「爆買い」の版間の差分
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== 日本以外でみられる「爆買い」の例 ==
日本以外でみられる爆買いの例として、[[韓国]]においても、中国人観光客らに対する化粧品の販売・輸出が好調である<ref name="asahi20151028">朝日新聞2015年10月28日朝刊第10面「K(韓国)ビューティー お肌の世界戦略 化粧品『爆買い』中国客戻る」</ref>。[[ソウル]]中心部の[[明洞]](ミョンドン)の通称「コスメ・ロード」では、[[中東呼吸器症候群]](MERS)問題が深刻化した2015年6月ごろ観光客が激減したが、同年10月には中国人観光客が戻ってきて、化粧品を「爆買い」していると報じられている<ref name="asahi20151028"/>。韓国化粧品業界のターゲットは、中国人爆買い観光客のみではない<ref name="asahi20151028"/>。中国市場での販売拡大に向け、ビジネスを強化している<ref name="asahi20151028"/>。同年4月にソウル市内の韓国最大級の美容展覧会が開かれ、中国の化粧品販売業者との間で保湿用の馬油クリーム2万個を販売するといったような「大型商談」をいくつもまとめた韓国企業もあったという<ref name="asahi20151028"/
[[2009年]]11月11日中国ネット通販最大手の[[アリババ・グループ]]がネット上で割引をする商戦を始めたことをきっかけに、毎年11月11日は、中国のネット通販でもっとも「爆買い」の起こる日になった<ref name="asahi20151112-9">朝日新聞2015年11月12日「11・11ネットで爆買い 中国アリババ、夕方までに売り上げ1.4兆円」</ref>。2015年11月11日の同グループの売り上げは午後5時30分の時点で719億元(1.4兆円)になったと同社より発表された<ref name="asahi20151112-9"/>。業界2位の「京東」や3位の「蘇寧易購」も、売り上げが2014年の3から4倍に達した模様である<ref name="asahi20151112-9"/>。中国のネット消費の勢いを象徴する日となっている<ref name="asahi20151112-9"/>。さらなる爆買いへの期待も大きく、日本の[[経済産業省]]は、中国人らがネット通販で日本から買う額は、2018年には1兆3,000億円を超えると試算する<ref name="asahi20151112-9"/>。
== 諸問題 ==
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爆買いの一種とみなされていることとして、中国資本による日本の[[都市|都市部]]での[[不動産投資]]が挙げられている。大量ではないものの現金で支払われる大きな買い物であることからそう呼ばれた。円安により[[シンガポール]]や[[香港]]、[[ロンドン]]などの他の都市と比べて割安感が増したのと、圧倒的な新築物件の多さが魅力となっている。また、[[東京]]や[[大阪]]などへの購入者のためのツアーも組まれている<ref name="bloom150703">{{Cite news|url=http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLT6TX6K50YC01.html|title=中国マネー爆買い、都心マンション高騰に一役-庶民には高根の花 (2)|newspaper=[[ブルームバーグ]]|date=2015-07-03|accessdate=2015-09-30}}</ref>。
2015年4月30日放送[[日本放送協会|NHK]]『[[所さん!大変ですよ]]』では、「文房具“爆買い”騒動の謎」と題し、品質が高く使い勝手のよい[[チョーク]]を製造していた[[羽衣文具]]の廃業が公表されたことが発端となり、2014年10月に日本各地でチョークの爆買い騒動が起きたと報じられた。国内で備品として確保しようとする[[教育機関]]・[[教員]]による[[買い占め]]が相次いだだけでなく、[[スタンフォード大学]]の{{仮リンク|ブライアン・コンラッド|en|Brian Conrad}}教授を中心とした[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[数学者]]約200人で
== 脚注 ==
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