削除された内容 追加された内容
物語中の出来事に関する記述の時制を変更(Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクション関連)Wikipedia:あらすじの書き方
1行目:
{{Pathnav|ウルトラマンタロウの登場怪獣|frame=1}}
'''バルキー星人'''(バルキーせいじん)は、特撮テレビ番組『[[ウルトラマンタロウ]]』をはじめとする[[ウルトラシリーズ]]に登場する架空の宇宙人。別名「宇宙海人」。
 
デザインは[[ウルトラマンレオ]]のNGデザインを元に再デザインされたもの<ref>{{Cite book|和書 |date = 1982-12-31 |title = 不滅のヒーローウルトラマン白書 |series = ファンタスティック・コレクション・スペシャル |publisher = [[朝日ソノラマ]] |edition = 初版 |id = 雑誌コード:67897-80 |pages = 92}}</ref><ref>{{Cite book|和書 | title = 円谷ヒーロー ウルトラマン全史 | editor = 講談社 編 | publisher = [[講談社]] | series = 講談社MOOK | date = 2013 | isbn = 978-4-06-389762-3 | page = 37}}</ref>{{refnest|『超人画報』では、レオのNGスーツを改造したものと記載している<ref>{{Cite book |和書 |editor=竹書房/イオン編 |date=1995-11-30 |title=超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher=[[竹書房]] |pages=108 |id=C0076 |isbn=4-88475-874-9}}</ref>。}}。
 
== 『ウルトラマンタロウ』に登場したするバルキー星人 ==
『[[ウルトラマンタロウ]]』第53話(最終回)「さらばタロウよ! ウルトラの母よ!」に登場。
* 身長:1.8 - 49メートル
13行目:
タロウがサメクジラと戦っている最中に現れ、背後からタロウを羽交い絞めにしてサメクジラに倒させようとするが、ZATの攻撃に阻まれて失敗。サメクジラがタロウに倒されたため、一度は逃亡する。
 
しかし、白鳥健一少年に真の勇気を示そうとする東光太郎がウルトラバッジをウルトラの母へ返した瞬間、等身大で再び出現。タロウへの変身能力を失った光太郎に襲いかかろうとしたところを彼のZATガンで額を撃たれ、巨大化して光太郎を執拗に追い回す。最後は光太郎によってコンビナートへおびき出され、自ら蹴飛ばしたタンクから溢れ出た石油を全身に浴びたところを彼のZATガンで点火され、瞬く間に炎に包まれて倒れて爆死したする
 
*声:[[鹿島信哉]](ノンクレジット)<ref>{{Cite book|和書 | title = 円谷プロ画報 | publisher = [[竹書房]] | volume = 第1巻 | date = 2013 | pages = 229 | isbn = 978-4-8124-9491-2 }}</ref>
*劇中では単に「星人」と呼称されている。
*『[[全怪獣怪人]]』では、水中での戦いを得意とする宇宙海賊であるとしている<ref>{{Cite book|和書 |year = 1990 |title = [[全怪獣怪人]] |publisher = [[勁文社]] |volume = 上巻 |pages = 285 |isbn = 4-7669-0962-3 }}</ref>。
 
== 『ウルトラマンメビウス』に登場したするバルキー星人 ==
『[[ウルトラマンメビウス]]』第16話「宇宙の剣豪」に登場。
*体長:1.8 - 49メートル
26行目:
ドキュメントZATに記録が残る、バルキー星人の同族。[[ウルトラマンメビウスの登場怪獣#宇宙剣豪 ザムシャー|ザムシャー]]を倒して己の名を上げるため、彼を追って地球にやってきた。時代劇的な喋り方が特徴。
 
リング状の装飾がついた剣(バルキーリング)を武器に、オオシマ彗星の破片に紛れてザムシャーを襲撃し、そのまま地球でザムシャーと戦闘を繰り広げ。今回も素早い動きを見せが、ザムシャーの方が一枚上手であり、圧倒的な力の前に成すすべもなく、シルバーシャークG一機を巻き添えにし、爆死したする
*声:[[神谷誠]]
*着ぐるみはアトラクション用の改造{{Sfn|ウルトラマンメビウス アーカイブドキュメント|2007|p=85}}。
*元々登場の予定はなかったが、演出上ザムシャーの強さを見せるため、チャンバラできそうな敵ということで[[マグマ星人]]とともに倉庫にあった着ぐるみの中から選ばれた{{Sfn|ウルトラマンメビウス アーカイブドキュメント|2007|p=69}}。
 
== 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場したするバルキー星人 ==
映画『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場。
 
[[ウルトラマンベリアル]]のギガバトルナイザーの力で[[怪獣墓場]]から復活し、ベリアル軍団の一体となってウルトラ戦士たちと戦った。バルキーリングを武器にして、メビウスブレード装備のウルトラマンメビウスと戦い、メビウスと[[ゴモラ (ウルトラ怪獣)#『大怪獣バトル』に登場したするゴモラ|ゴモラ]]の合体光線・超振動メビュームシュートを素早く避けている。怪獣軍団の中では長く生き残ったが、[[ウルトラマンゼロ]]によってとどめを刺され
 
その他、百体怪獣[[ウルトラマンベリアル#百体怪獣 ベリュドラ|ベリュドラ]]の首を構成する怪獣の一体としても姿が確認できる。
 
== 『ウルトラゾーン』に登場したするバルキー星人 ==
『[[ウルトラゾーン (テレビ番組)|ウルトラゾーン]]』内の第13話『怪獣職務質問』に登場。警官に職務質問され、バルキーリングが銃刀法違反となって交番に連れていかれ(声:[[熊本浩武]])。
 
