海に裏切られた男」(アニメオリジナル)。</ref>、抵抗すると物を蹴り飛ばしてぶつける<ref name="ジェットコースター殺人事件" /><ref name="消えた死体殺人事件">単行本6巻File.6「結成!少年探偵団」 - File.8「動く死体の謎」(アニメ15話「消えた死体殺人事件」)。</ref>など、精神的・肉体的にダメージを与えるケースも多い(平次・世良・小五郎・目暮など、作中に登場する自称探偵や現役警察官はほとんどこのスタンスを取っている)。また、心の中で愚痴をこぼしたり<ref name="絶叫手術室">単行本72巻File.5「ヤバイ死に様」 - File.7「偽りの足」(アニメ625話 - 626話「絶叫手術室(オペルーム)」)。</ref><ref>単行本82巻File.8「ないのよ…」 - File.10「赤バッジ」(アニメ748話「本庁の刑事恋物語(告白)」 - 749話「本庁の刑事恋物語(真相)」)。</ref>、追い詰められて興奮した犯人を刺激し、大暴れさせたりする場面が度々ある<ref name="小さな目撃者たち">アニメ281話「小さな目撃者たち」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="白い手の正体">単行本92巻File.8「若狭先生の自宅」 - File.10「真っ白な気持ち」(アニメ896話 - 897話「白い手の女」)。</ref>。
 
しかし、作中では例外も幾つかあり、命の危険に晒された犯人に対しては[[量刑#加重事由・減免事由・減軽事由|情状酌量]]の余地があると訴えたり{{refnest|常に自分を追尾していた[[ストーカー]]に殺されると思い込んだ女性は毒入りの栄養ドリンクとストーカー独特の癖を利用してストーカーを毒殺したが、後にコナンは小五郎を推理役にしてストーカーの鞄の中に彼女を殺害するためのガラス切りやナイフが入っていた証拠を目暮に説明しており、彼女の犯行は情状酌量されると推定し、一日でも罪を償って素晴らしい夢に向かって歩んでほしいと彼女に述べた<ref name="ストーカー殺人事件">アニメ71話「ストーカー殺人事件」(アニメオリジナル)。</ref>。|group=注}}、恋人や家族を殺された怨恨が動機の犯人に対しては冷たく当たらず{{refnest|「無理やり頭を水の中に押し込まれた」という証言欲しさに蘭に危害を加えた犯人に対して、犯行を正当化してもコナンは非難しなかった(ただし、推理を披露する前に蘭を襲ったことに対し激しい怒りを抱いていた)<ref name="資産家令嬢殺人事件">単行本9巻File.7「花婿選び」 - 10巻File.1「水の時間差トリック」(アニメ39話 - 40話「資産家令嬢殺人事件」)。</ref>。|group=注}}生きる気力を与えたり、殺された者のために罪を償うよう諭す{{refnest|焼殺された父親の仇討ちを果たした犯人が焼身自殺を図ろうとした際に、コナンは犯人を炎の中から助け出そうとして、父親の遺言通りに生きるよう説得を試みた<ref name="ピアノソナタ『月光』殺人事件" />。また、焼殺された両親の仇討ちを終えた犯人の自殺を阻止するとともに、その犯人に対して事件の関係者の1人が、自殺した息子の代わりに生きるようにと諭したことについて、コナンは肯定的であった<ref name="名家連続変死事件">単行本15巻File.10「血染めの包帯」 - 16巻File.3「炎の絆」(アニメ77話 - 78話「名家連続変死事件」)。</ref>。なおこれらの被害者は放火殺人という大罪を犯しており、両者の犯人は無関係の人物を一切殺傷していない。|group=注}}<ref group="注">このような動機の犯人が自殺を図っていない場合は、無言であることが多い。</ref><ref group="注">目暮警部は切実な動機の犯人に対しては複雑な表情を浮かべる様子が多い。</ref>など非常に切実な事情がある犯人には配慮することもあり、そのような場合は被害者にも非がある証拠を突き付けたりする{{refnest|例えば、犯人の父親が書いた遺書<ref name="ピアノソナタ『月光』殺人事件" />や被害者が隠していた凶器の入ったバッグ<ref name="ストーカー殺人事件" />など。|group=注}}。また、このような事情がある犯人が自身の犯行を正当化しても非難しないこともある{{refnest|自身と友人の父親たちを過失で嵐の海で溺れさせて見殺しにした男を殺害した犯人が「自分1人が犠牲になって仇討ちした」という主旨の言葉で犯行を正当化しようとしたが、被害者の男が事故の証人である船員を口封じで溺死させていたため、コナンはこの発言を非難しなかった(ただし、その後の犯人の「勇気」という言葉の意味を履き違えた発言に関しては、蘭に非難されている)<ref name="網にかかった謎">単行本31巻File.5「暖かき海」 - File.7「勇気ある決断」(アニメ246話 - 247話「網にかかった謎」)。</ref>。また、園子を誘拐しようとした男を撲殺した犯人が自身の犯行によって誘拐を阻止したという主旨の言葉で園子たちに感謝を促したが、過去に犯人の息子が被害者の男に誘拐され殺害された上、男が証拠不十分で不起訴になったため、コナンはこの発言についても非難しなかった<ref name="カラオケBOXの死角">単行本59巻File.11「疑惑の瑛祐」 - 60巻File.2「瑛祐の告白」(アニメ507話 - 508話「カラオケBOXの死角」)。</ref>。|group=注}}。
 
