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先生編
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『'''熱中時代'''』(ねっちゅうじだい)は、[[1978年]][[10月]]から[[1981年]][[3月]]まで、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列で放送された[[テレビドラマ]]のシリーズである。北野先生([[水谷豊]])と[[小学生]]たちを描く[[学園ドラマ]](計2シーズン)と早野刑事を主役とする[[刑事ドラマ]](1シーズンのみ)が放映された。
 
== 概要 ==
[[1978年]][[10月6日]]から[[1979年]][[3月30日]]にかけて全26回で毎週金曜日21時から放送された。当時社会問題になり始めていた教育現場でのさまざまな困難に、体当たりで熱中する北野先生の姿が共感を呼び大ヒットした。初回の視聴率は12.2%([[ビデオリサーチ]])であったものの、最終回の視聴率は[[エーシーニールセン|ニールセン]]で46.7%、[[ビデオリサーチ]]で40.0%を記録。ビデオリサーチによる初回の視聴率からの伸び27.8%は歴代最高記録である。
 
その後、1979年[[4月7日]]から10月6日まで、「刑事編」全26回が、[[1980年]][[7月5日]]から[[1981年]][[3月28日]]まで、先生編の第2シリーズが毎週土曜日21時から全38回で放送された。こちらは平均視聴率27.8%を記録。
 
「刑事編」は、同シリーズながら設定を一新した別世界の作品であり、人物や世界観のつながりは一切ない。また、「先生編」の第2シリーズは、第1シリーズの完全な続編である。なお、タイトルに○○編と付いているのは「刑事編」のみであるが、便宜上ここでは学園シリーズを「先生編」、刑事シリーズをタイトル通り「刑事編」とする。
 
「先生編」については[[1987年]]春、[[1988年]]秋と[[1989年]]秋にそれぞれ2時間の単発ドラマが製作され、家庭を持った主人公が時代と共に変わっていく子供達の気質に戸惑いながらも奮闘を続ける姿が描かれた。
 
また、海外では[[1984年]]から[[1985年]]に[[香港]]の外国語チャンネルでも放送された。
 
[[2011年]][[4月9日]]にスペシャルドラマとして、「先生編」の30年後を舞台としたリメイク作品が放送された。主演は[[佐藤隆太]]と[[松下奈緒]]。また、スペシャルドラマの放送を前に[[関東ローカル]]で先生編の[[再放送]]が行われた。
 
== 先生編 ==
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 熱中時代先生編
| 画像 =
| 画像説明 =
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| 制作局 = [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
| 監督 =
| 演出 = [[田中知己]]<br />[[吉野洋]]<br />[[梅谷茂]]<br />[[矢野義幸]]
| 原作 =
| 脚本 = [[布勢博一]]<br />[[松原敏春]]<br />[[桃井章]]<br />[[大和屋竺]]<br />[[森崎東]]
| 脚本 =
| 出演者 = [[水谷豊]]<br />[[船越英二]]<br />[[小松方正]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| 番組名1 = 先生編第1シリーズ
| 放送時間1 = 金曜日21:00 - 21:54
| 放送分1 = 54
| 放送枠1 = 金曜劇場 (日本テレビ)
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| 放送回数1 = 26
| プロデューサー1 = [[清水欣也]]<br />[[永野保徳]]
| 出演者1 = [[志穂美悦子]]<br />[[音無美紀子]]<br />[[小倉一郎]]
| 出演者1 =
| OPテーマ1 = [[原田潤]]<br />「ぼくの先生はフィーバー」
| EDテーマ1 =
| 外部リンク1 =
| 外部リンク名1 =
| 番組名2 = 刑事編第2シリーズ
| 放送時間2 = 土曜日21:00-21:54
| 放送分2 = 54
| 放送枠2 = 土曜ドラマ (日本テレビ)
| 放送期間2 = [[19791980年]][[4月7月5日]] - [[101981年]][[3628日]]
| 放送回数2 = 2638
| プロデューサー2 = [[高野幹夫]]<br />永野保徳<br />[[深山由美子]]
| 出演者2 = [[高田早苗 (女優)|高田早苗]]<br />[[秋野太作]]<br />[[木内みどり]]<br />[[山口いづみ (女優)|山口いづみ]]
| 出演者2 =
| OPテーマ2 = 水谷豊<br />「カリフォルニア・コネクションやさしさ紙芝居
| EDテーマ2 =
| 外部リンク2 =
| 外部リンク名2 =
| 番組名3 = 熱中時代スペシャル 帰ってきた北野広大<br />笑って下さい 涙して下さい 6年ぶり教え子と再会!
| 番組名3 = 先生編・第2シリーズ
| 放送時間3 = 土曜日21:00-21:54
| 放送分3 = 54
| 放送枠3 = 土曜ドラマ (日本テレビ)
| 放送期間3 = [[19801987年]][[745日]] - [[1981年]][[3月284日]]
| 放送回数3 = 381
| プロデューサー3 = [[野幹夫橋靖二]]<br />永野保徳[[佐藤丈]]
| 出演者3 =
| OPテーマ3 = 水谷豊<br />「やさしさ紙芝居」
| EDテーマ3 =
| 外部リンク3 =
| 外部リンク名3 =
| 番組名4 = 熱中時代スペシャル 帰ってきた北野広大<br />笑って下さい 涙して下さい 6ぶり教え子と再会!五組の叛乱
| 放送時間4 =
| 放送分4 =
| 放送枠4 =
| 放送期間4 = [[19871988年]][[410426日]]
| 放送回数4 = 1
| プロデューサー4 = [[高橋靖二平林邦介]]<br />[[佐藤丈都竹廣明]]
| 出演者4 =
| OPテーマ4 =
61 ⟶ 78行目:
| 外部リンク4 =
| 外部リンク名4 =
| 番組名5 = 熱中時代スペシャル 三年五組の叛乱嵐を呼ぶ男
| 放送時間5 =
| 放送分5 =
| 放送枠5 =
| 放送期間5 = [[19881989年]][[10月2611日]]
| 放送回数5 = 1
| プロデューサー5 = [[平林邦介]]<br />[[都竹廣明]]
| 出演者5 =
| OPテーマ5 =
73 ⟶ 90行目:
| 外部リンク5 =
| 外部リンク名5 =
| 番組名6 = 熱中時代スペシャル 嵐を呼ぶ男
| 放送時間6 =
| 放送分6 =
| 放送枠6 =
| 放送期間6 = [[1989年]][[10月11日]]
| 放送回数6 =
| プロデューサー6 = 平林邦介
| 出演者6 =
| OPテーマ6 =
| EDテーマ6 =
| 外部リンク6 =
| 外部リンク名6 =
| 番組名7 = 熱中時代スペシャル 水谷教授の華麗な冒険
| 放送時間7 =
| 放送分7 =
| 放送枠7 =
| 放送期間7 = [[1980年]][[4月3日]]
| 放送回数7 =
| プロデューサー7 =
| 出演者7 =
| OPテーマ7 =
| EDテーマ7 =
| 外部リンク7 =
| 外部リンク名7 =
| 番組名8 = 熱中時代(2011年ドラマスペシャル)
| 放送時間8 = 21:00 - 23:18
| 放送分8 = 138
| 放送枠8 =
| 放送期間8 = [[2011年]][[4月9日]]
| 放送回数8 =
| プロデューサー8 = [[西憲彦]](日テレ)<br />梶野祐司(ホリプロ)
| 出演者8 = [[佐藤隆太]]<br />[[松下奈緒]]<br />[[船越英一郎]]
| OPテーマ8 = 原田潤<br />「ぼくの先生はフィーバー〜世界一バージョン」
| EDテーマ8 =
| 外部リンク8 = http://www.ntv.co.jp/fever/
| 外部リンク名8 = 公式サイト
| 特記事項 =
}}
{{ドラマ}}
『'''熱中時代'''』(ねっちゅうじだい)は、[[1978年]][[10月]]から[[1981年]][[3月]]まで、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列で放送された[[テレビドラマ]]のシリーズである。北野先生([[水谷豊]])と[[小学生]]たちを描く[[学園ドラマ]](計2シーズン)と早野刑事を主役とする[[刑事ドラマ]](1シーズンのみ)が放映された。
 
