「こばと。」の版間の差分
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|出版社= [[小学館]]
|掲載誌= [[月刊サンデージェネックス|月刊サンデーGX]]
|開始号=
|終了号= 2005年9月号
|話数= 全7話
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|掲載誌= [[月刊ニュータイプ]]
|レーベル= [[カドカワコミックス・エース]]
|開始号=
|終了号=
|開始日=
|終了日=
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|製作= こばと。を守る会
|放送局= [[NHK衛星第2テレビジョン|NHK・BS2]]
|放送開始=
|放送終了=
|話数= 全24話
|その他=
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|ウィキポータル= [[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''こばと。'''』は、[[CLAMP]]による日本の[[漫画]]作品。及び同漫画を原作とする[[テレビアニメ]]。
== 概要 ==
世界観は同じCLAMPによる以前の作品『[[Wish (漫画)|Wish]]』と共通である。アニメではそれに留まらず、『こばと。』と『Wish』の2作が原作となっている。但し『Wish』の登場人物の出番が増える程度で『Wish』のエピソードは余り使用されていない。タイトル[[ロゴ]]表記は「こばと[[フルストップ|.]]」のようになっているが、活字では「こばと。」が正しい。アニメではロゴも「こばと。」となる。
== あらすじ ==
{{ネタバレ}}<!--[[Wikipedia:ネタバレ系テンプレートの使用ガイドライン#テンプレート別の説明]]-->
ある一軒の[[アパートメント|アパート]]に、とある目的のために奮起する1人の少女がやって来た。彼女の名前は、'''花戸小鳩''' (はなとこばと)。彼女の目的は、行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、傷ついた心の塊「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすること。
お目付け役
== 登場人物 ==
「声」はアニメ版における担当[[声優]]。
==== 主要
; 花戸 小鳩(はなと こばと) / こばと
: 声 - [[花澤香菜]]
: 主人公の少女。フルネームは「花戸小鳩」だが、下の名前だけの
: [[天然ボケ]]で極度の世間知らずな性格の持ち主。彼女の持つ常識は何故かちぐはぐしているが、天界と異界の戦争
: 素性が一切不明で、作中でも一番謎が多い。常に[[帽子]]か幅広の[[ヘアバンド]]や[[ヘッドドレス]]を被っており、屋内でも外さないが、その理由は、[[光背|頭上の王冠状の光]]を隠すため。元々は人間界で暮らす人間だったが、実は重い病気持ちであり、入院している病院が自宅も同然
: 「行きたい所」 :; アニメ版
:: 飲食はしない
; 水晶
: 五百祇が
: こばとと同じように最初は「五百祇」という名前を上手く発音出来ず、「いおりょぎさん」と呼んでいたが、こばとの魂の代わりとなる時、始めて「五百祇さん」と発音し、自分も五百祇が大好きだと想いを伝えた。こばととは同じ魂を持つ異世界の同一人物である為、姿かたちはこばとと同じである。性格もこばとと同じく天然で、五百祇と最初に出会った時も羽が木に ; いおりょぎ / 五百祇(いおろぎ)
: 声 - [[稲田徹]]
: こばとと共に行動している、青い[[犬]]の[[ぬいぐるみ]]。[[吹き出し]]の台詞はすべて[[隷書体]]で書かれている。こばとのことを「どばと」と呼んだり、鋭い[[牙]]での噛み付きや、口から火炎や光線を吐くことを得意とする突っ込み役。原作初期やアニメではほぼ毎回こばとを[[採点]]し、[[頬]]に[[毛筆]]で点数を書く。的確に評価してくれるが、自分が酷い目に遭った時などは容赦無く減点する。こばとと違い、この世界の常識は一通り知っている。ぬいぐるみの姿の為、人目があると自由に動き回れない。[[酒]]が好物で、直ぐに飲みたがり、食い意地も張っている。性格はかなり横暴で短気だが<ref group="注">昔の彼を知る玄琥などからは、往時より丸くなったと語られている。</ref>、こばとのことは大切に思っており、彼女に害を加える者には容赦しない。それ故、度々こばとに手を出そうとする銀生とは険悪な雰囲気になる事が多い。