その他、作中では以下のような対応を取ったケースも幾つかある。
 
* 自身が尊敬する人物が犯人である可能性があると、前述の「捜査に私情は禁物」という信条に反する行動を取ったケース。
** 自身が大ファンである元アスリートの無実を証明するために奔走するが、彼が犯人であることを示す証拠ばかり浮上して来たため、切ない表情を浮かべながら彼に自首を促した<ref name="大阪3つのK事件">単行本29巻File.09「Kスリー」 - 29巻File.11「レッドカード」(アニメ238話 - 239話「大阪3つのK事件」)。</ref>。
* 肉親が死ぬ遠因や原因となった者を仇討ちで殺害した犯人に良心に訴える形で諭したケース。
** 犯人は弟を弄んでいた元恋人の女優に対し弟の死への謝罪と墓参りを求めた<ref name=":0" group="注">この時点ではまだ殺意を抱いていなかった。</ref>が、反省の色も罪悪感もなく彼女がそれを拒絶したことで激高し殺人を犯す。推理後、犯人に対し「弟さん、喜んでいるでしょうか?」と諭した<ref name="黒いイカロスの翼">アニメ203話 - 204話「黒いイカロスの翼」(アニメオリジナル)。</ref>。
** 自身の父親の自殺の原因となった会社経営者と協力した長男を殺害した犯人に対し「あなたのお父さんは喜んでいるでしょうか?」と諭した<ref name="雪の夜の恐怖伝説">アニメ261話 - 262話「雪の夜の恐怖伝説」(アニメオリジナル)。</ref>。
* 作中で殺人を犯した犯人を見逃したことは一度もないが、再犯の恐れが消えた犯人をとがめずに見逃したケース。
** 逆恨みから誘拐事件を起こした犯人は、ターゲットが自分の復帰を願っていることを知り改心し、コナン(新一)は警察に通報しなかった<ref name="プロサッカー選手脅迫事件">単行本7巻File.8「新一の恋人!!」 - 8巻File.1「ついに見つけた!!」(アニメ10話「プロサッカー選手脅迫事件」)。</ref>。
** 養子縁組によって戸籍上の兄になった男性に恋心を抱き、その婚約者を嫉妬から殺害しようとした犯人が反省していることと、一命を取り留めた被害者が事故と主張したため、コナン(新一)は決定的な証拠があるにもかかわらず警察に話さなかった<ref name="スキューバダイビング殺人事件">単行本17巻File.3「三つの謀」 - File.5「忘れちゃいない」(アニメ114話 - 115話「スキューバダイビング殺人事件」)。</ref>。
** 恋愛関係を誤解して殺人未遂をした女性に対しては、彼女の血糖降下剤による自殺を阻止したが、その誤解を招いた被害者が謝罪の意味を込めて警察に嘘の犯人像を証言したため、コナンも口裏を合わせた<ref name="アイドル達の秘密">単行本32巻File.5「久しぶりの集結」 - File.7「アイドル達の誤解」(アニメ249話 - 250話「アイドル達の秘密」)。</ref>。
** 妊娠の初期症状などを誤解し、妻を正当防衛に見せかけ殺害しようとして未遂に終わった犯人に真相を話し、生まれてくる子供のことを考慮し、事故として処理するよう口添えした<ref name="1ミリも許さない">単行本76巻File.6「全然笑わない人」 - File.8「曲解の結末」(アニメ675話 - 676話「1ミリも許さない」)。</ref>。
* 事件の当事者や周囲に対する考慮から偽装や隠蔽を行い、犯人に対し法廷で[[偽証の罪|偽証]]するように勧めたケース。
** 何も知らない家政婦にブレーカーを引かせて夫を殺害した犯人には、殺人の片棒を担いでしまったことへの罪悪感を家政婦に背負わせないため、警察と示し合わせたうえで偽の殺害方法で殺害したと証言するように勧めた<ref name="暗闇の中の死角">単行本24巻File.3「あと半年」 - File.6「最後の心」(アニメ170話 - 171話「暗闇の中の死角」)。</ref>。
*** なお、この対応は後に[[黒の組織#ベルモット|ベルモット]]の変装に関する重要な伏線となる<ref name="黒の組織と真っ向勝負">単行本42巻File.5「満月の夜と黒い宴の罠」 - File.10「ラットゥンアップル」(アニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」)。</ref>。
* 自分を恐喝していた男を殺害し、それを自分を捨てた男への報復に利用した犯人に同情したケース。
** 推理後、犯人を捨てた男は「馬鹿な女」と吐き捨てたが、それに対しコナンは「事件の背景が報じられれば、付き合っている婚約者やその父親はどう思うか?」と尋ね、それに反応するように犯人はほくそ笑んだ<ref name="最後の贈り物">アニメ840話「最後の贈り物」(アニメオリジナル)。</ref>。
* 推理の途中で宝石強盗犯人の犯した妨害により初めて推理を中断され、偶然犯人と居合わせ拳銃を突きつけられ連れ去られる。その後、裏切者であり自分を殺害しようとして失敗し事故死した共犯者と共に煙突の中に落ちた宝石を回収するためコナンを煙突の中へ向かわせる(本来なら縄梯子を使う予定だったが、体が小さいコナンを連れ去ったためその必要はなくなった)。しかし、盗んだはずの3億円相当の宝石が半分以下しかなかったことから、この事件の黒幕であり強盗に仕入れたばかりの高額の宝石を盗ませ宝石にかけられていた保険金を騙し取ろうと企てていた宝石店のオーナーに裏切られていたことを知り報復を決行することを決める。その後、用済みとなったコナンを車から放り出したケース。
** 報復しようとした犯人のいる現場で、殺人を犯させない主義で殺人を中断させる。その後、「借りは返したよ」「あの時子供でも殺すって言ったけど、僕が車から放り出されたのは中央分離帯だった」「偶然じゃないよね、わざわざスピードまで落としたんだから」と犯人に対して感謝を表した<ref name="連れ去られたコナン">アニメ913話 - 914話「連れ去られたコナン」(アニメオリジナル)。</ref>。
 
