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== 第2世代 FC3S/FC3C型(1985年-1991年)・カブリオレ(FC3C)(1987-1992年) ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
| 車名=マツダ・サバンナRX-77(2代目)
| 車名補=FC3S型
| 1枚目画像の説明=(クーペ)左右共に前期型、右は赤にリペイントしたもの。
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| 3枚目画像の説明=カブリオレ
| 3枚目画像名=Mazda-rx7-2nd-generation01.JPG
| 販売期間=[[1985年]][[10月]] - [[1992年]]
| 乗車定員=2人/4人
| ボディタイプ=3ドア ファストバッククーペ<br />2ドア[[カブリオレ]]
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| 自由項目1(項目名)=最小回転半径
| 自由項目1(内容)=4.9m
| 後継=マツダ・RX-7
}}
サバンナRX-7の最初のフルモデルチェンジは1985年である。型式'''FC3S'''の新モデルは10月に発表された(19・20日に発表展示会)、開発コードはP747である。
 
[[マツダ・Fプラットフォーム#FC|マツダ・FCプラットフォーム]]が開発された。リア[[サスペンション]]は[[独立懸架式|独立懸架]]化され、[[セミトレーリングアーム]] [[マルチリンク式サスペンション|マルチリンク]]となった。またハブ部分のリンクにブッシュを入れることでパッシブステア性によりセミトレーリングアームの欠点を打ち消す特性を持つ「トーコントロールハブ」を持ち<ref>http://www.autoexe.co.jp/kijima/column2.html</ref>「4WS感覚」というキャッチコピーとなった(「4WS」は当時の流行であった)。エンジンは[[インタークーラー]]付きターボ13B型を搭載する。フロント[[ブレーキ]]には日本車初の対向4ピストンの[[アルミキャリパー]]を採用。日本以外では、初代に続き13B NAエンジン仕様車が13Bターボエンジン搭載車とともに販売された。
 
[[ポルシェ・944]]との類似性が自動車雑誌などで話題となり、初代に引き続き「プアマンズ・ポルシェ」の呼称が使われることもあったが、性能面では0-100km/h7秒弱、最高速度はメーカーテストで238.5km/hを記録する<ref name="cargraffiti-138" />など大きく向上していた。
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グレードは最廉価グレード「GT」、ベーシックグレード「GT-R」、ビスカス式LSDとアルミボンネットを装備した「GT-X」、サンルーフ、オートクルーズ等豪華装備の「GT-Limited」、本革シートを装備した最上級グレード「GT-Limited・スペシャルエディション」が用意された。後に、GTはマイナーチェンジに伴って廃止されている。
 
「∞(アンフィニ)」シリーズと呼ばれる2人乗りスペシャリティーモデルが4世代に渡りリリースされる。[[高オクタン価ガソリン|プレミアムガソリン]]仕様になった<ref group="注釈">「∞」以外のモデルは全てレギュラーガソリン仕様。</ref>このモデルは、高出力化され215ps/6,500rpmとなった。また1991年のFD3S型へのフルモデルチェンジの年初、[[マツダ・787787B|マツダ・787B]]の[[ル・マン24時間レース]]総合優勝を記念した最後の[[特別仕様車]]「ウィニングリミテッド」が1000台発売された。
 
2代目に設定されていたカブリオレ・FC3C型はロータリーエンジン生誕20周年を記念して1987年8月に登場している[[オープンカー]]仕様のグレードで、電動ソフトトップを装備する。カブリオレ製作のノウハウは、後の[[マツダ・ロードスター|ユーノス・ロードスター]]に活かされた。
 
1991年、FC3S型はフルモデルチェンジされFD3S型となるが、カブリオレ仕様は2代目仕様のまま生産され、1992年10月にサバンナRX-7の14年間とサバンナRX-7カブリオレ5年間を締め括るモデルとして、台数限定のファイナルバージョンが発売された。プラットフォーム、エンジンはFC3S型と同様。
 
=== エンジン ===