「特殊相対性理論」の版間の差分

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{{Quotation|以降、'''{{Mvar|E}}'''(電場 [V/m])と '''{{Mvar|B}}'''(磁束密度 [Wb/m²または[T])を電磁場の基本物理量とし、'''D'''(電束密度 [A・s/m²])及び '''{{Mvar|H}}'''(磁場の強さ [A/m])は '''{{Mvar|E}}'''、'''{{Mvar|B}}''' から派生する副次的な量であるという立場を取る{{refnest|group="注"|歴史的には特殊相対性理論によって磁荷というものが実在せず、磁場の源は電流であると考えられることとなったことから '''{{Mvar|D}}'''、'''{{Mvar|H}}''' は副次的なものという扱いになった<ref>{{Harvtxt|砂川|1977|p=181}}</ref>。}}<ref group="注">なお、
* {{cite book|和書|author=細野 敏夫|title=メタ電磁気学|publisher=森北出版(株)|year=1999-02|id={{全国書誌番号|99076524}}|isbn=462773431X|ncid=BA40127907|oclc=675947071|asin=462773431X|ref=細野(1999)}}
はこの立場を実例とともに非常に強く打ち出している。</ref>。さらに、単位系は[[電磁気の単位|MKSA単位系]]を用いるものとする<ref group="注">なお、'''特殊相対性理論の原論文'''{{Harv|アインシュタイン|1905a}}は[[電磁気の単位|CGSガウス単位系]]'''を用いている。</ref>。}}
 
ここで、代表的な例として K 系から真空中の電磁波(光)を測定することを考える。真空中の電磁波の[[波動方程式]]はマックスウェル方程式から