罪を償わずに自殺しようとする犯人に対しては、当初は厳しい態度を取っていた{{refnest|口封じのための蘭への殺人未遂を反省せず、自分の殺人を正当化したまま自殺しようとした犯人に対して、「死にたきゃ勝手に死にやがれ!バーロ!」と暴言を吐いたこともある<ref name="山荘包帯男殺人事件">単行本5巻File.1「怪人…包帯の男」 - File.5「殺人鬼の正体!」(アニメ34話 - 35話「山荘包帯男殺人事件」)。</ref>。ただし、その時は暴言から続けた厳しい非難によって結果的に犯人に自殺を思い留まらせている。|group=注}}が、「ピアノソナタ『月光』殺人事件」では、犯人の自殺を阻止できずに死なせてしまう<ref name="ピアノソナタ『月光』殺人事件">単行本7巻File.2「月影島への招待状」 - File.7「名前の秘密!!」(アニメ11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」)。</ref>。この事件はコナンの心に暗い影を落とし、以降は「推理で犯人を追い詰めて死なせてしまっては、殺人者と変わらない」と考え、「犯人は絶対に自殺させない」ことを探偵としての信条とするようになった{{refnest|この事件の犯人の自殺はコナンを通じて間接的に平次の探偵としてのあり方にも影響を及ぼすことになる<ref name="浪速の連続殺人事件">単行本19巻File.5「食いだおれの街」 - File.8「免許証の秘密」(アニメ118話「浪速の連続殺人事件」)。</ref>。また[[ルパン三世 (架空の人物)|ルパン三世]]からは対極的な言葉を言われている。|group=注}}。そのため、自分が死と隣り合わせであるという危険な状況下でも、犯人を救い出すことがある他{{refnest|洞窟が地震で崩壊しそうな状況であるにもかかわらず、気絶した犯人に救命具を着けさせて救出している<ref name="幽霊船殺人事件">アニメ62話「幽霊船殺人事件(後編)」(アニメオリジナル)。</ref>。また、脱出不可能な状況の超高層ビルの中で服毒自殺を図ろうとした犯人を腕時計型麻酔銃で眠らせて自殺を阻止し、スーパーカーに乗車させて爆発寸前のビルから脱出した<ref name="天国へのカウントダウン">劇場版第5作『[[名探偵コナン 天国へのカウントダウン|天国へのカウントダウン]]』。</ref>。|group=注}}、犯人の自殺を推理で事前に察知した際にもこれを阻止している{{refnest|連続殺人事件の幕引きとして犯人の自殺を推理で事前に察知した際には、警察と協力してこの犯人の自殺を阻止している。なお、この犯人の動機は転落した自身の父親を見殺しにした者への{{読み仮名|仇討|あだう}}ちであるが、前述の肉親を殺された動機の犯人と同様の配慮を行なってはいない<ref name="ストラディバリウスの不協和音">単行本46巻File.2「前奏曲(プレリュード)」 - File.6「幻想曲(ファンタジア)」(アニメ385話 - 387話「ストラディバリウスの不協和音」)。</ref>。|group=注}}。ただし、犯行が自己中心的であった場合は、前述のとおり厳しく非難することがある{{refnest|自分の息子に酒を飲ませて事故死させる遠因を作った4人を殺害した犯人が、{{読み仮名|仇討|あだう}}ちとは無関係な人物を巻き込んだ上、そのことを反省せずに拳銃自殺を図ろうとしたため、コナンは「大きな罪を犯したのにその償いもしないで死んじゃうなんて、そんなずるいことさせないよ!!」と非難した<ref name="戦慄の楽譜" />。|group=注}}。
 