: 真の姿は、異界の王族「五百祇」。その昔「橋」の上で行われる天界・地界の代表者達との話し合いをすっぽかしていた時に出会った天使・水晶を手に入れる為、天界に戦争を仕掛けたが敗北。その戦争で天界と人間界を隔てる理に亀裂が生じ、戦いの余波が人間界に漏れてしまう。人間界で暮らしていたこばとは水晶と同じ魂を持つ存在である為に、戦いの余波をひとりで全部浴びてしまい命を落としかける。水晶がこばとを救おうとして死にかけているのを防ぐ為、そして水晶が己の命を懸けて救おうとしているこばとを助ける為、神に膝をついてまで懇願し、その願いを条件付きで聞き入れられる。戦争を起こした刑罰として神によって今の姿に変えられ<ref group="注">時折 (第18話、第23話、第30話、第32話) [[シルエット]]などで描かれる、長い[[角]]を持ち炎を身に纏った獣か獣人が以前の姿と思われるが定かではない。</ref>、水晶とこばとを救う為の一環としてこばとの願いを叶える手助けをすることとなった。
:; アニメ版
:: 今の「いおりょぎ」という名前の由来について、こばととの初対面の時に「五百祇」という名前を彼女が上手く発音出来ず
; 藤本 清和(ふじもと きよかず)
: 声 - [[前野智昭]] / [[木村亜希子]](7歳)
: よもぎ保育園の[[保育士]]。[[眼鏡]] <ref group="注">一見テンプルのない[[鼻眼鏡]]に見えるが普通の眼鏡である。これは作画の都合上、横からのアングルでテンプルが眼に掛からないように省略されたもので、眼鏡を外して机の上に置かれた場合は存在している描写がある。</ref>をかけた長髪の青年。千歳が経営するアパートのこばとの隣の部屋に住み、園の[[借金]]返済のために園で働きながら、[[洋菓子]]店「チロル」や街中にある[[屋台]]など、あらゆる場所で[[アルバイト]]をしている。
: 親に捨てられた孤児であるためか他人には中々心を開かない。こばと
:; アニメ版
:: 最終話では、こばとが消えた後に、コートにまぎれて一粒だけ残されていたコンペイトウの力でこばとを思い出すが、自分以外の人間が誰もこばとを覚えていない事実を思い知らされた上に、彼女が別の世界に行っただろうと琥珀から聞かされ落胆する。しかし、何年も後に[[弁護士事務所]]で働くようになってから、仕事先でこばとの生まれ変わりに再会し、こばとが記憶を取り戻した際には初めて名前で呼んだ。
==== よもぎ保育園関係者 ====
; 沖浦 清花(おきうら さやか)
: 声 - [[折笠富美子]]
: よもぎ保育園
:; アニメ版
:: 沖浦和斗の本心を藤本から聞かされた後によりを戻したようで、最終話でよもぎ保育園を再建している。
116 ⟶ 107行目:
: 母親が「仕事にかまけて子供の面倒をみていない」と周囲から陰口を叩かれていたが、こばとに母親を褒められたことで心を癒され、それ以来こばとに好意を抱いている。俊彦自身は仕事も自分の面倒もこなす母親を心から好いている。
:; アニメ版
:: 最終話では義男・満里奈と共に制服を着て学校に通っている
; 義男(よしお)
: 声 - [[城雅子]]
123 ⟶ 114行目:
: 声 - [[真堂圭]]
: よもぎ保育園の園児。[[ツインテール]]を赤い玉の[[髪飾り]]で留めている。
: こばとの元気がないのを見兼ねて、こばとに[[四つ葉のクローバー|四葉のクローバー]]で幸せになるようにと四葉のクローバーを探す
==== 『ちょびっツ』からの
{{Seealso|ちょびっツ#登場人物}}
以下の登場人物のように、魂を同じくする者同士の関係は「[[ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-|異世界の同一人物]]」。
; 三原 千歳(みはら ちとせ)
: 声 - [[桑島法子]]
: こばとが住む[[アパートメント|アパート]]の管理人。『カードキャプターさくら』からの三原千春との関係は不明。『ちょびっツ』では、夫・三原一郎と死別後[[旧姓]]に戻し「日比谷千歳」として登場する。『こばと。』では未登場だが夫は存命<ref>2巻 第11話 p.22</ref>で三原姓のままである。アニメ版『ちょびっツ』での声優は[[井上喜久子]]。
; 三原 千帆(みはら ちほ)
: 声 - [[中島愛 (声優)|中島愛]]
