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漢字の「神」が付せられた最も古い人名「神農」、 神姓、 漢字の「神」の初出
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漢字としての「神」には、「不可知な自然の力」「不思議な力」「目に見えぬ心の働き」「ずばぬけてすぐれたさま」「かみ」といった意味が含まれる<ref name="kanji961" />。{{lang-grc|"Θεός"}}、{{lang-en|"God"}}の訳語としても「神」は使われるが、[[キリスト教]]における{{lang|grc|"Θεός"}}、{{lang|en|"God"}}を[[中国語]]訳・[[日本語]]訳する際に、「神」をあてることの是非について19世紀から議論がある([[#キリスト教における訳語としての「神」|後述]])。ただしキリスト教化される以前の古代ギリシャ時代の{{lang|grc|"Θεός"}}にも、訳語として「神」は用いられている。このように「神」と訳される非日本語言語の概念まで含めれば、その内容は多岐にわたる。
 
== 漢字の「神」の初出 ==
[[春秋左氏伝]]‐荘公三十二年の記載が、漢字の「神」の初出とされる。
「神」は、、天文をコントロールし、耕地を与える技術を持っていた聡明で正直な呪術師であったことが記されています<ref>[http://ctext.org/chun-qiu-zuo-zhuan/zhuang-gong/zh [[春秋左氏伝]]‐荘公三十二年 中国哲学書電子化計画]</ref>。すなわち、ここでの[[神]]は、農業指導者として農事暦に天文や気象の周期と作物の関係を記録して種まきの時期を選び、また食物を計画的に収穫・備蓄して人を動員し、興亡を左右した人間のことを説明しています。
 
== 漢字の「神」が付せられた最も古い人名「神農」 ==
[[神農]](しんのう)は、[[中国]]神話や、[[江戸時代]]に官学として説かれた[[道学]]における[[三皇五帝]]の三皇の一人。百草を嘗めて効能を確かめ、諸人に医療と農耕の術を教えたという。[[神農]]は[[炎帝]](5500-6000年前)と一体視され、また、[[炎帝]]の妻は東海の外れに住み十日を産んだ[[羲和]]とされる。
 
[[湯島聖堂]]・神農廟([[東京都]][[文京区]][[湯島]])[[湯島聖堂]]内の神農廟に祀られ、毎年11月23日に「神農祭」が行われる。
 
[[薬祖神社]]([[大阪府]][[堺市]]戎之町)[[堺天神]]菅原神社の摂社として[[少彦名命]]とともに祀られ毎年11月23日に「薬祖祭」が斎行される。
 
[[少彦名神社 (大阪市)|少彦名神社]]([[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]])には[[少彦名命]]とともに奉られ、毎年11月22日・23日に「神農祭」が行われる。
 
 
== 神姓 ==
百家姓によると、神姓は[[神農]]を起源とするとされている。
 
==神の性質についての様々な考え方==