たとえ自分や親しい人物の命を危険にさらすような犯人でも死に追いやらないようにしている{{refnest|世良が毛利探偵事務所に籠城した犯人を窓際に誘導して[[特殊急襲部隊|警視庁特殊部隊]](SAT)に射殺させようとした際、これに否定的なコナンは蘭に「新一ならそんなことは絶対にしない」と言わせカーテンを閉めさせることで阻止した<ref name="探偵事務所籠城事件">単行本73巻File.9「名推理を聞かせろ!」 - 74巻File.1「ページをめくれない本」(アニメ648話 - 650話「探偵事務所籠城事件」)。</ref>。|group=注}}。なお、被害者があえて犯人に殺される決断をした場合「'''間違った答え'''」と非難することもある<ref name="本当に聞きたいコト">単行本62巻File.11「ホントに聞きたいコト」 - 63巻File.2「推理の答え」(アニメ523話「本当に聞きたいコト」)。</ref>。ただし、中学校時代の恩師が同様の行為をした際には、コナン(新一)は非難しなかった<ref name="6月の花嫁殺人事件">単行本8巻File.8「花嫁の悲劇」 - File.10「殺しの理由」(アニメ18話「6月の花嫁殺人事件」)。</ref>。
 
=== リーダーシップ ===
 
帝丹小学校1年B組の友達と結成した少年探偵団では、実質的なリーダーとして前面に立ち、強いリーダーシップを発揮している。
 
初期の頃は元太が現在よりもやや粗暴だったり<ref>単行本2巻File.8「恐怖の館」 - 2巻File.10「地下室の悪夢」(アニメ20話「幽霊屋敷殺人事件」)。</ref>、子供達が好奇心旺盛すぎて手に負えなかったりで、探偵団をうまく纏め上げるのに苦労することもあったが、歩美・元太・光彦はしばしばコナンの推理力や行動力に依存しつつも、
 
=== その他の性格的特徴 ===
蘭や少年探偵団のメンバーなどの仲間に対しては、危険危険な行動自ら純粋な好奇心に駆られて単独で危険な行動
 
この行動は特に初期に著しく見られ、t
 
 
蘭や小五郎など、彼の正体を知らない大人に対しては、基本的には常に「あれれ〜? おっかしいぞぉ〜?」のような幼い口調で話し、推理時になるとさらにその傾向が強まる。さらに口調だけではなく、如何にも小さな子供らしく天真爛漫、本来の自身の性格とは甚だ乖離した態度で接し、母親譲りの演技力が遺憾なく発揮されている。しかし、灰原の演技力が自分よりも上だということを認める発言もしている。
 
しかし、素の新一が小学生の頃は生意気な態度をとることも多く、
 
服部平次に対しても、蘭などがいる前では彼を「服部」ではなく「平次にーちゃん」と呼び、同じような口ぶりで話す。ただし、その幼すぎる口調を指摘されるのが恥ずかしいため、彼の正体を知らない少年探偵団の前では決して使いたがらない<ref name=":0">単行本50巻File.5「ワクワク取材」 - File.7「ザ・少年探偵団」(アニメ435話 - 436話「探偵団に密着取材」)。</ref>、
 
== 能力 ==
 
=== 頭脳・知識 ===
{{読み仮名|頭脳明晰|ずのうめいせき}}かつ豊富な知識量と柔軟な思考の持ち主で、観察眼に優れている。父親から受け継いだ高い推理力を。体躯が小さくなったものの、[[神経系]]には影響していないようであり、その頭脳明晰さや新一時代の記憶などは変わっておらず、それらを活用して数々の難事件を解決している。
 
知識に関しては[[歴史]]・古典文学・外国文学・科学・物理・文化など非常に幅広く、これらを推理の際に役立てている。ただしサッカーを除くスポーツ・エンタメ系の知識<ref group="注">後述の音楽知識や流行のテレビゲーム、[[阪神甲子園球場|甲子園球場]](アニメでは「甲子園野球場」)の{{読み仮名|[[阪神甲子園球場#銀傘|銀傘]]|ぎんさん}}のことなど。</ref>など、自身の興味がそれほど深くない事柄に関しては他のキャラクターに引けを取ることが多くなっている。
 
 
[[英語]]は[[母語|ネイティブ]]の人とも普通に話せるほど堪能だが<ref group="注">作者によれば、外国語は「いっぱい」話せるとのこと。</ref>、[[イタリア語]]は理解できず、辞書で調べたり<ref name="大都会暗号マップ事件">単行本4巻File.7「暗号表入手!!」 - File.10「光る魚の正体」(アニメ4話「大都会暗号マップ事件」)。</ref>、翻訳してもらったりする<ref name="世紀末の魔術師" />ことがある。[[ロシア語]]もあまり理解できていなかったが<ref name="世紀末の魔術師" />、後に流暢な会話ができるレベルまで上達している<ref name="ハロウィンの花嫁">劇場版第25作『[[名探偵コナン ハロウィンの花嫁|ハロウィンの花嫁]]』。</ref>。[[近畿方言|関西弁]]にも難があり、周囲に違和感を覚えさせることもしばしばある{{refnest|[[京阪式アクセント]]でなく[[東京式アクセント]]だったり、[[標準語]]が混ざったりする<ref name="迷宮の十字路" />ため、平次に「けったいな関西弁」と評されている<ref name="ホームズ・フリーク殺人事件" />。何度も指摘されるうちに自覚が出てきたようで、犯人にボロを出させるための挑発として使ったこともある<ref>単行本74巻File.5「どっちが名探偵なんだ?」 - File.7「魔法の料理」(アニメ651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」)。</ref>。|group=注}}。[[点字]]は理解している。
 