=== 概要キャスト ===
;北野広大:[[水谷豊]]
[[1978年]][[10月6日]]から[[1979年]][[3月30日]]にかけて全26回で毎週金曜日21時から放送された。当時社会問題になり始めていた教育現場でのさまざまな困難に、体当たりで熱中する北野先生の姿が共感を呼び大ヒットした。初回の視聴率は12.2%([[ビデオリサーチ]])であったものの、最終回の視聴率は[[エーシーニールセン|ニールセン]]で46.7%、[[ビデオリサーチ]]で40.0%を記録。ビデオリサーチによる初回の視聴率からの伸び27.8%は歴代最高記録である。
:北海道・小樽出身の新任教師。しばらくアルバイトをしていたが、結婚退職した教師の後任で若葉台小学校に赴任することになり、校長の天城順三郎宅に居候の身になる。3年4組の担任。本人によれば「あまり良くない大学を、あまり良くない成績で卒業」し、教師となる。何事も体当たりでぶつかる。その型破りな教育方法で生徒たちに慕われているが、安達や一部の保護者たちと意見がぶつかってしまうことも多い。映画館で泣きながら電話をしている桃子を心配して追いかけるが、痴漢と間違えられてしまい、それ以来桃子とはお互いに意識し合うようになるが、父親、兄の病気、怪我などにより、第1作の最終回で北海道へ帰郷。<br>その後教員と酪農の両立はかなわず礼文島の叔父の仕事を手伝っていたところ、第2シリーズの初回で天城順三郎と再会、その伝手でもう一度若葉台小学校に戻り2年3組の担任となった。<br>第2シリーズ最終回で小笠原諸島の兄島小学校の教員に欠員が生じたことを知り、自ら志願して小笠原へ旅立つ。<br><br>スペシャル第1作では北海道・積丹町立神威崎小学校に異動して教師を続けており、小笠原から転居する段階で敦子と出逢い、結婚した。<br>第2作以降は、神威崎小学校が廃校になったことに伴い、再び順三郎の伝手で東京に戻り南多摩川小学校に赴任、3年5組の担任になる(その際、順三郎から天城邸を譲り受けて自宅とすることになった)。翌年は4年2組を担任していた。<br>既にベテランと呼ばれるキャリアの持ち主になってはいるものの、その型破りな手法は昔と何ひとつ変わっておらず、南多摩川小学校への赴任以後も学年主任以上の教員からはそのやり方に眉をひそめられることが多い(しかし、生徒や保護者からは支持されている)。
 
==== 若葉台小学校 ====
その後、1979年[[4月7日]]から10月6日まで、「刑事編」全26回が、[[1980年]][[7月5日]]から[[1981年]][[3月28日]]まで、先生編の第2シリーズが毎週土曜日21時から全38回で放送された。こちらは平均視聴率27.8%を記録。
;天城順三郎:[[船越英二]]
:蝶ネクタイがトレードマークの校長。自宅に教師を多数下宿させており、優しく信頼篤い好人物。趣味は犬語の研究。悪ガキに対しては「言うことを聞けない子は赤ちゃんです」と、彼らを赤ん坊のようにあやして懲らしめる。
:第1シリーズの最終回近くで山梨県へ赴任することになった。
:スペシャル版第2作からは自宅を広大に譲り、妻・綾子とともにマンション住まいとなる。
:広大の最大の理解者であり、第一線から引退後も広大の南多摩川小学校への赴任を斡旋する、一時登校拒否となった忠信の長男の面倒を見てその克服に一役買う、行方不明となった広大の教え子の捜索に参加する、広大のクラスの学級遠足に引率者として参加するなど、何かと広大を支援する。
;安達勝也:[[小松方正]]
:おおらかな校長と対照的に、口うるさい教頭。典型的なことなかれ主義者。広大が着任するまでは、代理で3年4組を受け持っていた。<br>スペシャル第1作にも登場しており、順三郎の後を受けて若葉台小学校の校長に昇進した設定になっている。
 
===== 第1シリーズ =====
「刑事編」は、同シリーズながら設定を一新した別世界の作品であり、人物や世界観のつながりは一切ない。また、「先生編」の第2シリーズは、第1シリーズの完全な続編である。なお、タイトルに○○編と付いているのは「刑事編」のみであるが、便宜上ここでは学園シリーズを「先生編」、刑事シリーズをタイトル通り「刑事編」とする。
;小糸桃子:[[志穂美悦子]]
:校長宅に下宿する教師。3年3組の担任。マドンナ的存在。学年[[ソフトボール]]大会では受け持ちクラスを全勝優勝へ導く。またダンスもうまい。父親は順三郎の教え子だったが、いまだに順三郎に甘えて借金を頼んでくる父に嫌気がさしていた。映画館で泣きながら父親と電話をしているところを広大に目撃され、追いかけてきた広大を痴漢と間違えて通報してしまう。
;花井(八代)恵子:[[音無美紀子]]
:校長宅に下宿する教師。5年2組の担任。雑学が豊富で、よくクイズ番組に出場している。最終回近くで八代と結婚、天城夫妻の義妹となった。<br>スペシャル第1作にも出演している。
;前田きく:[[執行佐智子]]
:3年1組の担任で、3年生の学年主任。
;小嶋田徳次:[[小倉一郎]]
:広大たちの同僚で、3年2組の担任。広大とは対照的に、生徒たちとは少し距離を置いて接している。小心者で体育授業は不得手。白衣を着ていることが多い。桃子に好意を寄せている。
 
===== 第2シリーズ =====
「先生編」については[[1987年]]春、[[1988年]]秋と[[1989年]]秋にそれぞれ2時間の単発ドラマが製作され、家庭を持った主人公が時代と共に変わっていく子供達の気質に戸惑いながらも奮闘を続ける姿が描かれた。
;立花美幸:[[高田早苗 (女優)|高田早苗]]
:同僚教師で同じ2年生の担任で校長宅に下宿。最終回で広大に恋心を抱いていたことがあきらかになるが、広大は何も知らず小笠原へ旅立つ。
;田丸邦彦:[[秋野太作]]
:同僚教師で同じ2年生の担任で学年主任、最終回で離婚した元妻と復縁する。
;奥田朝:[[木内みどり]]<ref>第1作の20話で生徒の姉役で別人としてゲスト出演している。</ref>
:同僚教師。母親も教師であり、順三郎の恩師である。
;風見(佐藤)玲子:[[山口いづみ (女優)|山口いづみ]]
:同僚教師。第1作で広大が担任した生徒が5年生に進級したときの担任。校長宅に下宿、最終回で忠信と結ばれる。<br>その後、5人の子供をもうけている(スペシャル第2作で5人目を出産した)。
;井原先生(教諭):[[中野遊]]
;松下先生(教諭):[[柄沢英二]]
;江川先生(教諭):[[沖恂一郎]]
;原先生(教諭):[[西尾徳]]
;松崎瑞江(教諭):[[岡崎聡子]]
 
==== 他の学校関係者 ====
また、海外では[[1984年]]から[[1985年]]に[[香港]]の外国語チャンネルでも放送された。
;魚津早苗:[[島村佳江]]'''≪第1シリーズのみ≫'''
:校長宅に下宿する教師。大森の小学校に勤務。小宮のことを悪く思ってはいないが、同じ学校の音楽教師と婚約していた。
:風邪をひいた早苗が「鰈が食べたい」と言ったのを広大が「カレー」と聞き間違え、早苗を好きな小宮の代わりに作る。それを見た桃子が誤解をしてやきもちを焼くというエピソードがある。
;八代徹:[[山口崇]]
:綾子の弟。中学校教師で、担当教科は理科で趣味は天体観察。下宿では和装で過ごす。酒好きで飄々とした性格。綾子に甘えており、朝は自分で起きず、家事を手伝うこともしない。離婚歴があり、作中で前妻や彼女の引き取った息子と再会している。最終回近くで花井恵子と再婚することになった。<br>スペシャル第1作にも若干ながら登場している。
 
