「ムルチ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
物語中の出来事に関する記述の時制を変更(Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクション関連)Wikipedia:あらすじの書き方
1行目:
{{OtheruseslistOtheruses|ウルトラ怪獣|オートバイ|ドゥカティ・ムルティストラーダ|架空の妖精|宇宙家族カールビンソン#プチアップルパイ版|アニメ店長のドラマCDの登場キャラ|アニメ店長}}
 
'''ムルチ'''は、特撮テレビ番組『[[帰ってきたウルトラマン]]』を始めとする[[ウルトラシリーズ]]に登場する架空の怪獣。別名「巨大魚怪獣」(きょだいうおかいじゅう、きょだいぎょかいじゅう)。
11行目:
* 出身:地中
 
[[川崎]]の河原に出現して暴れていたところを、善良な宇宙人である[[メイツ星人]]の超能力で高速道路付近の地中深くに封印されていたが、[[公害]]による[[大気汚染]]で衰弱したメイツ星人が宇宙人を恐れる民衆から良少年を助けようとして警官に射殺されたため、封印が解け復活したする
 
設定では魚が環境汚染によって突然変異したことで生まれた怪獣だが、劇中での描写はい。戦力として口からは赤い破壊光線を吐く他、尻尾でビルを叩き壊す。復活後はまるでメイツ星人の無念を晴らすかのように人間たちを襲い、周囲の工場を壊滅させ。郷はこれを自業自得として戦うのを拒んだが、僧に扮した伊吹隊長の檄を受けウルトラマンに変身、豪雨の中でムルチと戦った。激しい格闘戦の末、動けなくなったところをウルトラリフターで炎の海の中に投げ込まれ、スペシウム光線でとどめを刺され
 
* スーツアクター:[[遠矢孝信]]<ref>{{Cite book|和書 | title = 円谷プロ画報 | publisher = [[竹書房]] | volume = 第1巻 | date = 2013 | pages = 213 | isbn = 978-4-8124-9491-2 }}</ref>
23行目:
* 体重:1万トン
 
第7話で[[ドラゴリー]]と[[メトロン星人#ウルトラマンAに登場したするメトロン星人|メトロン星人Jr.]] にAが苦戦しているところに突如地中から出現し、戦いに加わった。弾き飛ばされたAを投げ倒すなどして、共にAを苦しめ。しかし、第8話の冒頭でAに突進しようとして誤ってドラゴリーに激突し、逆上したドラゴリーに投げ飛ばされた後、下顎から腹を引き裂かれ、左足をもぎ取られ惨殺されてしまった
 
* 初代と比べて体系は痩せており、シルバー系の体色、目つき、尻尾の先が魚の尾鰭(おびれ)のような形状をしているなどの違いがある。
* なぜ突然地中から出現したのかは不明で、妖星ゴランの接近によって目覚めたという説と、ヤプールが目覚めさせたという説がある。
*『続ウルトラマン大百科』([[勁文社|ケイブンシャ]])や『週刊ウルトラマンオフィシャルデータファイル』ではヒレが小さいことから初代ムルチの息子と記述されている。
* 脚本の段階では登場する怪獣は[[帰ってきたウルトラマンの登場怪獣#竜巻怪獣 シーゴラス|シーゴラス]]だったが、ムルチに変更されている<ref name="Tatsumi mook">『僕らのウルトラマンA』([[辰巳出版]]・2000年)より。脚本のト書きでも「シーゴラスが津波を起こしながら出現」と表記されている。</ref>。放送当時に連載された『[[幼稚園 (雑誌)|幼稚園]]』ではこれに準じた展開になっている。
* 着ぐるみは、前作の撮影終了後に怪獣ショーなど多方面で使用されていたオリジナルを借り受けたもの。しかし、八つ裂きにしてしまったことで使用不能となったため、スタッフはイベント担当セクションから大目玉を食ったという<ref name="Tatsumi mook"/>。
 
== 巨大魚怪獣 ゾアムルチ ==
37行目:
* 体重:1万トン
 
GUYSのドキュメント[[帰ってきたウルトラマン#MAT|MAT]]に記録されている、怪獣ムルチの別個体を[[メイツ星人|メイツ星人ビオ]]が改良。地球にやってくる際一種の冬眠状態のままで、あくまでも万が一の武力手段として円盤に積まれてやって来。過去の個体ではただの模様であった青い斑点模様は、青い結晶のようなものに変って下半身や尻尾に埋め込まれている。ビオの脳波によって操られ、円盤による破壊活動を止めようとしたメビウスに対抗した彼によって覚醒。青い破壊光線を口から吐きながらメビウスと戦ったが、園長とリュウの説得に思い留まったビオの願いを受けたメビウスのメビュームシュートを受けて倒され
* 口から吐く青い破壊光線の威力は高くなく、メビウスに胸で受け止められていた
* 小説『[[ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント]]』ではTV版とは異なり、地球人という存在全体を見極める道を選んだビオの手によって地中深く封印されるという結末を辿っている。同作では「ゾア」は「憎悪」を意味するとされている。
 
=== 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場したするゾアムルチ ===
『[[ウルトラギャラクシー大怪獣バトル]]』第9話「ベンドラゴン浮上せず!」に登場。
* 身長:48メートル
* 体重:1万トン
 
惑星ボリスの海底に生息。スペースペンドラゴンを襲うとするがレイの放った[[エレキング]]と海中で対決。エレキングの放電攻撃により倒され
*着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』で使用された物の流用。
 
52行目:
映画『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場。
 
[[ウルトラマンベリアル]]のギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活し、ベリアル軍団の一体となる。怪獣墓場でウルトラ戦士やレイの怪獣達を迎え撃った。ウルトラマンメビウスと戦うが、最後はメビウスのメビュームシュートを受けて倒され
 
また、[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE#百体怪獣 ベリュドラ|ベリュドラ]]の左腕を構成する怪獣の一体として、初代ムルチの姿が確認できる。
*着ぐるみは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』までに使用された物の流用。
 
=== 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場したするゾアムルチ(SDI) ===
映画『[[ウルトラマンギンガ#第2弾|ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!]]』に登場。
 
ライブパッドを使った「ウルトライブシミュレーション」でヒカルがライブし、健太がライブしたドラゴリー(SDI)、友也がライブした[[ゼットン]]と戦い、ドラゴリーとは互角に戦うも最後は乱入してきた千草がライブした[[ザムシャー]](SDI)にドラゴリー、ゼットン共々倒され
 
* ドラゴリーとの戦いは『A』第8話を再現しているが、勝敗は異なる<ref>{{Cite book |和書 |editor=[[小学館]]「[[てれびくん]]編集部」 |date=2014-03-15 |title=ウルトラマンギンガ劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!(パンフレット) |publisher=[[松竹]]株式会社事業部}}</ref>。
 
== その他 ==
* 漫画『かがやけ ウルトラの星』では怪獣軍団の一員として登場。[[巨大ヤプール]]に率いられて[[四国]]に出現し、ウルトラマンAと戦った
* 漫画『[[ウルトラマンSTORY 0]]』第5話「失われた光」に登場。本作では普通の魚として登場する。