: 千歳の娘で、[[双子]]の姉。『ちょびっツ』では、三原一郎が作ったパソコン ([[ヒューマノイド]][[インターフェース]])「フレイヤ」。設定変更により、フレイヤとは違い普通の[[耳]]になっている。『ちょびっツ』での声優は[[田中理恵 (声優)|田中理恵]]
; 三原 千世(みはら ちせ)
: 声 - 中島愛
: 千歳の娘で、双子の妹。服装以外の容姿
; 植田 弘康(うえだ ひろやす)
: 声 - [[樋口智透]]
: こばとの2つ目のバイト先・[[洋菓子]]店「チロル」の店長。[[童顔]]なせいで若くみえる。『ちょびっツ』での声優は[[うえだゆうじ|上田祐司]]。
; 大村 裕美(おおむら ゆみ)
: 声 - [[豊崎愛生]]
: 洋菓子店「チロル」の店員。
: 『ちょびっツ』では[[居酒屋]]「よろこんで」の店員で、植田に思いを寄せていた。
==== 『Wish』からの
{{Seealso|Wish (漫画)#登場人物}}
; 琥珀(こはく)
: 声 - [[斎藤千和]]
: 天界の[[天使]]。[[性別]]は無い。天界では重要人物で、いおりょぎとは以前から互いの名前を知っていた。琇一郎の恋人で一緒に暮らしている。性格はこばとに負けず劣らず天然ボケである。ドラマCD版『Wish』での声優は[[小西寛子]]。
:;アニメ版
:: こばとのお膳立てで琇一郎と[[遊園地]]デートに行くことになるが、元から幸せであったためにコンペイトウは現れなかった。2人で遊園地に行く話は『Wish』にもあるが、『Wish』では[[観覧車]]に乗っているときは琥珀の姿が変わっているなどの相違がある。
; 栩堂 琇一郎(くどう しゅういちろう)
: 声 - [[成田剣]]
: 琥珀の恋人<ref group="注">琥珀によると、琥珀と一緒になってから5回生まれ変わって]]おり、琥珀の言葉から『Wish』の琇一郎と同一人物ではなくその生まれ変わりであることが示唆される。また、琥珀と琇一郎は『Wish』で出会っている。『こばと。』4巻 第32話での「既に天界には帰れない身」「罰はもうずっと前に終わっている」という琥珀の言葉は『Wish』の後であることを示唆している。</ref>で同棲している[[外科医]]。ドラマCD版『Wish』での声優は[[一条和矢]]。
:; アニメ版
:: 清花が疲労と[[ストレス]]で倒れた時に彼女を診察した。最終話では、かなりの年月が経っているにもかかわらず存命で、やはり琥珀と共に暮らしている。
; うしゃぎさん
: [[デフォルメ]]された[[ウサギ]]の姿をした「天界からの使い」。宙に浮かび、[[花]]などに姿を変えたメッセージを手に持っている。いおりょぎに伝えるのはいつも悪い報せである。可愛らしいファンシーな外見に似合わず、意外と手厳しい性格である。普通の人間には見えないにも関わらず<ref>3巻 第22話 p.62</ref>、うしゃぎさんそっくりの[[のど飴]]のイメージキャラクターがいたので、いおりょぎや玄琥は不思議がっている。『Wish』では「『うしゃぎ』さん」と二重[[鉤括弧]]付きで呼ばれるが、本作では単なる「うしゃぎさん」である。
:; アニメ版
:: [[アイキャッチ]]で踊っている。
==== 『XXXHOLiC』からの
{{Seealso|XXXHOLiC#登場人物}}
; おばあちゃん
: 声 - [[滝沢久美子]]
: [[占い師]]のおばあさん。こばとが「お手伝い」に押しかけた家の住人。小鳩やいおりょぎの正体をある程度は知っているようで、こばとの「願い」が変わるかもしれないと[[予言]]した。アニメ版『XXXHOLiC』での声優は[[谷育子]]。
:; アニメ版
:: 上記のエピソードはカットされ、母親から預かった孫の[[赤ん坊]]を子守していた。赤ん坊が泣いて困っていたが、こばとの子守歌で赤ん坊は泣きやんだ。こばとはこれでテストに合格しビンを手に入れた。後のエピソードで、こばとが拾った子[[猫]]「ミルク」を引き取った。
; 四月一日 君尋(わたぬき きみひろ)
: 声 - [[福山潤]]
: アニメ版にて、銀生がバイトで[[バウムクーヘン|バームクーヘン]]を配達した先の青年。声優はアニメ版『XXXHOLiC』と同じ
====
; 田所 むつみ(たどころ むつみ)
: 声 - [[井上麻里奈]]
: よもぎ第一中学校に通う生徒で剣道部に所属する。アニメ版では同級生の桂木 (声 - [[野島健児 (声優)|野島健児]]) に想いを寄せていたが、素直になれず喧嘩ばかりしていた。ある雨の日に桂木が別の女生徒と傘を差して歩くのを見掛けて落ち込むが、こばとの手回しにより誤解が解け桂木とは相思相愛となった。