==== 南多摩川小学校 ====
[[2011年]][[4月9日]]にスペシャルドラマとして、「先生編」の30年後を舞台としたリメイク作品が放送された。主演は[[佐藤隆太]]と[[松下奈緒]]。また、スペシャルドラマの放送を前に[[関東ローカル]]で先生編の[[再放送]]が行われた。
;野木昭彦:[[柳沢慎吾]]
:1年生を担任。北野宅(←天城宅)に下宿している。若者らしく現代的な感覚を持った教師で、広大の教育手法もすんなり受け容れていた。広大にとっては良き弟分ともいえる存在。
:同僚の島谷に好意を持っていたがその気持ちを聞き出せず、広大にかわりに確かめてくれるよう頼んだが、実際に広大が島谷に確認しているところを目撃した敦子が不倫だと勘違いしてふさぎ込んでしまうにあたり、広大が島谷をたぶらかしたと勘違いしてふて腐り悪態をついたことで広大の怒りを買ったこともあった。
;仮屋園博:[[渡辺正行]]
:5年生を担任。北野宅に下宿している一人。バツイチで月に一度別れた一人娘に会っているが、必ずその後に1週間ほど落ち込むのが恒例になっている。
:教員としてのキャリアは広大とそれほど変わらず、当初は広大の手法に賛成するわけでもなく反対するわけでもない態度をとっていたが、水泳大会で広大が足が不自由ながら無理を言って出場した教え子の懸命な泳ぎを体を張って励ます姿に触発されて以降は広大の良き理解者という立場になった。
;島谷ますみ:[[伊藤かずえ]]'''(スペシャル2作目のみ)'''
:2年生を担任。北野宅に下宿している一人。広大の「宿題を出さない」という考え方に異論を唱えていた。
;森山芦菜:[[水島かおり]]'''(スペシャル3作目のみ)'''
:1年生を担任。島谷と入れ替わりで北野宅に下宿。自分のクラスの男児(広大のクラスの女児の弟)が図工の時間に描いた絵の内容に何かおかしいと感じ、広大に報告する。
;一丸章子:[[岡本麗]]'''(スペシャル2作目のみ)'''
:3年生の学年主任。当初は広大の型破りな手法を批判し、その後始末を巡って激しく対立したが、そのやり方によって3年5組が良い方向へと大きく変化していったのを目の当たりにして広大のやり方を理解し、最後には広大に「ずっとこの学校にいてくださいよ!」と激励の言葉を送った。
;一乃橋鶴子:[[中島葵]]'''(スペシャル3作目のみ)'''
:4年生の学年主任。広大の自由奔放な教育手法に辟易させられているうえ、自身のクラスの佐藤忠彦(忠信の長男)をあることで頭ごなしに叱ってしまったことで彼から担任として否定され、勝手に広大のクラスに移られてしまうなどの出来事に頭を痛めている。
;高嶺教頭:[[小林克也]]
:南多摩川小学校の教頭。マニュアル通りの画一的な管理教育を進めてきた中心人物であり、自由奔放で型破りな広大のやり方によってそれが崩れることを恐れ、広大と激しく対立し厳しい批判を浴びせたこともあったが、生徒たちの前向きな変化を目の当たりにして広大の考え方を受け容れ、最後には広大の良き理解者となった。
:同校の校長はスペシャル第2作は病気療養で休職中、第3作の細井([[石井光三]])はあまり表立って発言する素振りをみせないため、実質的に彼が校長代行のようなポジションになっている。
 
==== 先生編北野家 ====
;北野敦子:[[荻野目慶子]]'''(スペシャルのみ)'''
===第1シリーズ(1978年 - 1979年)===
:広大の妻。広大が小笠原から北海道に異動になった頃に出逢い結婚した。スペシャル第1作では漁協の事務員として働いていたが第2作以降は専業主婦となり、かつての天城綾子と同じポジションになった。<br>教師としての広大を尊敬し、学級遠足の引率者として参加したり、広大の教え子が行方不明になった際には広大にかわって所在確認のため教え子の自宅を訪ねる、捜索のため八ヶ岳に向かった広大にかわり仔細を学校側に報告するなど、その活動を陽になり陰になり支えている。
==== 放送日程 ====
;北野青空:[[池上季実子]]
{| class="wikitable" style="text-align:center"
:広大の実妹。広大を頼って、[[俳優|女優]]を目指して小樽から上京する。『蜘蛛の巣』が主宰する劇団に入団。第2作では劇団が[[フランス]]で興行を行うことになり、渡仏するが、劇団がフランスで空中分解し解散してしまい、そのまま[[パリ]]でアルバイトをしながら滞在しているため、登場しない。<br>スペシャル第1作では帰国して結婚コンサルタントに転職。その後も仕事で海外を飛び回っており、天城邸にも気軽に出入りしている。広大の頼みで一緒に上京した宮脇亮太を一時住まわせており、そのこともあって亮太とみね子の結婚を強く支援、挙式の際にも世話役を買って出た。
|-
;北野大河:[[犬塚弘]]
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!演出
:広大の実兄、北海道で牧場を営んでいる。<br>第1作の最終話で怪我をしてしまい、父親の病気などもあり、牧場の維持が困難になり、広大が教師を辞めて帰郷することになったが、怪我の程度が思っていたよりも軽傷で、すぐ復帰してしまい、教師を辞めてまで帰郷した広大に対して申し訳なく思っている。
|-
 
|第1話||style="text-align:right"|1978年10月{{0}}6日||オレが先生と呼ばれる日||rowspan="5"|布施博一||rowspan="2"|田中知己
===== 敦子の関係者 =====
|-
;鷹村加代:[[加藤治子]]'''(スペシャル第2作のみ)'''
|第2話||style="text-align:right"|10月13日||熱中先生最初の失敗
:敦子の実母。広大夫妻が帰京してすぐに北野家に押し掛け、同居するようになった(なぜかその際に麻雀セット一式を持ち込んでいる)。
|-
:肝の据わった人物であり、かつて広大夫妻と忠信が北海道で遭遇したコソ泥夫婦の妻([[室井滋]])が北野邸で突如産気づいてしまった際も浮き足立って慌てる周囲を尻目に落ち着いて的確な指示を出すなどして対応したほか、広大が野木に頼まれて島谷の気持ちを確認していた姿を敦子が不倫と勘違いしてふさぎ込んだ際には、敦子にかわって広大に平手打ちを喰らわせている。
|第3話||style="text-align:right"|10月20日||UFOと謎の男の正体||吉野洋
 
