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'''アメリカ合衆国の海外領土'''(アメリカがっしゅうこくのかいがいりょうど、''Territories of United States''
{{ウィキプロジェクトリンク|アメリカ合衆国}}
== 編入
アメリカ合衆国における編入領域とは、合衆国の管轄下にあり、その当該領域の[[自治体]]([[政府]])および[[住民]]に対し、([[市民権]]や[[裁判権]]など)[[合衆国憲法]]が完全に適用されることを[[アメリカ合衆国議会|合衆国議会]]が定めた領域を指す。これに対して、未編入領域は合衆国の管轄下にあるが、合衆国憲法の選択された一部のみが適用される。編入領域はアメリカ合衆国の完全不可分な一部をなすとみなされ、[[占領]]地域や一時的領有地域とは区別される。
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未編入領域は、その実態からして[[保護領]]ないしは[[属領]] (Protectrate) と呼ばれるべきものであるが、米国内務省は公式には "Insular area"(島嶼地域)と呼称するようになった。
== 自治的
アメリカ合衆国の歴史において、自治的領域 (organized territory) とは、合衆国議会がその領域に適用される自治法 (Organic Act) を正式に制定し、これにしたがって自治を行う領域を指す。これら領域はアメリカ合衆国への編入
=== 最高法規・三権の形態 ===
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==歴史==
現在のアメリカ合衆国の多くの州は、その前段階として、合衆国議会が現地自治政府を設置または承認した「自治的・編入領域 (organized incorporated territory)」(準州)であった。20世紀に入る
1937年の合衆国最高裁判所のプエルトリコ人民対シェルオイル判決において、準州のみに適用されるとされたシャーマンアンチトラスト法が、(準州ではない)プエルトリコにも適用されることとなったが、この判決の際に従来の準州と、プエルトリコのような正式州化を前提とはしていない領域をそれぞれ「編入領域」と「未編入領域」の二種類に明確に区別した。
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