=== 運動能力  ===
体力は相応の子供並みに落ちているようであり、探偵としての行動に制限がかかるため、[[名探偵コナン#道具|阿笠博士の作ったメカ]](「時計型麻酔銃」や「蝶ネクタイ型変声機」「犯人追跡眼鏡<ref group="注">度は入っていない。</ref>」「イヤリング型携帯電話{{refnest|現実世界に携帯電話が普及した以降の話ではほとんど使っておらず、別に[[W21S]]のエナジーレッドをコナンとして1台、新一として1台所持している。劇場版などでは多少変更されている。ダイヤルロックの暗証番号は、シャーロック・ホームズにちなんで「4869」<ref>単行本47巻File.4「ロックをはずして…」(アニメ400話「疑惑を持った蘭」)。</ref>。2010年代に入ってからはスマートフォンが普及したこともあり、[[Xperia]] arcまたは[[Xperia acro]]と思しき機種を使っているシーンが見られる。|group=注}}」「ターボエンジン付きスケートボード」「キック力増強シューズ」など)でそれを補っている{{refnest|犯人が喫煙者であることを逆手にとり、{{読み仮名|煙草|たばこ}}の火と[[スピリタス]]のアルコール度数の高さを利用して火災を発生させ、相手の目をごまかしている間に逃げるなど、持ち前の知識力を活かした知略でも相手を出し抜くことが多い<ref>単行本24巻File.7「裏切りの街角」 - File.11「白の世界」(アニメ176話 - 178話「黒の組織との再会」)。</ref>。|group="注"}}。犯人追跡時や生命の危機に瀕した際などには、それらのメカを使用しているとはいえ、体が7歳程度まで退化したとは思えないほどの身体能力を見せることがしばしばあり<ref name=":0" group="注" />、特に劇場版において顕著である。
 
ただし戦闘に関しては、ほぼ完全にキック力増強シューズをはじめとするメカに依存しており、メカを一つも持っていなかった頃は大人の誘拐犯相手に全く歯が立たず、一方的に攻撃を受け続けた挙げ句に瀕死の状態となるが、後に駆けつけた蘭に助けられている<ref name=":0" />。
 
===== サッカー =====
[[ファイル:Hokuei_Conan_Ohashi_Conan_Edogawa_Statue_3.jpg|右|サムネイル|270x270ピクセル|コナン大橋に設置されている江戸川コナンのブロンズ像]]
帝丹中学のサッカー部所属時に1年生で[[ミッドフィールダー]]としてレギュラーに{{読み仮名|抜擢|ばってき}}され、のちに[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]にスカウトされるほどの技術の持ち主で、蘭には「続けていれば[[全国高等学校サッカー選手権大会|国立]]のヒーローになっていた」と言われている<ref name="ジェットコースター殺人事件" />。あくまで探偵に必要な運動神経を養うためだけに行っていただけらしく、高校1年生のときに探偵として依頼を受けるようになってから部活は退部している。しかし、[[反射 (生物学)|反射神経]]が優れており<ref group="注">第1話「ジェットコースター殺人事件」で蘭を茶化したことで空手技を見舞われた際にも、すべて回避していた。</ref>、脚力も並みの大人以上で、足元にたまたまある物をサッカーボールを蹴るように犯人にぶつけることで逃走を防ぐなど、サッカー部時代に鍛えた体力を危険な事件現場で犯人と対決するための戦闘力として探偵業に活かしていた。利き足は右だが左足でボールや物を蹴ることも多い。
 
コナンの姿になってからは体力が小学生並みに戻ったものの<ref group="注">そのため、危機一髪のところを警察や蘭、沖矢昴、世良真純たちに助けられることも少なくない。</ref>、反射神経は衰えておらず、[[名探偵コナン#道具|キック力増強シューズ]]や[[名探偵コナン#道具|どこでもボール射出ベルト]]を犯人逮捕時に使用している。キック力増強シューズを用いて犯人に物を蹴り当てて気絶させる際には、男性の場合は顔面や後頭部、女性の場合は胴体や背中を狙う(ただし、女性でも極端に悪辣な犯人の場合には容赦なく顔面を狙うことがある<ref>単行本59巻File.5「百足(むかで)」 - File.10「陰と雷」(アニメ516話 - 517話「風林火山」)。</ref>)。
 
利き足は基本は右だが左でも蹴れる両利きで、燃え落ちそうな吊り橋を一気に駆け抜けるスピードもあることからライターの[[深川峻太郎]]は指導者からするとサイドアタッカーとして起用したくなるが警察より先に事件解決したがる新一の性格からしてフォワード向きだと見ている{{Sfn|コナンドリル|2003|p=48}}。
 
また、白馬などの同世代高校生探偵より能力が上で、彼らが間違った推理をしてもそれを是正できるだけの能力がある<ref>単行本54巻File.9「東の高校生探偵」 - 55巻File.2「熱血探偵」(アニメ479話「服部平次との3日間」)。</ref>。「西の服部・東の工藤」と並び称される親友の平次とは、初対面時こそ平次が盲点を見落としていることを新一(コナン)が見破り<ref name="外交官殺人事件" />、その後もコナン(新一)が平次の一歩先を行くこともあったが、逆に平次がコナンの気付かない点を先に見抜くこともあり、何度か意識して推理勝負をした際はすべて引き分けている。蘭・世良・和葉・灰原(宮野志保)など同世代の女子友達にも、「新一と平次は互角」と認識されている。女子高校生探偵の世良とも、コナンと共同推理をするが、コナン(新一)の方が能力は上である。
 