|-
==== 天城家 ====
|第4話||style="text-align:right"|10月27日||ああ! 聖職者のケガ||矢野義幸
;天城綾子:[[草笛光子]]
|-
:順三郎の妻。世話好きな性格で下宿している教師たちの間では母親的な存在。若いころに学生演劇をやっていたこともあり、青空の良き相談相手になっていた。
|第5話||style="text-align:right"|11月{{0}}3日||ぼくの先生はフィーバー||rowspan="2"|田中知己
:自宅を広大夫婦に譲るにあたってはそもそも同居することを念頭に置いていたようで、順三郎と二人でのマンション暮らしになったことや敦子の母・加代の出現でその立場を喰われた格好になってしまったことで脹れていた。
|-
;天城育民:[[太川陽介]]
|第6話||style="text-align:right"|11月10日||熱中先生子連れ旅||松原敏晴
:順三郎と綾子の一人っ子で高校生。やや不良っぽい現代っ子だが広大とはウマが合う。第2シリーズでは一浪の後東京農業大学に合格する。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は既婚で恐妻家であり、夫婦ゲンカの末に実家に一時逃げ帰ってきた設定になっていた。
|-
;川瀬(天城)みね子:[[二階堂千寿]]
|第7話||style="text-align:right"|11月17日||熱中先生二ヵ月目のピンチ||布施博一||矢野義幸
:第2シリーズから登場。もとは早くに両親を亡くし北海道・礼文島で叔母の世話になっていたが、登校拒否となったところを広大に救われる。<br>叔母の再婚に伴い広大を頼って上京、校長宅に下宿し若葉台小学校へ転校、2年3組で広大の教え子になる。最終回で順三郎・綾子夫妻の養女になる。<br>スペシャル第1作では成長した彼女と交際していた青年・宮脇亮太([[松村雄基]])との結婚問題が主題のひとつになっている。<br>当初は順三郎夫妻から反対されて北海道に駆け落ち、あわや遭難という事態になって広大らに救助される、その後亮太が失踪してしまうなどの紆余曲折あったものの、最終的には礼文島に渡って漁師となったのち広大を頼って一緒に上京してきた亮太と東京で再会、その人となりを順三郎が認めて快く結婚を許され、亮太とともに礼文島へ帰ることになった。
|-
;天城信吾:[[横内正]]'''≪第2シリーズのみ≫'''
|第8話||style="text-align:right"|11月24日||危険な関係プレイバック||布施博一<BR>桃井章||吉野洋
:順三郎の実弟であり塾の経営者で、順三郎と教育問題で対立する。
|-
 
|第9話||style="text-align:right"|12月{{0}}1日||二つの恋のメロディー||松原敏晴<BR>布施博一||田中知己
==== 派出所の警察官 ====
|-
;小宮新八郎:[[谷隼人]]
|第10話||style="text-align:right"|12月{{0}}8日||やって来たガキ大将||布勢博一<br />大和屋竺||梅谷茂
:近所の派出所の警察官。桃子に痴漢と間違われて逮捕しかけて以来、広大の良き喧嘩相手。早苗に気があるが振られてしまう。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は第2シリーズに出演した桜井音松と同僚になっていた。
|-
;佐藤忠信:[[蟹江敬三]]
|第11話||style="text-align:right"|12月15日||涙の父母参観日||布施博一||田中知己
:近所の派出所の警察官。第2シリーズから登場。北海道出身で何かとみね子のことを気にかけていた。最終回で玲子と結ばれ、その後5人の子供に恵まれる。<br>広大の悪友ともいうべき存在で良き理解者、良き喧嘩相手。時には行方不明となった広大の教え子の捜索に自ら加わるなど、危険な役回りを買って出ることもあった。<br>スペシャルには全作出演しており、第1作では広大と同じ積丹町で駐在所詰めの警官をしており、広大を頼って北海道に駆け落ちしてきながら遭難しかけたみね子の救出にも一役買った。<br>その後第2作までの間に小学校に忍び込んだ窃盗犯([[小倉久寛]])を逮捕しながらその妻([[室井滋]])の一人芝居に騙されて脱走された責任を取って辞職。第2作目以降は玲子の実家を頼って東京に戻りピザ屋「ゼペットじいさん」を開業する。自宅は南多摩川小学校の学区内(北野邸の近所)で、第3作では登校拒否の兆候を見せた長男・忠彦の扱いを巡って一時広大と対立した。
|-
;桜井音松:[[峰竜太]]
|第12話||style="text-align:right"|12月22日||熱中先生と少年探偵団||桃井章||矢野義幸
:近所の派出所の警察官。第2シリーズから登場。佐藤の同僚。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は同僚が第1シリーズに登場した小宮新八郎にかわっていた。
|-
 
|第13話||style="text-align:right"|12月29日||故郷に帰った熱中先生||rowspan="5"|布施博一||梅谷茂
==== その他 ====
|-
===== 第1シリーズ =====
|第14話||style="text-align:right"|1979年{{0}}1月{{0}}5日||消えたお年玉の謎||吉野洋
*『蜘蛛の巣』マスター:[[奥村公延]](第2シリーズでは礼文島に住む広大の叔父役で、スペシャル第1作では広大が勤務する北海道・積丹町立神威崎小学校校長役で出演)
|-
*『蜘蛛の巣』従業員・小百合ちゃん:[[梶弘子]]
|第15話||style="text-align:right"|1月12日||熱中先生と不思議な少女||田中知己
*『蜘蛛の巣』従業員・鉄ちゃん:[[吉見哲]]
|-
 
|第16話||style="text-align:right"|1月19日||孫悟空vs熱中先生||矢野義幸
===== 第2シリーズ =====
|-
;田丸笑子:[[高見知佳]]
|第17話||style="text-align:right"|1月26日||ノコベンとメンコ大会||田中知己
:邦彦の実妹。後半には校長宅に下宿。
|-
;ロバート山形:[[安原義人]]
|第18話||style="text-align:right"|2月{{0}}2日||三年四組学級閉鎖||森崎東||矢野義幸
:喫茶店「蜘蛛の巣」の跡地に建った軽食店「ロバートドーナッツ」(第22話以後ロバートハウスに改装)の主人。怪しい英語混じりのしゃべりが特徴的だが、出自は山形県出身の日本人である。
|-
;サユリ:[[杉真由美]]
|第19話||style="text-align:right"|2月{{0}}9日||熱中先生と恋の破れガサ||rowspan="3"|布施博一||吉野洋
:ロバートドーナッツ(第22話以後ロバートハウスに改装)の従業員。
|-
;ルリ子:[[桜井恵美子]]
|第20話||style="text-align:right"|2月16日||若草物語 熱中篇||田中知己
:ロバートドーナッツ(第22話以後ロバートハウスに改装)の従業員。
|-
;黒丸正太郎:[[熊倉一雄]]
|第21話||style="text-align:right"|2月23日||人情タコ焼き先生||矢野義幸
:元PTA会長の区会議員。選挙に立候補しようとした際、PTA会長の肩書きを利用しようとして天城校長に拒否されたことへの私怨から、執拗に広大と天城校長の失脚を狙う。第1シリーズでは1話のみの単発出演だったが、本シリーズではセミレギュラー化。
|-
 
|第22話||style="text-align:right"|3月{{0}}2日||お雛さまとさびしい宇宙人||森崎東||吉野洋
=== 第1シリーズ(1978年 - 1979年) ===
|-
|第23話||style="text-align:right"|3月{{0}}9日||熱中先生と笑わない少女||布施博一||田中知己
|-
|第24話||style="text-align:right"|3月16日||3年4組フィーバーズ二連敗||桃井章||rowspan="2"|矢野義幸
|-
|第25話||style="text-align:right"|3月23日||3年4組父母会総会||rowspan="2"|布勢博一
|-
|最終話||style="text-align:right"|3月30日||さよなら熱中先生||田中知己
|}
==== ゲスト ====
; 第1回
352 ⟶ 375行目:
 
==== 主題歌 ====
:* [[原田潤]]「ぼくの先生はフィーバー]]」(歌:[[原田潤]]、作詞:[[橋本淳 (作詞家)|橋本淳]]、作曲:[[平尾昌晃]]、編曲:[[若草恵]])
 
:先生第1シリーズの主題歌である「ぼくの先生はフィーバー」は、オープニングでは通常1番の歌詞が放送されたが、第25話のOPでは2番の歌詞の部分が使用された。また、同じ日本テレビで放送されている『[[世界一受けたい授業]]』のテーマソングに使用されている(ただし、世界一バージョンとしてボーカルは当時のままであるがバックの演奏をリメイクしたもの。このバージョンは[[2005年]][[1月19日]]にCDで発売されている)。
 