; 堂元 崇(どうもと たかし)
: 声 - [[神谷浩史]]
: 藤本の大学の同級生。藤本とは中学からの付き合いで、下の名前で呼んでいる。よもぎ保育園の事情についても熟知しており、藤本が園の為にバイト三昧なのを知った上で大学への復学を促しているが、当の藤本からは多少煙たがられている。
:; アニメ版
:: 第7話で登場し、自身の他者への優しさが結果的に偽善となっているのではないかと悩んでいた所を、こばとに癒された。最終話では医者として働いている。
; 沖浦 和斗(おきうら かずと)
: 声 - [[三木眞一郎]]
: [[ヘビースモーカー]]で黒いスーツの青年。保育園の[[地上げ]]を企てる[[ヤクザ]]で、清花の以前の夫。清花の父親を、[[慈善]]企業だと騙して莫大な借金を負わせた。よもぎ保育園を閉鎖し、土地を[[担保]]に圧力を掛けている。外見こそ華奢な青年だが、何かしらの[[護身術]]を会得しているようで、腕っ節の強い藤本を軽くあしらえる。
:; アニメ版
:: よもぎ保育園に目を付け借金を背負わせたのは、彼の父親
; 宮田(みやた)
: 声 - [[森伸]]
: 沖浦和斗の配下のヤクザ。沖浦の指示で保育園に嫌がらせをしていた。再登場時は[[盲腸]] ([[虫垂炎]]) を患い倒れている所をこばとに発見され、藤本の手引きにより[[救急車]]で病院に運ばれた。以降はその事を恩に感じ、こばとに礼をする為よもぎ保育園を訪れ、彼女の「沖浦に会わせて欲しい」という頼みを聞き入れた。
:; アニメ版
:: 保育園の前で倒れている所を発見され、こばとや堂元の手引きで病院へ運ばれる。その恩義から、その後は保育園に手荒なことはしなくなった。原作とはビジュアルに若干の違いがある。
==== 人間界以外
; 銀生(ぎんせい)
: 声 - [[浪川大輔]]
: 猫に似た姿のいおりょぎの知り合い。両目の周りに傷があり、右目に[[眼帯]]をしている。いおりょぎの真の姿と決着をつけることを望んでいる。 玄琥曰く「やつ (いおりょぎ) が起こした騒動と関係ねぇ」<ref>4巻 第29話 p.52</ref>が、いおりょぎを追って人間界へ来た。かつていおりょぎに拾われ、銀色の目をした生き物であることから「銀生」と名付けられた。性格は表面上はクールかつ無愛想だが、育ての親であるいおりょぎに似たのか感情を行動で表すタイプで分かり易い。根は子供っぽく、常識があまりない一面もある。
:
:; アニメ版
:: こばとといおりょぎの前に姿を現し、ビンを奪い、壊そうとするなど、こばとへの敵愾心が原作より強調されている。
222 ⟶ 195行目:
; 玄琥(げんこ)
: 声 - [[小山力也]]
: いおりょぎの知り合いで、かつては異界の貴族だった。いおりょぎが起こした天界との戦争のとばっちりを受けて[[熊]]の姿に変えられる。
; 瑞祥(ずいしょう)
: 声 - [[吉野裕行]]
: 玄琥の使いの者で
== クロスオーバー ==
=== 漫画 ===
『こばと。』の舞台 (世界) は、他のCLAMP作品のキャラクターが以下のように多数登場する。巻数は初登場巻。
{|class="wikitable" style="font-size:small"
|-
! 巻 !! オリジナル作品 !! 登場人物
244 ⟶ 215行目:
| [[XXXHOLiC|xxxHOLiC]] || 壱原侑子の知人の占い師
|-
| 2 || ちょびっツ || エルダ
|-
| rowspan="2" | 3 || [[カードキャプターさくら]] || 木之本桃矢
250 ⟶ 221行目:
| [[Wish (漫画)|Wish]] || うしゃぎさん
|-
| rowspan="3" | 4 || カードキャプターさくら || クロウ・リード
|-
| xxxHOLiC || 壱原侑子
|-
| Wish || 琥珀、紅榴、翡翠、黒燿
|}
登場人物以外では
=== アニメ
{|class="wikitable" style="font-size:small"
|-
! 話 !! オリジナル作品 !! 登場人物
|-
| 17 || xxxHOLiC || 四月一日君尋
|-
| 20 || [[ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-]] || [[ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-のメインキャラクター|小狼、黒鋼、ファイ]]、白モコナ