父親の優作には未だ推理力一歩が及ばず、違和感に気付かなかったことを彼に指摘され、「まだまだ観察力が足りない」と評されることがある<ref name="追いつめられた名探偵!" />。頭脳と推理力に{{読み仮名|自惚|うぬぼ}}れている面があり、周囲をきちんと確認せずに推理や考えを披露し、状況を悪化させたり<ref name="赤鬼村火祭殺人事件">単行本2巻File.1「割のいい尾行」 - File.3「写真は語る」(アニメ38話「赤鬼村火祭殺人事件」)。</ref>{{refnest|犯人が複数いた場合、このような展開になる傾向が強い<ref name="バレンタインの真実">単行本33巻File.3「血のバレンタイン1」 - File.6「血のバレンタイン4」(アニメ266話 - 268話「バレンタインの真実」)。</ref><ref name="緊急事態252">単行本72巻File.2「要救助者」 - File.4「通話コード」(アニメ622話 - 623話「緊急事態252」)。</ref><ref name="少年探偵団の雨宿り">アニメ824話「少年探偵団の雨宿り」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="デパートジャック事件">アニメ17話「デパートジャック事件」(アニメオリジナル)。</ref><ref name="謎めいた乗客">単行本29巻File.3「見えない恐怖」 - File.5「白日の下の潜伏」(アニメ230話 - 231話「謎めいた乗客」)。</ref><ref name="天空の難破船">劇場版第14作『[[名探偵コナン 天空の難破船|天空の難破船]]』。</ref><ref name="探偵団VS強盗団">単行本65巻File.3「運命の人」 - File.5「揺れる心」(アニメ563話 - 564話「探偵団VS強盗団」)。</ref><ref name="園子の赤いハンカチ">単行本52巻File.9「園子の赤いハンカチ」 - File.11「スーパーマン」(アニメ457話 - 458話「園子の赤いハンカチ」)。</ref><ref name="新任教師の骸骨事件">単行本91巻File.7「スキュタレー暗号」 - File.9「若狭先生のヒミツ」(アニメ889話 - 890話「新任教師の骸骨事件」)。</ref>。|group="注"}}{{refnest|冷凍車からの脱出と事件の解決を両立させようと欲張り、光彦が[[低体温症]]になって犯人に作戦を知られてしまったうえ、助けに来た安室(バーボン)に昴(赤井)の所在を知られるきっかけを与えてしまっている。また、劇場版第17作『[[名探偵コナン 絶海の探偵|絶海の探偵]]』では、[[イージス艦]]に潜入していたスパイを突き止めたものの取り逃がしてしまい、蘭が絶体絶命の危機に見舞われるきっかけを与えてしまっている<ref name="絶海の探偵">劇場版第17作『[[名探偵コナン 絶海の探偵|絶海の探偵]]』。</ref>。さらに、テレビスペシャル『[[名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜|江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜]]』では、偶然と記憶喪失を装って無関係な事件に首を突っ込んだ結果、周囲の人々を巻き込む大騒動に発展したうえ、蘭にコナンと新一が同一人物なのではと疑われるきっかけを与えてしまっている<ref name="江戸川コナン失踪事件">テレビスペシャル『[[名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜|江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜]]』。</ref>。|group=注}}、感情や動揺が顔に出やすく、予想外の出来事に対しては挙動不審になったり<ref name="小五郎はBARにいる">単行本81巻File.3「探偵はBARで事件に遭遇する」 - File.5「探偵はBARで事件を解決する」(アニメ738話 - 739話「小五郎はBARにいる」)。</ref><ref name="蘭も倒れたバスルーム">単行本81巻File.6「浮気調査」 - File.8「居心地悪い推理」(アニメ740話 - 741話「蘭も倒れたバスルーム」)。</ref><ref name="密室にいるコナン">単行本78巻File.8「スペシャルコーチ」 - File.10「謎解きの鍵」(アニメ705話「密室にいるコナン」 - 706話「謎解きするバーボン」)。</ref>{{refnest|黒の組織絡みの場合にこの傾向が顕著に見られ、紙幣偽造の常習犯を組織のメンバーと思い込んだり<ref name="黒の組織から来た女"/>、安室(バーボン)とベルモットに赤井の生存を探られた時は、その挙動をFBIのジョディにも不審に思われた<ref name="バーボンの謎を解くピース">単行本84巻File.9「最後のピース」 - File.11「バーボンの追究、緋色の序章」(アニメ779話「緋色の序章」 - 780話「緋色の追求」)。</ref>。|group="注"}}、小さくなる前の自分しか知らないことなどを口にしてボロを出したり<ref name="月いちプレゼント脅迫事件">単行本3巻File.7「奇妙な贈り物」 - File.10「眼前セーフ」(アニメ7話「月いちプレゼント脅迫事件」)。</ref><ref name="ホームズの黙示録" />するなど、若さゆえの未熟さや精神的なムラ・不用心さも目立つ。武器を持った相手に{{読み仮名|怖気|おじけ}}づかない胆力がある反面、肝心なときに[[危機管理]]能力・状況判断力が働かず、詰めを誤ったり、無謀な行動に出た結果、第三者の助けがなければ犯人を逮捕できず逃げられたり<ref name="魚が消える一角岩">単行本64巻File.1「一角岩」 - File.3「殺気」(アニメ542話 - 543話「魚が消える一角岩」)。</ref><ref name="幽霊屋敷の真実">単行本35巻File.5「幽霊屋敷の謎」 - File.7「幽霊屋敷の謎・3」(アニメ274話 - 275話「幽霊屋敷の真実」)。</ref><ref name="霧にむせぶ魔女">単行本63巻File.9「銀白の魔女」 - File.11「魔女の正体」(アニメ545話 - 546話「霧にむせぶ魔女」)。</ref><ref name="霊魂探偵殺害事件">単行本90巻File.3「霊魂探偵」 - File.5「暗がりに鬼を繋ぐが如く」(アニメ863話 - 864話「霊魂探偵殺害事件」)。</ref>、自分自身が本当に死んでいたかもしれない場面も多い<ref name="社長令嬢誘拐事件" /><ref name="瞳の中の暗殺者">劇場版第4作『[[名探偵コナン 瞳の中の暗殺者|瞳の中の暗殺者]]』。</ref><ref name="競技場無差別脅迫事件">単行本19巻File.9「狙われたボール」 - 単行本20巻File.5「遠くからの眼」(アニメ130話 - 131話「競技場無差別脅迫事件」)。</ref><ref name="幽霊屋敷殺人事件">単行本2巻File.8「恐怖の館」 - File.10「地下室の悪夢」(アニメ20話「幽霊屋敷殺人事件」)。</ref><ref name="汚れた覆面ヒーロー">単行本38巻File.5「汚れたヒーロー」 - File.7「狼になれなかった男」(アニメ316話 - 317話「汚れた覆面ヒーロー」)。</ref>{{refnest|劇場版では、被害者をスナイパーの狙撃から守るためにボール射出ベルトを使ったところ、出現させたアドバルーン大のサッカーボールを目印にスナイパーから狙われてしまい、世良に命がけで助けられる結果となったことがある<ref name="異次元の狙撃手">劇場版第18作『[[名探偵コナン 異次元の狙撃手|異次元の狙撃手]]』。</ref>。|group=注}}。
 