=== 第2シリーズ(1980年 - 1981年) ===
==== 放送日程 ====
{| class="wikitable" style="text-align:center"
361 ⟶ 384行目:
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!演出
|-
|第1話||style="text-align:right"|19801978{{0}}710月{{0}}56日||帰って来た熱中オレが先生と呼ばれる日||rowspan="195"|布施博一||rowspan="2"|田中知己
|-
|第2話||style="text-align:right"|7101213日||二年三組とかわいそうな象熱中先生最初の失敗
|-
|第3話||style="text-align:right"|7101920日||早くも恐怖UFOと謎通信簿男の正体||梅谷茂吉野洋
|-
|第4話||style="text-align:right"|7102627日||家庭訪問トラブル・ノートああ! 聖職者のケガ||義幸
|-
|第5話||style="text-align:right"|811月{{0}}23日||熱中ぼくの先生とさいての少女フィーバー||rowspan="2"|田中知己
|-
|第6話||style="text-align:right"|811{{0}}910日||進め! 竹馬ライダーズ熱中先生子連れ旅||梅谷茂松原敏晴
|-
|第7話||style="text-align:right"|8111617日||盆踊り・サタディ・ナイト熱中先生二ヵ月目のピンチ||田中知己布施博一||矢野義幸
|-
|第8話||style="text-align:right"|8112324日||ある日森の中熊さんに出会った危険な関係プレイバック||布施博一<BR>桃井章|rowspan="2"|吉野洋
|-
|第9話||style="text-align:right"|912月{{0}}61日||二年三組新学期GO!!つの恋のメロディー||松原敏晴<BR>布施博一||田中知己
|-
|第10話||style="text-align:right"|91213{{0}}8日||父母参観日とアフリカのらーめんやって来たガキ大将||布勢博一<br />大和屋竺||田中知己梅谷茂
|-
|第11話||style="text-align:right"|9122015日||五年四組反乱父母参観日||西本淳布施博||田中知己
|-
|第12話||style="text-align:right"|9122722日||熱中先生と自転車泥棒少年探偵団||桃井章||矢義幸
|-
|第13話||style="text-align:right"|1012{{0}}429日||故郷に帰った熱中先生 お化け退治||rowspan="25"|田中知己布施博一||梅谷茂
|-
|第14話||style="text-align:right"|101979年{{0}}111{{0}}5日||消えたお年玉の謎||吉先生をやめさせないで
|-
|第15話||style="text-align:right"|1011812日||熱中先生と冷たい不思議な少たち||吉野洋田中知己
|-
|第16話||style="text-align:right"|1012519日||孫悟空vs熱中先生 涙の晴れ舞台||佐藤重直矢野義幸
|-
|第17話||style="text-align:right"|11月{{0}}1月26日||祖父母会ノコベンボートレースメンコ大会||田中知己
|-
|第18話||style="text-align:right"|112月{{0}}82日||マムシ・イモ掘り・テレビ局三年四組学級閉鎖||西本淳一森崎東||矢野義幸
|-
|第19話||style="text-align:right"|11215{{0}}9日||北野熱中先生 大きらい!と恋の破れガサ||田中知己rowspan="3"|布施博一||吉野洋
|-
|第20話||style="text-align:right"|1122216日||北野先生若草物語 お父さんになって熱中篇||布施博一<BR>桃井章||吉野洋田中知己
|-
|第21話||style="text-align:right"|1122923日||夫婦ゲンカと熱中人情タコ焼き先生||rowspan="6"|布施博一||梅谷茂矢野義幸
|-
|第22話||style="text-align:right"|123月{{0}}62日||豆腐屋お雛さまガンマンさびしい宇宙人||田中知己森崎東||吉野洋
|-
|第23話||style="text-align:right"|12313{{0}}9日||遺言熱中先生大喰笑わな競争少女||梅谷茂布施博一||田中知己
|-
|第24話||style="text-align:right"|1232016日||サンタクロ3年4組フィスとマッチ売りの少女バーズ二連敗||桃井章||rowspan="2"|田中知己矢野義幸
|-
|第25話||style="text-align:right"|1232723日||熱中先生 真剣勝負3年4組父母会総会||西本淳rowspan="2"|布勢博
|-
|第26最終話||style="text-align:right"|1981年{{0}}1月{{0}}3月30日||サギ師と裸の王様さよなら熱中先生||田中知己
|-
|第27話||style="text-align:right"|1月10日||火事とケンカの居候||布施博一<BR>篠崎好||梅谷茂
|-
|第28話||style="text-align:right"|1月17日||熱中先生と三千万円の宝くじ||rowspan="4"|布施博一||佐藤重直
|-
|第29話||style="text-align:right"|1月24日||先生 愛ってなんですか?||田中知己
|-
|第30話||style="text-align:right"|1月31日||機関車やえもんと熱中先生||西本淳一
|-
|第31話||style="text-align:right"|2月{{0}}7日||やさしさ紙芝居||田中知己
|-
|第32話||style="text-align:right"|2月14日||校長先生に弟がいた!||布施博一<BR>田上雄||佐藤重直
|-
|第33話||style="text-align:right"|2月21日||雪国の熱中先生||rowspan="2"|布施博一||田中知己
|-
|第34話||style="text-align:right"|2月28日||熱中先生と長~い作文||西本淳一
|-
|第35話||style="text-align:right"|3月{{0}}7日||みね子が連れ戻される!?||布施博一<BR>篠崎好||梅谷茂
|-
|第36話||style="text-align:right"|3月14日||熱中先生と生徒会長||rowspan="3"|布施博一||rowspan="3"|田中知己
|-
|第37話||style="text-align:right"|3月21日||熱中先生 重大な決意
|-
|最終話||style="text-align:right"|3月28日||さようなら! さようなら! 熱中先生
|}
 
=== 第2シリーズ(1980年 - 1981年) ===
==== ゲスト ====
; 第1回
697 ⟶ 698行目:
 
==== 主題歌 ====
:* 主題歌:水谷豊「やさしさ紙芝居」(歌:水谷豊、作詞:松本隆、作曲:平尾昌晃、編曲:石川鷹彦)
:* 挿入歌:水谷豊「はあとふる」(歌:水谷豊)松木里江「ロックンロール・ティーチャー(歌:松木里江)
 
