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中立性及び、大言壮語的な一部の表現について
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| spouse = [[鎌倉佐弓]]
| influences = [[高柳重信]] フランス・[[シュルレアリスム]]
| influenced = 世界の俳人・詩人
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句作は14歳から始め、学習雑誌「中三コース」の[[金子兜太]]選に入選。淳心学院高校時代、俳誌「歯車」「天狼」などに投句。東大時代より前衛俳人[[高柳重信]]を師と仰ぐ。二十代のとき、高柳編集の「[[俳句研究]]」で論と作を活発に発表。[[坪内稔典]]編集「[[現代俳句]]」([[南方社]])にも寄稿。[[八木三日女]]主宰「花」同人。高柳重信・[[赤尾兜子]]代表「[[俳句評論]]」同人。所属した[[東大学生俳句会]]では機関誌「原生林」にも寄稿、第17号を編集(1977年10月)<ref>夏石番矢 [http://banyahaiku.at.webry.info/200612/article_5.html 東大学生俳句会 「原生林」第17号] Ban'ya 2006年12月5日</ref>。1978年俳句季刊誌「未定」創刊発案者の一人、初代編集長として創刊号から第14号まで同誌を牽引し、第38号~第47号発行人、第54号で退会。1983年、東大大学院生時代に出版した処女句集『猟常記』を、詩人の[[吉岡実]]<ref>夏石番矢 [http://banyahaiku.at.webry.info/201305/article_6.html 30年前の吉岡実のはがき] Ban'ya 2013年5月4日</ref>、評論家の[[四方田犬彦]]らによって高く評価される。1986年~1991年「[[俳句空間]]」創刊号~第16号の編集委員として、企画の大半を立案。1990年から1992年まで「[[熊野大学]]」に協力し、最晩年の[[中上健次]]と親交を結ぶ。『楽浪』(書肆山田、1992)は、急逝した中上健次に捧げた句集である。1992年[[四方田犬彦]]、[[石井辰彦]]と第一次「三蔵」創刊、1995年刊の終刊号(第6号)まで発行人。
 
1998年[[鎌倉佐弓]]らと「[[吟遊]]」創刊、発行人。[[現代俳句協会]]では、青年部長、渉外部長を務めたが、{{要出典範囲|協会自体の保守性|date=2015年5月}}に見切りをつけ、2004年退会。2000年9月、[[スロベニア]]のトルミンで[[世界俳句協会]]を創立し、以後ディレクターとして運営にあたる。世界俳句協会大会を、日本、ブルガリア、リトアニアなどで開く<ref>[http://www.worldhaiku.net/WHACs.htm 世界俳句協会]</ref>。2007年東京ポエトリー・フェスティバル協議会創立、理事長。同年よりインドの[[Cyberwit.net]]社の[[Taj Mahal Review]]誌[http://www.tajmahalreview.com/index.htm]にほぼ毎号、英語版の自作を発表、また同誌編集顧問。翌2008年、日本初の大規模国際詩祭、[[東京ポエトリー・フェスティバル]]をディレクターとして開催し、2011年二重詩祭、第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011を開催<ref>[http://www.geocities.jp/tokyopoetry/ 第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011]</ref>。
 
ブラジル国立図書館発行の雑誌「POESIA SEMPRE」[http://www.bn.br/projeto-editorial/publicacoes-periodicas/poesia-sempre]第17号(2002年12月)の日本特集には、ポルトガル詩人カジミーロ・ド・ブリトー(Casimiro de Brito)との対談収録、また20世紀日本俳句選集の選句・翻訳担当。
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== 評価 ==
{{大言壮語|date=2015年5月|section=1}}
{{ページ番号|節|date=2015年5月}}
[[四方田犬彦]]『最新流行』(青土社、1987年)に「夏石番矢あるいは癇癪もちのイエスについて」があり、『猟常記』についての論評収録。[[吉岡実]]は、『『死児』という絵[増補版]』(筑摩書房、1988年)収録「重信と弟子」の「服喪の祝宴」で、『猟常記』を称揚。[[乾裕幸]]『俳句の現在と古典』(平凡社、1988年)に、「一所懸命ノンサンスな談話――夏石番矢句集『メトロポリティック』に寄せて」収録。
[[小笠原賢二]]「未知なる『彷徨』」(栞文『夏石番矢全句集 越境紀行』、沖積舎、2001年)では、「もう一つの根源的な天地創造譚であり宇宙生成のドラマの試み」「アジアや西洋も含むマクロコスモスの表現」と評される。『展望 現代の詩歌11 俳句III』(明治書院、2008年)に、「夏石番矢」([[川名大]]執筆)。[[吉本隆明]]『詩の力』(新潮文庫、2009年)の「夏石番矢」において、「夏石番矢さんの俳句は一足とびに西欧の現代詩と同じ次元の表現をしたいというモチーフを持っているのだと思う」、「夏石さんの作品に匹敵するためには、中途半端な前衛性では太刀打ちできないだろう」と評される。[http://www.geocities.jp/ginyu_haiku/criticism/110615-ishikura.pdf][[平川祐弘]]「世界魅了する『ハイク』の芸術性」(「産経新聞」2010年7月8日付け)には、「夏石の『天の滝より法王落ちて飛び始む』に始まる『空飛ぶ法王』(Flying Pope)は多くの国の言葉に訳され、愛読されている」。
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ギタリストで作曲家の[[笹久保伸]]は、夏石の俳句朗読のため、「空飛ぶ法王/Papa volador」(CD『翼の種子』、アオラ・コーポレーション、2012年所収)と「海の世界」(CD『Quince』、自主制作、2013年所収)を作曲している。
 
{{誰範囲2|海外では、芭蕉を超えた俳人としての評価が高まりつつある。|date=2015年5月}}[http://www.editions-harmattan.fr/index.asp?navig=catalogue&obj=livre&no=43014][http://www.editions-harmattan.fr/_uploads/complements/fra%20Friedenkraft.pdf]
 
== 著書 ==
{{雑多な内容の箇条書き|date=2015年5月|section=1}}
=== 句集 ===
* 『猟常記』、静地社、1983[http://www.geocities.jp/ginyu_haiku/criticism/ryojoki.htm]