=== その他の能力 ===
 
 
その他にもさまざまな分野において豊富な知識を持っており、推理の際に役立てている。その一方、
 
劇場版では[[拳銃]]や多くの乗り物([[自動車]]から[[パラグライダー]]、[[ヘリコプター]]、[[ボーイング747|ジャンボジェット機]]まで)を自在に扱っており、本人は「[[ハワイ]]で親父に教わった」と語っている<ref group="注">この台詞は、劇場版の初期当時は定番となっていた。なお、コナン(新一)の優作への呼称は普段から「父さん」であるが、ハワイの話をする時のみ「親父」と呼んでいる。</ref>。[[読唇術]]を披露したこともある<ref>[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]用ゲーム作品「3人の名推理」</ref><ref name="ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE" />。
 
アニメでは[[イヌ|犬]]を懐かせることにも{{読み仮名|長|た}}けており、デパート内のペットショップの何匹もの犬を短時間でしつけた後、犯人グループのメンバーの男を攻撃させたことがある<ref>アニメ17話「デパートジャック事件」(アニメオリジナル)。</ref>。
 
=== 知名度 ===
 
 
工藤新一としてはその功績から全国区の知名度を得ており、メディアからも「日本警察の救世主」と呼ばれている<ref name="ジェットコースター殺人事件" />。[[名探偵コナンの登場人物#警視庁|警視庁]]や[[FBI (名探偵コナン)|FBI]]といった捜査関係者からの信頼が厚く、勤務中の急な電話も快く受け入れられ、ベテランのFBI捜査官・[[FBI (名探偵コナン)#ジェイムズ・ブラック|ジェイムズ・ブラック]]からは「ビュロウ(FBI)にスカウトしたい」と評されている。
 
しかし小さくなってから工藤新一の名声は当然意味をなさず、事件解決も「眠りの小五郎」の手柄となっていたが、怪盗キッドとの初対決を顔写真付きで載せた新聞が初めて江戸川コナンの名で世間を賑わせた<ref name="コナンVS怪盗キッド">単行本18巻File.6「邂逅」 - File.9「終局」(アニメ76話「コナンVS怪盗キッド」)。</ref>。
 
それから、少年探偵団としての活躍も子供の力だけで次々凶悪犯を取り押さえたことが話題を広げていき<ref>アニメ17話「デパートジャック事件」など。</ref>、毛利小五郎や服部平次、時にはアイドルの沖野ヨーコとも親しくする姿や共に事件現場に出くわすのも、名が売れる呼び水となる。
 
実際にコナンの姿で名推理を披露して警察の信頼も得ていき、自らTVカメラの前に立って全国に名と顔が流れたこともあり、いつしか「少年探偵」や「キッドキラー」<ref name="怪盗キッドの驚異空中歩行" />、或いは自称した「ホームズの弟子」<ref name="ホームズの黙示録" />の肩書きで都外にまでファンが発足する程に及んでいる。
 