==== 放送日程 ====
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!演出
|-
|第1話||style="text-align:right"|1980年{{0}}7月{{0}}5日||帰って来た熱中先生||rowspan="19"|布施博一||rowspan="2"|田中知己
|-
|第2話||style="text-align:right"|7月12日||二年三組とかわいそうな象
|-
|第3話||style="text-align:right"|7月19日||早くも恐怖の通信簿||梅谷茂
|-
|第4話||style="text-align:right"|7月26日||家庭訪問トラブル・ノート||吉野洋
|-
|第5話||style="text-align:right"|8月{{0}}2日||熱中先生とさいはての少女||田中知己
|-
|第6話||style="text-align:right"|8月{{0}}9日||進め! 竹馬ライダーズ||梅谷茂
|-
|第7話||style="text-align:right"|8月16日||盆踊り・サタディ・ナイト||田中知己
|-
|第8話||style="text-align:right"|8月23日||ある日森の中熊さんに出会った||rowspan="2"|吉野洋
|-
|第9話||style="text-align:right"|9月{{0}}6日||二年三組新学期GO!!
|-
|第10話||style="text-align:right"|9月13日||父母参観日とアフリカのらーめん||田中知己
|-
|第11話||style="text-align:right"|9月20日||五年四組の反乱||西本淳一
|-
|第12話||style="text-align:right"|9月27日||熱中先生と自転車泥棒||吉野洋
|-
|第13話||style="text-align:right"|10月{{0}}4日||熱中先生 お化け退治||rowspan="2"|田中知己
|-
|第14話||style="text-align:right"|10月11日||北野先生をやめさせないで
|-
|第15話||style="text-align:right"|10月18日||熱中先生と冷たい女たち||吉野洋
|-
|第16話||style="text-align:right"|10月25日||熱中先生 涙の晴れ舞台||佐藤重直
|-
|第17話||style="text-align:right"|11月{{0}}1日||祖父母会とボートレース||田中知己
|-
|第18話||style="text-align:right"|11月{{0}}8日||マムシ・イモ掘り・テレビ局||西本淳一
|-
|第19話||style="text-align:right"|11月15日||北野先生 大きらい!||田中知己
|-
|第20話||style="text-align:right"|11月22日||北野先生 お父さんになって||布施博一<BR>桃井章||吉野洋
|-
|第21話||style="text-align:right"|11月29日||夫婦ゲンカと熱中先生||rowspan="6"|布施博一||梅谷茂
|-
|第22話||style="text-align:right"|12月{{0}}6日||豆腐屋とガンマン||田中知己
|-
|第23話||style="text-align:right"|12月13日||遺言と大喰い競争||梅谷茂
|-
|第24話||style="text-align:right"|12月20日||サンタクロースとマッチ売りの少女||田中知己
|-
|第25話||style="text-align:right"|12月27日||熱中先生 真剣勝負||西本淳一
|-
|第26話||style="text-align:right"|1981年{{0}}1月{{0}}3日||サギ師と裸の王様||田中知己
|-
|第27話||style="text-align:right"|1月10日||火事とケンカの居候||布施博一<BR>篠崎好||梅谷茂
|-
|第28話||style="text-align:right"|1月17日||熱中先生と三千万円の宝くじ||rowspan="4"|布施博一||佐藤重直
|-
|第29話||style="text-align:right"|1月24日||先生 愛ってなんですか?||田中知己
|-
|第30話||style="text-align:right"|1月31日||機関車やえもんと熱中先生||西本淳一
|-
|第31話||style="text-align:right"|2月{{0}}7日||やさしさ紙芝居||田中知己
|-
|第32話||style="text-align:right"|2月14日||校長先生に弟がいた!||布施博一<BR>田上雄||佐藤重直
|-
|第33話||style="text-align:right"|2月21日||雪国の熱中先生||rowspan="2"|布施博一||田中知己
|-
|第34話||style="text-align:right"|2月28日||熱中先生と長~い作文||西本淳一
|-
|第35話||style="text-align:right"|3月{{0}}7日||みね子が連れ戻される!?||布施博一<BR>篠崎好||梅谷茂
|-
|第36話||style="text-align:right"|3月14日||熱中先生と生徒会長||rowspan="3"|布施博一||rowspan="3"|田中知己
|-
|第37話||style="text-align:right"|3月21日||熱中先生 重大な決意
|-
|最終話||style="text-align:right"|3月28日||さようなら! さようなら! 熱中先生
|}
 
=== スペシャル番組(熱中時代スペシャル) ===
740 ⟶ 823行目:
* 音楽ディレクター:鈴木清司
* 音響効果:倉橋静男、高橋渉([[サウンドボックス]])
* テーマ曲:[[薬師丸ひろ子]]「[[語りつぐ愛に]]」(作詞:[[来生えつこ]]、作曲:[[来生たかお]]、編曲:[[武部聡志]])
:: 唄:[[薬師丸ひろ子]]、作詞:[[来生えつこ]]、作曲:[[来生たかお]]、編曲:[[武部聡志]]
* 監修:遠藤豊吉
* 制作協力:[[NTV映像センター]]、生田スタジオ
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* 音楽ディレクター:鈴木清司
* 音響効果:倉橋静男、高橋渉(サウンドボックス)
* テーマ曲:[[今井美樹]]「[[瞳がほほえむから]]」(作詞:[[岩里祐穂]]、作曲:[[上田知華]]、編曲:[[佐藤準]])
:: 唄:[[今井美樹]]、作詞:[[岩里祐穂]]、作曲:[[上田知華]]、編曲:[[佐藤準]]
* 監督補:[[西本淳一]]
* 監修:遠藤豊吉
772 ⟶ 853行目:
* 製作・著作:日本テレビ
 
== 刑事編(1979年) ==
=== キャスト ===
{{基礎情報 テレビ番組
;北野広大:[[水谷豊]]
| 番組名 = 刑事編
:北海道・小樽出身の新任教師。しばらくアルバイトをしていたが、結婚退職した教師の後任で若葉台小学校に赴任することになり、校長の天城順三郎宅に居候の身になる。3年4組の担任。本人によれば「あまり良くない大学を、あまり良くない成績で卒業」し、教師となる。何事も体当たりでぶつかる。その型破りな教育方法で生徒たちに慕われているが、安達や一部の保護者たちと意見がぶつかってしまうことも多い。映画館で泣きながら電話をしている桃子を心配して追いかけるが、痴漢と間違えられてしまい、それ以来桃子とはお互いに意識し合うようになるが、父親、兄の病気、怪我などにより、第1作の最終回で北海道へ帰郷。<br>その後教員と酪農の両立はかなわず礼文島の叔父の仕事を手伝っていたところ、第2シリーズの初回で天城順三郎と再会、その伝手でもう一度若葉台小学校に戻り2年3組の担任となった。<br>第2シリーズ最終回で小笠原諸島の兄島小学校の教員に欠員が生じたことを知り、自ら志願して小笠原へ旅立つ。<br><br>スペシャル第1作では北海道・積丹町立神威崎小学校に異動して教師を続けており、小笠原から転居する段階で敦子と出逢い、結婚した。<br>第2作以降は、神威崎小学校が廃校になったことに伴い、再び順三郎の伝手で東京に戻り南多摩川小学校に赴任、3年5組の担任になる(その際、順三郎から天城邸を譲り受けて自宅とすることになった)。翌年は4年2組を担任していた。<br>既にベテランと呼ばれるキャリアの持ち主になってはいるものの、その型破りな手法は昔と何ひとつ変わっておらず、南多摩川小学校への赴任以後も学年主任以上の教員からはそのやり方に眉をひそめられることが多い(しかし、生徒や保護者からは支持されている)。
| 画像 =
==== 若葉台小学校 ====
| 画像説明 =
;天城順三郎:[[船越英二]]
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
:蝶ネクタイがトレードマークの校長。自宅に教師を多数下宿させており、優しく信頼篤い好人物。趣味は犬語の研究。悪ガキに対しては「言うことを聞けない子は赤ちゃんです」と、彼らを赤ん坊のようにあやして懲らしめる。
| 放送時間 = 土曜日21:00 - 21:54
:第1シリーズの最終回近くで山梨県へ赴任することになった。
| 放送分 = 54
:スペシャル版第2作からは自宅を広大に譲り、妻・綾子とともにマンション住まいとなる。
| 放送枠 = 土曜ドラマ (日本テレビ)
:広大の最大の理解者であり、第一線から引退後も広大の南多摩川小学校への赴任を斡旋する、一時登校拒否となった忠信の長男の面倒を見てその克服に一役買う、行方不明となった広大の教え子の捜索に参加する、広大のクラスの学級遠足に引率者として参加するなど、何かと広大を支援する。
| 放送期間 = [[1979年]][[4月7日]] - [[10月6日]]
;安達勝也:[[小松方正]]
| 放送回数 = 26
:おおらかな校長と対照的に、口うるさい教頭。典型的なことなかれ主義者。広大が着任するまでは、代理で3年4組を受け持っていた。<br>スペシャル第1作にも登場しており、順三郎の後を受けて若葉台小学校の校長に昇進した設定になっている。
| 放送国 = {{JPN}}
=====第1シリーズ=====
| 制作局 = [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
;小糸桃子:[[志穂美悦子]]
| 企画 =
:校長宅に下宿する教師。3年3組の担任。マドンナ的存在。学年[[ソフトボール]]大会では受け持ちクラスを全勝優勝へ導く。またダンスもうまい。父親は順三郎の教え子だったが、いまだに順三郎に甘えて借金を頼んでくる父に嫌気がさしていた。映画館で泣きながら父親と電話をしているところを広大に目撃され、追いかけてきた広大を痴漢と間違えて通報してしまう。
| 製作総指揮 =
;花井(八代)恵子:[[音無美紀子]]
| 監督 =
:校長宅に下宿する教師。5年2組の担任。雑学が豊富で、よくクイズ番組に出場している。最終回近くで八代と結婚、天城夫妻の義妹となった。<br>スペシャル第1作にも出演している。
| 演出 = 田中知己<br />[[伊藤祥二]]<br />[[新沢浩]]
;前田きく:[[執行佐智子]]
| 原作 =
:3年1組の担任で、3年生の学年主任。
| 脚本 = 布施博一<br />松原敏春
;小嶋田徳次:[[小倉一郎]]
| プロデューサー = [[高野幹夫]]<br />永野保徳<br />[[深山由美子]]
:広大たちの同僚で、3年2組の担任。広大とは対照的に、生徒たちとは少し距離を置いて接している。小心者で体育授業は不得手。白衣を着ていることが多い。桃子に好意を寄せている。
| 出演者 = 水谷豊<br />[[ミッキー・マッケンジー]]<br />[[藤岡琢也]]<br />[[宍戸錠]]<br />[[小松方正]]<br />[[細川俊之]]<br />[[森本レオ]]
=====第2シリーズ=====
| 音声 =
;立花美幸:[[高田早苗 (女優)|高田早苗]]
| 字幕 =
:同僚教師で同じ2年生の担任で校長宅に下宿。最終回で広大に恋心を抱いていたことがあきらかになるが、広大は何も知らず小笠原へ旅立つ。
| データ放送 =
;田丸邦彦:[[秋野太作]]
| OPテーマ = 水谷豊<br />「カリフォルニア・コネクション」
:同僚教師で同じ2年生の担任で学年主任、最終回で離婚した元妻と復縁する。
| EDテーマ =
;奥田朝:[[木内みどり]]<ref>第1作の20話で生徒の姉役で別人としてゲスト出演している。</ref>
| 時代設定 =
:同僚教師。母親も教師であり、順三郎の恩師である。
| 外部リンク =
;風見(佐藤)玲子:[[山口いづみ (女優)|山口いづみ]]
| 外部リンク名 =
:同僚教師。第1作で広大が担任した生徒が5年生に進級したときの担任。校長宅に下宿、最終回で忠信と結ばれる。<br>その後、5人の子供をもうけている(スペシャル第2作で5人目を出産した)。
| 特記事項 =
;井原先生(教諭):[[中野遊]]
}}
;松下先生(教諭):[[柄沢英二]]
;江川先生(教諭):[[沖恂一郎]]
;原先生(教諭):[[西尾徳]]
;松崎瑞江(教諭):[[岡崎聡子]]
 