270 ⟶ 241行目:
| 22 || カードキャプターさくら || 木之本桃矢
|}
== 用語集 ==
; コンペイトウ
: 傷ついた心が実体化したもの。原作やアニメ版の最初は「傷ついた心」と呼ばれているが、アニメ版でいおりょぎが「まるで人を傷つけてまわるみてえ」だと指摘し、「コンペイトウみたいだから」その名前で呼ぶことにした。
; ビン
: こばとが傷付いた心を集めるのに必要不可欠なアイテム。こばとによって誰かが心を癒されると、自動的に「傷ついた心」が[[コンペイトウ]]<ref group="注">表記はアニメ第2話サブタイトルより。</ref>の形となりビンの中に入る。アニメ版では原作よりもサイズが一回り小さくなっており、逆にコンペイトウは大きくなっている。
; 天界・地界・異界・人間界
: この世界「人間界」と3つの異世界<ref group="注">天界・地界・人間界は『Wish』からの登場だが、異界は『こばと。』での新設定である。『Wish』では世界が天界・地界・人間界の3つしかないかのように描かれているが、これは異界が交わるのが12年に一度という設定で説明される。なお「異界」という言葉自体は、『[[xxxHOLiC]]』で「異世界」の同義語として使われたことがある。</ref>。天界には神が統べる天使たちが、地界には魔王が統べる悪魔たちが存在し、異界には「異主
== テレビアニメ ==
=== スタッフ ===
321 ⟶ 271行目:
=== 主題歌 ===
=== 各話リスト ===
{| class="wikitable" style="font-size:small
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!総作画監督
|-
|第一話||…願う少女。||[[CLAMP|大川七瀬]]||[[浅香守生]]<br/>[[増原光幸]]<br/>西田正義||高橋知也||小林明美||rowspan="10"|田崎聡
|-
|第二話||…コンペイトウの輝き。||[[横手美智子]]||西田正義||鈴木卓夫||宍倉敏
|-
|第三話||…雨の贈りもの。||[[吉田玲子]]||colspan="2" style="text-align:center"|立川譲||櫻井邦彦
|-
|第四話||…青葉のときめき。||[[池田眞美子]]||西田正義||牧野吉高||片山みゆき
|-
|第五話||…ホタルのやくそく。||[[山田由香]]||colspan="2" style="text-align:center"|[[伊藤智彦]]||井野真理恵
|-
|第六話||…小さな かくれんぼ。||吉田玲子||中山奈緒美||キムミンソン||チャンギルヨン
|-
|第七話||…やさしいひと。||横手美智子||大久保富彦||細田雅弘||小山知洋
|-
|第八話||…こねこの子守歌。||池田眞美子||[[佐山聖子]]||高橋知也||高田晴仁
|-
|第九話||…夏の記憶。||平見瞠||鶴岡耕次郎||立川譲<br/>阿部恒<br/>浅香守生||チャンギルヨン<br/>キムドンシク
|-
|第十話||…オルガンと少年の日。||山田由香||colspan="2" style="text-align:center"|[[高橋亨 (アニメ演出家)|高橋亨]]||櫻井邦彦
|-
|第十一話||…探偵 花戸小鳩。||吉田玲子||[[松尾衡]]||則座誠||菅井翔||田崎聡<br/>高田晴仁
|-
|第十二話||…銀色の瞳。||山田由香||佐山聖子||鈴木卓夫||片山みゆき||rowspan="3"|田崎聡
|-
|第十三話||…天使と守り人。||横手美智子||[[小島正幸]]||渡邉こと乃||キムクムス
|-
|第十四話||…黄昏の探しもの。||平見瞠||[[宮繁之]]||キムミンソン<br/>[[佐藤雄三]]<br/>高橋知也||キムドンシク
|-
|第十五話||…秘めたる祈り。||池田眞美子||佐藤雄三||中川聡||加野晃||田崎聡<br/>小林明美<br/>桜井邦彦
|-
|第十六話||…謎の生命体。||吉田玲子||colspan="2" style="text-align:center"|伊藤尚往||高田晴仁<br/>キムクムス||rowspan="2"|田崎聡
|-
|第十七話||…謎の生命体、2号。||[[水島努]]||伊藤智彦||田中智也||菅野智之
|-
|第十八話||…木枯らしのぬくもり。||山田由香||宮繁之||牧野吉高||福永純一<br/>金子匡邦||田崎聡<br/>高田晴仁
