「南海電気鉄道の車両形式」の版間の差分

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なお山手線(旧・阪和電気鉄道線)の車両については[[阪和電気鉄道の車両]]を参照のこと。
 
== 南海における「〜系電車」の表記について ==
{{精度|1521系およびキハ5501形以前の車系名|section=1|date=2006年10月}}
南海の車両の系列名は'''xxx1系'''と「'''末尾が1'''」であるように表記される場合と'''xxx0系'''と「'''末尾が0'''」であるように表記される場合があり、文献やその執筆者によって見解が分かれている上に同一の文献の中でも混在していることが多い(本項の上記の一覧も同様)。この点についての南海電鉄車両部の公式見解は次の通りである。
;'''形式名の付番方法について'''
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::基本組成・全車両を総称して1000系と呼び、車両別の型番に付いては車両番号1001~1004を1001形、車両番号1801~1808を1801形、車両番号1101~1108を1101形、1901~1904を1901形と呼称していた。
;'''末尾1で終わる形式名について'''
:1521系およびキハ5501形以降で末尾が1で終わる車系は現在では存在せず、例えば「7000系の7001形、7801形、7901形」となる。南海電鉄車両部が関与していない文献等においては、'''車系の呼び方については独り歩きをしている可能性がある'''ので注意。
:(注)なお1521系以前の車系についての公式の見解は2011年現在では不明。
:*(参考)現有車両(2006(2014121月現在)の系列名について
::各々、1000系、2000系、2200系、2300系、3000系、6000系、6100系、6200系、6300系、7000系、7100系、8000系、8200系、9000系、10000系、11000系、12000系、30000系、31000系、50000系と呼称する。
南海の公式ホームページ内の「[http://www.nankai.co.jp/traffic/museum/index.html 鉄道博物館]」においては、現存する系列は上記の見解のとおり「6100系」「50000系」のように末尾0となっている。一方、現存しない系列については「モハ2001系」「モハ1001系(ただしこれは旧貫通のこと)」「モハ11001系」「サハ4801形」「キハ5501形」などのように末尾が1となっている。上記見解中の「末尾が1で終わる車系は現在では存在せず」を逆にとると過去には存在したともとれるが、「モハ2001系」という表記はそのことを裏付けしているといえる。なお、1521系の末尾1表記は特例である(「[[南海1521系電車#1521系電車という表記について|1521系電車という表記について]]」参照)。
 
以上より、南海の車系の表記は上の一覧に記されているものが現有の車系については正確であり、また過去の車系についてもほぼ間違いではないとの見解である。