==== 他の学校関係者 ====
;魚津早苗:[[島村佳江]]'''≪第1シリーズのみ≫'''
:校長宅に下宿する教師。大森の小学校に勤務。小宮のことを悪く思ってはいないが、同じ学校の音楽教師と婚約していた。
:風邪をひいた早苗が「鰈が食べたい」と言ったのを広大が「カレー」と聞き間違え、早苗を好きな小宮の代わりに作る。それを見た桃子が誤解をしてやきもちを焼くというエピソードがある。
;八代徹:[[山口崇]]
:綾子の弟。中学校教師で、担当教科は理科で趣味は天体観察。下宿では和装で過ごす。酒好きで飄々とした性格。綾子に甘えており、朝は自分で起きず、家事を手伝うこともしない。離婚歴があり、作中で前妻や彼女の引き取った息子と再会している。最終回近くで花井恵子と再婚することになった。<br>スペシャル第1作にも若干ながら登場している。
 
==== 南多摩川小学校 ====
;野木昭彦:[[柳沢慎吾]]
:1年生を担任。北野宅(←天城宅)に下宿している。若者らしく現代的な感覚を持った教師で、広大の教育手法もすんなり受け容れていた。広大にとっては良き弟分ともいえる存在。
:同僚の島谷に好意を持っていたがその気持ちを聞き出せず、広大にかわりに確かめてくれるよう頼んだが、実際に広大が島谷に確認しているところを目撃した敦子が不倫だと勘違いしてふさぎ込んでしまうにあたり、広大が島谷をたぶらかしたと勘違いしてふて腐り悪態をついたことで広大の怒りを買ったこともあった。
;仮屋園博:[[渡辺正行]]
:5年生を担任。北野宅に下宿している一人。バツイチで月に一度別れた一人娘に会っているが、必ずその後に1週間ほど落ち込むのが恒例になっている。
:教員としてのキャリアは広大とそれほど変わらず、当初は広大の手法に賛成するわけでもなく反対するわけでもない態度をとっていたが、水泳大会で広大が足が不自由ながら無理を言って出場した教え子の懸命な泳ぎを体を張って励ます姿に触発されて以降は広大の良き理解者という立場になった。
;島谷ますみ:[[伊藤かずえ]]'''(スペシャル2作目のみ)'''
:2年生を担任。北野宅に下宿している一人。広大の「宿題を出さない」という考え方に異論を唱えていた。
;森山芦菜:[[水島かおり]]'''(スペシャル3作目のみ)'''
:1年生を担任。島谷と入れ替わりで北野宅に下宿。自分のクラスの男児(広大のクラスの女児の弟)が図工の時間に描いた絵の内容に何かおかしいと感じ、広大に報告する。
;一丸章子:[[岡本麗]]'''(スペシャル2作目のみ)'''
:3年生の学年主任。当初は広大の型破りな手法を批判し、その後始末を巡って激しく対立したが、そのやり方によって3年5組が良い方向へと大きく変化していったのを目の当たりにして広大のやり方を理解し、最後には広大に「ずっとこの学校にいてくださいよ!」と激励の言葉を送った。
;一乃橋鶴子:[[中島葵]]'''(スペシャル3作目のみ)'''
:4年生の学年主任。広大の自由奔放な教育手法に辟易させられているうえ、自身のクラスの佐藤忠彦(忠信の長男)をあることで頭ごなしに叱ってしまったことで彼から担任として否定され、勝手に広大のクラスに移られてしまうなどの出来事に頭を痛めている。
;高嶺教頭:[[小林克也]]
:南多摩川小学校の教頭。マニュアル通りの画一的な管理教育を進めてきた中心人物であり、自由奔放で型破りな広大のやり方によってそれが崩れることを恐れ、広大と激しく対立し厳しい批判を浴びせたこともあったが、生徒たちの前向きな変化を目の当たりにして広大の考え方を受け容れ、最後には広大の良き理解者となった。
:同校の校長はスペシャル第2作は病気療養で休職中、第3作の細井([[石井光三]])はあまり表立って発言する素振りをみせないため、実質的に彼が校長代行のようなポジションになっている。
 
==== 北野家 ====
;北野敦子:[[荻野目慶子]]'''(スペシャルのみ)'''
:広大の妻。広大が小笠原から北海道に異動になった頃に出逢い結婚した。スペシャル第1作では漁協の事務員として働いていたが第2作以降は専業主婦となり、かつての天城綾子と同じポジションになった。<br>教師としての広大を尊敬し、学級遠足の引率者として参加したり、広大の教え子が行方不明になった際には広大にかわって所在確認のため教え子の自宅を訪ねる、捜索のため八ヶ岳に向かった広大にかわり仔細を学校側に報告するなど、その活動を陽になり陰になり支えている。
;北野青空:[[池上季実子]]
:広大の実妹。広大を頼って、[[俳優|女優]]を目指して小樽から上京する。『蜘蛛の巣』が主宰する劇団に入団。第2作では劇団が[[フランス]]で興行を行うことになり、渡仏するが、劇団がフランスで空中分解し解散してしまい、そのまま[[パリ]]でアルバイトをしながら滞在しているため、登場しない。<br>スペシャル第1作では帰国して結婚コンサルタントに転職。その後も仕事で海外を飛び回っており、天城邸にも気軽に出入りしている。広大の頼みで一緒に上京した宮脇亮太を一時住まわせており、そのこともあって亮太とみね子の結婚を強く支援、挙式の際にも世話役を買って出た。
;北野大河:[[犬塚弘]]
:広大の実兄、北海道で牧場を営んでいる。<br>第1作の最終話で怪我をしてしまい、父親の病気などもあり、牧場の維持が困難になり、広大が教師を辞めて帰郷することになったが、怪我の程度が思っていたよりも軽傷で、すぐ復帰してしまい、教師を辞めてまで帰郷した広大に対して申し訳なく思っている。
===== 敦子の関係者 =====
;鷹村加代:[[加藤治子]]'''(スペシャル第2作のみ)'''
:敦子の実母。広大夫妻が帰京してすぐに北野家に押し掛け、同居するようになった(なぜかその際に麻雀セット一式を持ち込んでいる)。
:肝の据わった人物であり、かつて広大夫妻と忠信が北海道で遭遇したコソ泥夫婦の妻([[室井滋]])が北野邸で突如産気づいてしまった際も浮き足立って慌てる周囲を尻目に落ち着いて的確な指示を出すなどして対応したほか、広大が野木に頼まれて島谷の気持ちを確認していた姿を敦子が不倫と勘違いしてふさぎ込んだ際には、敦子にかわって広大に平手打ちを喰らわせている。
 
