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外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにするなどの改良を加えた。
 
当初は、設計者のルイの名前をとって「ルイゼット (Louisette)」とか「ルイゾン (Louison)」と呼ばれていたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨティーヌ (Guillotine)」という呼び名が定着した。ギロチンはその[[英語]]読みであるギロティーンが訛って日本語となったものである。正式名称は「Bois de Justice (正義の柱)」と言う。当初はギロチンの刃が内側に反っていたため切れ味が悪く、一撃で罪人の首を飛ばすことは難しかった。そこで、フランス国王[[ルイ16世]]が、刃を外側に反り返らせることを提案した。これにより、ギロチンの殺傷力は格段に上昇した。なお、ルイ16世自身が改良したギロチンで処刑されたということは歴史の皮肉というほかない
 
フランスでは、[[1981年]]9月に死刑制度自体が廃止されるまで、ギロチンが使用されていた。