「アクト・ナチュラリー」の版間の差分

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== 解説 ==
[[:en:Johnny Russell (singer)|ジョニー・モリソンラッセル]]と[[ジョヴォニー・ラッセルモリソン]]のコンビで作詞・作曲され[[1963年]]にバック・オーウェンスが歌ってヒットしたカントリー・アンド・ウエスタンの曲。[[1965年]]に[[ビートルズ]]がカヴァーしてヒットさせている。
 
[[1989年]]に[[バック・オーウェンス]]のセルフヴァアルバム"[[act naturally]]"に、バック・オーウェンスと[[リンゴ・スター]]のデュエット曲が収録された。
 
== ビートルズによるカヴァー ==
{{Infobox Song
| Name = アクト・ナチュラリー
| Artist = [[ビートルズ]]
| from Album = [[4人はアイドル|四人はアイドル]]
| Released = [[1965年]][[8月6日]]
| track_no = 8
| Recorded = [[アビー・ロード・スタジオ]]<br />[[1965年]][[6月17日]]
| Genre = [[カントリー・ミュージック]]
| Length = 2[[分]]30[[秒]] <small>(stereo version)</small><br />2分33秒 <small>(monaural version)</small>
| Writer = ジョニー・ラッセル/ヴォニー・モリソン
| Label = [[パーロフォン]]
| Producer = [[ジョージ・マーティン]]
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| Next single = [[恋を抱きしめよう]]<br />b/w<br />[[デイ・トリッパー]]<br/>([[1966年]])}}
{{Extra track listing
| Album = [[4人はアイドル|四人はアイドル]]
| Type = studio
| Tracks = ;A面
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# 「[[ディジー・ミス・リジー]]」}}}}
 
もともと[[ビートルズ]]によるカヴァー・ヴァージョンは[[1965年]][[8月6日]]に発売された5枚目の[[ビートルズの作品#英国盤公式オリジナル・アルバム|イギリス盤公式オリジナル・アルバム]]『[[4人はアイドル|四人はアイドル]]』のB面1曲目に収録された。もともと同アルバムにおいてリンゴが歌う予定だった楽曲はレノン・マッカートニー作の「'''"If You've Got To Troubles'''」"(『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー2]]』に収録)という楽曲であったとされる。が、しかし曲の出来が良くなかったため、この曲を歌うこととなった<ref>ジョン・ロバートソン、速水丈著『ビートルズ全曲解説』丸山京子訳、シンコーミュージック、2002年に記載</ref>。ビートルズがカヴァーした際[[ボーカル|リード・ヴォーカル]]を務めていたのは[[リンゴ・スター]]であるが、元々リンゴはカントリーの曲を好んでいたといいそれだけに適任であったといえる。二回目のリピートとサビの部分では[[ポール・マッカートニー]]が主に4度あるいは5度上の、ハーモニーを担当している。なお[[ビートルズ]]のカバー曲は、イントロにバック・オーウェンスバージョンの間奏のギターソロをアレンジしたメロディーが用いられている、をオリジナルより間奏が1回多い、キーを上げている、楽器の構成を変えてカントリー色が薄くなっている等、よりマイルドで異なった仕上がりとなっている、との指摘がある。
 
ビートルズによるカヴァー・ヴァージョンは、イントロにバック・オーウェンス版の間奏のギターソロをアレンジしたメロディーが用いられ、オリジナルより間奏が1回多く、キーをは下げられ、楽器の構成を変えてカントリー色が薄くなっているなどの指摘がある。
[[ゲット・バック・セッション]]が当初の曲目での発売を見送られたため、結果的に[[ビートルズ]]活動期間中リリースされた最後のカバー曲になった。
 
この曲は英国では『[[4人はアイドル]]』に収録された。アメリカでは「[[イエスタデイ]]」とのカップリングでシングル化。『ビルボード』誌では最高位47位、『キャッシュボックス』誌では最高位28位を記録している。日本でも同様のカップリングのシングルが発売された。
ちなみにカバーしてから3年後「[[ドント・パス・ミー・バイ]]」でシンガー・ソング・ライターデビューしているがこの曲もリンゴ好みのカントリーの曲でソロに転向後も『[[Beaucoups of Blues]]』(邦題は「ナッシュビルのリンゴ、カントリーを歌う」または「カントリー・アルバム」)というカントリー曲オンリーのアルバムを出していた。
 
ビルボードの[[C&W]]チャートにビートルズが唯一チャートインしたシングルヒットでも知られる。
この曲は英国では『[[4人はアイドル]]』に収録された。アメリカでは「[[イエスタデイ]]」とのカップリングでシングル化。『ビルボード』誌では最高位47位、『キャッシュボックス』誌では最高位28位を記録している。日本でも同様のカップリングのシングルが発売された。
 
ビルボードの[[C&W]]チャートにビートルズが唯一チャートインしたシングルヒットでも知られる。
 
== 脚注 ==