==== 天城家 ====
;天城綾子:[[草笛光子]]
:順三郎の妻。世話好きな性格で下宿している教師たちの間では母親的な存在。若いころに学生演劇をやっていたこともあり、青空の良き相談相手になっていた。
:自宅を広大夫婦に譲るにあたってはそもそも同居することを念頭に置いていたようで、順三郎と二人でのマンション暮らしになったことや敦子の母・加代の出現でその立場を喰われた格好になってしまったことで脹れていた。
;天城育民:[[太川陽介]]
:順三郎と綾子の一人っ子で高校生。やや不良っぽい現代っ子だが広大とはウマが合う。第2シリーズでは一浪の後東京農業大学に合格する。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は既婚で恐妻家であり、夫婦ゲンカの末に実家に一時逃げ帰ってきた設定になっていた。
;川瀬(天城)みね子:[[二階堂千寿]]
:第2シリーズから登場。もとは早くに両親を亡くし北海道・礼文島で叔母の世話になっていたが、登校拒否となったところを広大に救われる。<br>叔母の再婚に伴い広大を頼って上京、校長宅に下宿し若葉台小学校へ転校、2年3組で広大の教え子になる。最終回で順三郎・綾子夫妻の養女になる。<br>スペシャル第1作では成長した彼女と交際していた青年・宮脇亮太([[松村雄基]])との結婚問題が主題のひとつになっている。<br>当初は順三郎夫妻から反対されて北海道に駆け落ち、あわや遭難という事態になって広大らに救助される、その後亮太が失踪してしまうなどの紆余曲折あったものの、最終的には礼文島に渡って漁師となったのち広大を頼って一緒に上京してきた亮太と東京で再会、その人となりを順三郎が認めて快く結婚を許され、亮太とともに礼文島へ帰ることになった。
;天城信吾:[[横内正]]'''≪第2シリーズのみ≫'''
:順三郎の実弟であり塾の経営者で、順三郎と教育問題で対立する。
 
====派出所の警察官====
;小宮新八郎:[[谷隼人]]
:近所の派出所の警察官。桃子に痴漢と間違われて逮捕しかけて以来、広大の良き喧嘩相手。早苗に気があるが振られてしまう。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は第2シリーズに出演した桜井音松と同僚になっていた。
;佐藤忠信:[[蟹江敬三]]
:近所の派出所の警察官。第2シリーズから登場。北海道出身で何かとみね子のことを気にかけていた。最終回で玲子と結ばれ、その後5人の子供に恵まれる。<br>広大の悪友ともいうべき存在で良き理解者、良き喧嘩相手。時には行方不明となった広大の教え子の捜索に自ら加わるなど、危険な役回りを買って出ることもあった。<br>スペシャルには全作出演しており、第1作では広大と同じ積丹町で駐在所詰めの警官をしており、広大を頼って北海道に駆け落ちしてきながら遭難しかけたみね子の救出にも一役買った。<br>その後第2作までの間に小学校に忍び込んだ窃盗犯([[小倉久寛]])を逮捕しながらその妻([[室井滋]])の一人芝居に騙されて脱走された責任を取って辞職。第2作目以降は玲子の実家を頼って東京に戻りピザ屋「ゼペットじいさん」を開業する。自宅は南多摩川小学校の学区内(北野邸の近所)で、第3作では登校拒否の兆候を見せた長男・忠彦の扱いを巡って一時広大と対立した。
;桜井音松:[[峰竜太]]
:近所の派出所の警察官。第2シリーズから登場。佐藤の同僚。<br>スペシャル第1作にも出演しているが、その時は同僚が第1シリーズに登場した小宮新八郎にかわっていた。
 
==== その他 ====
=====第1シリーズ=====
*『蜘蛛の巣』マスター:[[奥村公延]](第2シリーズでは礼文島に住む広大の叔父役で、スペシャル第1作では広大が勤務する北海道・積丹町立神威崎小学校校長役で出演)
*『蜘蛛の巣』従業員・小百合ちゃん:[[梶弘子]]
*『蜘蛛の巣』従業員・鉄ちゃん:[[吉見哲]]
=====第2シリーズ=====
;田丸笑子:[[高見知佳]]
:邦彦の実妹。後半には校長宅に下宿。
;ロバート山形:[[安原義人]]
:喫茶店「蜘蛛の巣」の跡地に建った軽食店「ロバートドーナッツ」(第22話以後ロバートハウスに改装)の主人。怪しい英語混じりのしゃべりが特徴的だが、出自は山形県出身の日本人である。
;サユリ:[[杉真由美]]
:ロバートドーナッツ(第22話以後ロバートハウスに改装)の従業員。
;ルリ子:[[桜井恵美子]]
:ロバートドーナッツ(第22話以後ロバートハウスに改装)の従業員。
;黒丸正太郎:[[熊倉一雄]]
:元PTA会長の区会議員。選挙に立候補しようとした際、PTA会長の肩書きを利用しようとして天城校長に拒否されたことへの私怨から、執拗に広大と天城校長の失脚を狙う。第1シリーズでは1話のみの単発出演だったが、本シリーズではセミレギュラー化。
 
== 刑事編(1979年) ==
=== キャスト ===
==== 主要人物 ====
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=== 主題歌 ===
:* 水谷豊「[[カリフォルニア・コネクション]]」(歌:水谷豊、作詞:阿木燿子 作曲:平尾昌晃 編曲:鈴木茂)
 
:刑事編と先生編第2シリーズのオープニングでも通常は1番の歌詞が放送されていたが、時々2番の歌詞が放送されることがあった。
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* 北海道の舞台となった[[礼文島]][[礼文町]]の道場牧場は日本最北端の牧場として有名だったが、現在{{いつ|date=2010年12月}}では閉場している。
 
== 熱中時代(20112011年ドラマスペシャル ==
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 2011年ドラマスペシャル
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
| 放送時間 = 土曜日21:00 - 23:18
| 放送分 = 138
| 放送枠 =
| 放送期間 = [[2011年]][[4月9日]]
| 放送回数 = 1
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
| 企画 =
| 製作総指揮 =
| 監督 =
| 演出 = [[李闘士男]]
| 原作 =
| 脚本 = [[英生みちこ]]
| プロデューサー = [[西憲彦]](日テレ)<br />梶野祐司(ホリプロ)
| 出演者 = [[佐藤隆太]]<br />[[松下奈緒]]<br />[[船越英一郎]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ = 原田潤<br />「ぼくの先生はフィーバー〜世界一バージョン」
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 外部リンク = http://www.ntv.co.jp/fever/
| 外部リンク名 = 公式サイト
| 特記事項 =
}}
 
[[2011年]][[4月9日]]21:00 - 23:18に放送。[[日本テレビネットワーク協議会|NNS]]29局同時ネット、[[ハイビジョン制作]]。[[解説放送]]実施(副音声解説:[[石丸博也]])。レギュラー版で校長を演じた船越英二の息子・船越英一郎がこのドラマスペシャルで校長を演じている。視聴率は9.4%。