|-
|第十九話||…ホワイトクリスマス。||吉田玲子||colspan="2" style="text-align:center"|[[中村亮介 (アニメ演出家)|中村亮介]]||櫻井邦彦
|-
|第二十話||…旅をするひと。||大川七瀬||高橋亨||キムミンソン<br/>佐藤雄三<br/>渡邉こと乃||キムドンシク<br/>チャンギルヨン<br/>キムテジョン||田崎聡<br/>阿部恒
|-
|第二十一話||…春の足音。||池田眞美子||立川譲||則座誠||菅井翔||田崎聡<br/>櫻井邦彦<br/>キムクムス
|-
|第二十二話||…さよならの日。||rowspan="2"|横手美智子||高橋亨||中山奈緒美||高田晴仁
|-
|第二十三話||…こばとの願い。||浅香守生||浅香守生<br/>高橋知也||キムクムス
|-
|第二十四話||あした来る日…。||平見瞠||増原光幸||増原光幸<br/>渡邉こと乃||桜井邦彦
|}
※第二十三話、第二十四話は2話連続放送
===コンペイトウを得た相手===
{|class="wikitable" style="font-size:small
! 話数 !! 登場人物 !! 声優
|-
420 ⟶ 370行目:
| 14 || 啓太 || [[くまいもとこ]]
|-
| 16 || colspan="2" style="text-align:center"|
|-
| rowspan="2" | 21 || 沖浦清花 || 折笠冨美子
429 ⟶ 379行目:
|}
※アニメではコンペイトウの描写はないが、原作では[[バザー]]の
=== 放送局 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!備考
|-
|rowspan="6"|[[全国放送|日本全域]]||[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]]||
|-
|[[NHKオンデマンド]]||2009年
|-
|[[月刊ニュータイプ|アニメNewtypeチャンネル]]||2009年
|-
|[[NHK教育テレビジョン|NHK教育テレビ]]||2010年
|-
|[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|NHK BShi]]||2010年
|-
|[[ディズニー・チャンネル|ディズニーチャンネル]]||
|}
== 関連商品 ==
=== 単行本 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!レーベル!![[ISBN]]
|-
|2007年12月26日||こばと。1||カドカワコミックス・エース||978-4047139985
|-
|2008年4月26日||こばと。2||カドカワコミックス・エース||978-4047150584
|-
|2008年12月26日||こばと。3||カドカワコミックス・エース||978-4047151468
|-
|2009年12月26日||こばと。4||カドカワコミックス・エース||978-4047153639
|-
|2010年12月25日||こばと。5||カドカワコミックス・エース||978-4047155848
|-
|2011年8月25日||こばと。6||カドカワコミックス・エース||978-4047157415
|}
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!出版社!!ISBN
|-
|2010年2月24日||TVアニメ「こばと。」CHARACTERS COLLECTION||角川書店||978-4048544542
|}
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!出版社!!ISBN
|-
|2010年5月26日||TVアニメ「こばと。」公式ガイドブック Happy Memories||角川書店||978-4048544917
|}
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!出版社!!ISBN
|-
|2011年10月19日||こばと。イラスト&メモリーズ||角川書店||978-4048547109
|}
=== 小説 ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!レーベル!!ISBN