しかし、普段から有名人扱いされることがほとんどないことから、江戸川コナンとしての知名度は新一や毛利小五郎のそれとは違いそこまで広範ではなく、黒ずくめの組織のジンとウォッカも、何度か江戸川コナンとしての彼を何度か目撃したことがある<ref>File.33「はちあわせた二人組」- File.35 「ラスト10秒の恐怖」(第4巻)、「[[天国へのカウントダウン]]」ほか。</ref>が、彼の正体が工藤新一なのではないか、と感づいたことは今まで一度もない。
 
== 推理・捜査のスタイル ==
体が小さくなったことにより声質も小さい頃の声(高山みなみの声)に戻っている{{refnest|回想に見られる小学生時代の新一はコナンと同じ声である<ref name="蘭GIRL&新一BOY" /><ref name="工藤新一少年の冒険" />。|group=注}}。コナンの姿では事件の真相を語っても相手にされず{{refnest|目暮らも当初は相手にしていなかった<ref>単行本1巻File.6「迷探偵を名探偵に」 - File.9「不幸な誤解」(アニメ3話「アイドル密室殺人事件」)、他。</ref>が、コナンの鋭さを見慣れてからは彼の話を聞き入れることが増えている。|group=注}}、正体を知られてはいけないので、事情を知らない人の場合は麻酔銃で眠らせてから、正体を知っている人の場合は本人に[[口パク]]をさせ、変声機で他人の声を{{読み仮名|真似|まね}}て真相を話すことにしている{{refnest|小五郎に変装したルパンに口パクさせて変声機で真相を話した際には、ルパンが口を動かしていなかったうえ、その都度勝手な行動を取ったりしたため、コナンは呆れていた<ref name="ルパン三世VS名探偵コナン" />。|group=注}}。基本的に小五郎の引率先で事件が起こるため、小五郎の声を使うパターンは多い{{refnest|アニメではそれが災いし、彼が報復を受けそうになったこともあった(「謎の美女記憶喪失事件」・「密室の謎解きショウ」)。|group=注}}。小五郎がいない場合は[[鈴木園子]]、[[阿笠博士]]、[[名探偵コナンの登場人物#山村ミサオ|山村警部]]の声を借りることもある{{refnest|他に、[[服部平次]]を眠らせて彼の声で推理を話したこともあるが、平次は途中で目を覚ましていたため彼に正体を知られるきっかけになってしまった<ref name="ホームズ・フリーク殺人事件" />。劇場版第8作『[[名探偵コナン 銀翼の奇術師|銀翼の奇術師]]』では、飛行機の中で小五郎を眠らせようとした際に振動で誤って[[妃英理]]に麻酔銃の針を刺してしまったため、彼女の声で推理を披露した。『[[金田一少年の事件簿]]』とのクロスオーバー作品では、[[金田一少年の事件簿の登場人物#七瀬美雪|七瀬美雪]]を眠らせて探偵役にした<ref name="めぐりあう2人の名探偵" />。|group=注}}。
 
上記のほか、小五郎や[[目暮十三|目暮警部]]にヒントを与えて自力で解かせたり、蘭や有希子に推理を教え込んで真相を話させたり、推理力の高い面々<ref group="注">[[服部平次]]、[[FBI (名探偵コナン)#赤井秀一|沖矢昴]]、[[名探偵コナンの登場人物#世良真純|世良真純]]、[[安室透]]等。初期には平次とコンビで真相を話す場合も小五郎を眠らせることがあった。</ref>と協力して真相を話したりすることもある。自分で真相を話すこともあり、この場合は犯人と1対1で相対する場合が多い<ref group="注">劇場版ではほぼ毎回のお約束となっており、他に[[黒ずくめの組織]]の幹部や[[黒羽快斗|怪盗キッド]]と{{読み仮名|対峙|たいじ}}する際などもほぼ必ず1対1で相対する。</ref>。少年探偵団のメンバーがいる時は、彼らに[[トリック (推理小説)|トリック]]の実演またはヒントとなるキーワードを言わせるなど、協力してもらう。
 
周囲に自分の推理を話す際、素の状態(新一として)で推理を披露するとそれに慣れていない大人に怪しがられるため、子供のフリをしてまた、大人でも知らないような知識をつい話してしまうことがあり、気付いた後には「(親戚のフリをしている)新一兄ちゃんから聞いた」「(居候先の)小五郎のおじさんから聞いた」「〜ってテレビでやってた」と、慌てて付け加えて誤魔化している{{refnest|しかし、安室透([[黒ずくめの組織#バーボン|バーボン]])には幼い口調や誤魔化しが通用せず、疑惑を持たれてしまった<ref name="密室にいるコナン" />。|group=注}}。
 
しかし、体が小さくなってからは周囲の人に正体を怪しまれないよう、自分が活躍したことが漏れないようにしている。「新一からの指示でコナンが動いた」とのスタイルを取ることもあるため、「新一は子供を危険に巻き込むことがある非常識な人間」と劇中人物に解釈されかねない場面も少なくない<ref>アニメ826話「美女とウソと秘密」(アニメオリジナル)、他。</ref>。
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注釈が重複していますが統一に非常に手間がかかるのでそこはご容赦ください。--[[利用者:二代目チャンストゥー|二代目チャンストゥー]]([[利用者‐会話:二代目チャンストゥー|会話]]) 2024年7月10日 (水) 00:13 (UTC)