また第16話のアイキャッチではサメクジラを踏み台にして川を渡る姿が描かれている
 
== 『ウルトラマンギンガ』に登場したするバルキー星人(SD) ==
『[[ウルトラマンギンガ]]』前期(第1話から第6話)、番外編に登場。
 
[[ウルトラマンギンガ#異形の手のモノ|異形の手のモノ]]に仕えるエージェントとして暗躍する宇宙人で、ダークスパークによって人間大にライブされ。テンションの高い飄々とした性格で時折、陽気に踊ったり、[[英語]]言葉を使う。目を光らせることでダークダミースパークを生み出すことができ、闇に見入られた悪人にスパークドールズと共に渡し、怪獣へとダークライブさせることが目的。バルキーリングなどの武器は使用していない。
 
第3話で初めてウルトラマンタロウ(SD)の前に姿を現し、自身の黒幕(異形の手のモノ)の存在をタロウに語ると同時に、放火魔の女・菅生ユウカを操ってヒカルが持つスパークドールズを狙ったが、ヒカルがウルトライブした[[ケムール人#『ウルトラマンギンガ』に登場したするケムール人(SD)|ケムール人(SD)]]に阻止され、撤退したする
 
第6話では[[ヘルメット]]に[[手拭]]姿という工事現場の作業員のような格好で美鈴たちやタロウの前に現れるも、タロウのウルトラ念力で撃退されて捕らえられそうになるが、[[ウルトラマンティガ#劇場版『THE FINAL ODYSSEY』で登場するタイプ|ティガダーク(SD)]]の力により巨大化し、遂にウルトラマンギンガと直接対決。ティガダーク(SD)とのタッグでギンガを追い詰めるが、[[ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター#ジャンナイン|ジャンナイン]]の覚醒により形勢逆転。ギンガクロスシュートを浴びて倒され、スパークドールズに戻った
 
番外編では[[マグマ星人#『ウルトラマンギンガ』に登場したするマグマ星人(SD)|マグマ星人(SD)]]の回想シーンにしている。
 
*声:[[橋本達也]]
*前期の後日談に当たる『[[ウルトラマン列伝|新ウルトラマン列伝]]』第8話では、タロウのように会話や動くことはできないものの自我は残っており、自身の敗北の原因を考えるため自身を含めたギンガに送り込んだ刺客たち([[ウルトラマンダイナの登場怪獣#超合成獣 サンダーダランビア(SD)|サンダーダランビア]]、ケムール人、[[パンドン#『ウルトラマンギンガ』に登場したするキングパンドン(SD)|キングパンドン]]、[[ラゴン (ウルトラ怪獣)#『ウルトラマンギンガ』に登場したするラゴン(SD)|ラゴン]]、[[ドラゴリー#『ウルトラマンギンガ』に登場したするドラゴリー(SD)|ドラゴリー]]、ティガダーク)の過去の戦いを振り返った<ref>ただし、サンダーダランビアは実質『ギンガ』オリジナルの怪獣なのでその前身と言える[[ウルトラマンダイナの登場怪獣#超合成獣 ネオダランビア|ネオダランビア]]について振り返った。また、ドラゴリーが[[ムルチ#『ウルトラマンA』に登場するムルチ|ムルチ(二代目)]]を八つ裂きにするシーン(『ウルトラマンA』第8話)では、あまりの残酷さに目を覆っていた。</ref>が、結局敗因は分からずじまいであり、スパークドールズを拾ったヒカルに弄られつつギンガへの復讐を誓った
*『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』では、冒頭で前期のあらすじを解説する役回りで登場している。
*後日談に当たる『[[ウルトラマン列伝|新ウルトラマン列伝]]』第38話では、行動を共にしていた[[ナックル星人#『ウルトラマンギンガ』に登場したするナックル星人グレイ(SD)|ナックル星人グレイ(SD)]]と共に突如現れたワームホールに吸い込まれ[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア|大怪獣ラッシュ]]の世界へ転移してしまうする。そこで再会した[[イカルス星人#『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』に登場するイカルス星人(SD)|イカルス星人(SD)]]この世界のことを聞き自身もハンターになりたいと思っていた(う。なお、このとき彼がイメージしたするハンターとしての自身のイメージは同作に登場する「バルキー星人ラース」の姿そのままである
 
== その他 ==
*漫画『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』にはエンペラ軍の幹部である三大参謀の一人で、海軍を率いる狡猾な闘士バルキー星人が登場し、海の怪獣を指揮する。それ以前に別のバルキー星人が[[モブキャラクター]]の観客として登場している。
*『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』2009年12月5日放送分で『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』のオーディションに参加し、暴走する[[レッドキング]]を[[ヒッポリト星人|スーパーヒッポリト星人]]と共に止めようとしていた。
*『[[SmaSTATION!!]]』2009年12月19日放送分で「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集が組まれた際、「ファンが選ぶ対決ベスト3」に、このバルキー星人と東光太郎の戦いが第2位にランクインした。
*2010年によみうりランドで行われたウルトラマンゼロショーではウルトラマンレオを洗脳しゼロと戦わせたり、ゼロの弟子となった[[フック星人]]を倒すなど卑怯な戦法を繰り返すが、最後はレオとゼロに倒され。 
*2013年の『[[ウルトラマンフェスティバル]]』ライブステージ第2部ではウルトラマンギンガ前編の後、再び闇の支配者により復活したという設定で、[[ウルトラマンボーイ]]をそそのかしギンガを追い詰めるなど暗躍したをする。 
 
== 脚注 ==