|-
|2010年4月15日||こばと。(1) 空から来た少女||角川つばさ文庫||978-4046310927
|-
|2010年7月15日||こばと。(2) たったひとつの願い||角川つばさ文庫||978-4046311108
|}
=== カレンダー ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!出版社!!ISBN
|-
|2009年11月18日||こばと。2010カレンダー||角川書店||978-4049002928
|}
=== DVD ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!rowspan="2"|巻数!!rowspan="2"|発売日!!rowspan="2"|収録話!!colspan="2"|[[規格品番]]
|-
!通常版!!限定版
|-
|-
|-
|-
|-
| 5 ||2010年5月28日||第九話 - 第十話||KABA-6705||KABA-6605
|-
| 6 ||2010年6月25日||第十一 - 第十二話||KABA-6706||KABA-6606
|-
| 7 ||2010年7月23日||第十三 - 第十四話||KABA-6707||KABA-6607
|-
| 8 ||2010年8月27日||第十五 - 第十六話||KABA-6708||KABA-6608
|-
| 9 ||2010年9月24日||第十七 - 第十八話||KABA-6709||KABA-6609
|-
| 10 ||2010年10月22日||第十九 - 第二十話||KABA-6710||KABA-6610
|-
| 11 ||2010年11月26日||第二十一 - 第二十二話||KABA-6711||KABA-6611
|-
| 12 ||2010年12月24日||第二十三 - 第二十四話||KABA-6712||KABA-6612
|}
====
: DVD限定版1~5巻収録の映像特典ミニ[[フラッシュアニメ]]。ミニ小鳩といおりょぎのボケツッコミな内容。 : DVD限定版8~12巻付属の特典ディスク。シリーズ構成
; 小鳩と琥珀のほえほえトークCD (2巻)
: 出演: 花澤香菜、稲田 徹、斎藤千和
===
2012年3月30日、全24話+限定版DVDに収録された計6話の特典映像と新作2話を加えた計8話がディスク4枚に収められ、DVD限定版の8~12巻に収録された全てのドラマCDをまとめたCD1枚、全12枚のジャケットイラストポストカード、フルカラー20Pブックレット付きのBOXセットが発売された。
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!発売日!!タイトル!!収録話!!規格品番
|-
|2012年3月30日||こばと。Blu-ray BOX||全24話||KAXA-4500
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
{{reflist}}
=== 注釈 ===
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== 外部リンク ==
* [http://www.kobato.tv/ テレビアニメ公式サイト]
* [http://www3.nhk.or.jp/anime/kobato/ テレビアニメ公式サイト]
* [http://www.kadokawa.co.jp/fair/200908-03/ こばと。アニメ放映記念 こばと&Wishキャンペーン公式サイト]
* [http://www.madhouse.co.jp/works/2009-2008/works_tv_kobato.html こばと。] - マッドハウス内 作品紹介ページ
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[[Category:漫画作品 こ|こはと]]
[[Category:月刊ニュータイプの漫画作品]]
[[Category:月刊サンデーGENE-X]]
[[Category:CLAMP]]
[[Category:アニメ作品 こ|こはと]]
[[Category:2009年のテレビアニメ]]
[[Category:NHKのアニメ作品]]
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