「移動販売」の版間の差分

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: [[金物店]]が配達の道すがらに販売することもあるが、一部の悪徳業者による[[竿竹商法]]などトラブルになることもある。
 
== 移動スーパーマーケット・移動コンビニ ==
[[File:Matsugen fresh supermarket car.jpg|thumb|220px|和歌山県のスーパー松源の「マツゲン生鮮移動スーパー」(2014年)。]]
[[File:Kotobukiya mamasan.jpg|thumb|220px|九州の移動スーパー「寿屋ママサン号」。]]
[[File:FamilyMart track Famima-gou.jpg|thumb|220px|[[ファミリーマート]]南相馬小高店の「ファミマ号」(2013年)。]]
昭和30年代後半からの『[[高度経済成長]]』により三大都市圏郊外へと[[ベッドタウン]]という名の新興住宅地や[[団地]]の造成が急激に進んだが、居住人口の激増に対して即在の商店街や[[スーパーマーケット]]、[[百貨店]]などが需要を吸収出来ない事態が各地で発生するようになった。
そこで産み出されたのか本形態の移動販売手法である。1~4トン弱以下の小型トラックの荷台や[[マイクロバス]]の内部、場合によっては[[軽トラック]]を改造<ref>[[ナニコレ珍百景]]2015年7月15日放送分では[[ダイハツ・ハイゼット]]ベースの移動[[セブン-イレブン]]が取り上げられた。</ref>し、鮮度保持用の[[ショーケース]]を並べ、多様な食品や雑貨を扱うため『移動[[スーパーマーケット]]』と呼ばれるようになった。地場で複数店舗を構える個人商店や中堅スーパーなどが運営していたものが殆んどで、徒歩や自転車移動可能な近隣に商店街やスーパーの進出が遅れている新興団地を主な商圏とし、あらかじめ巡回する日時やコース、営業場所が設定されており、新居を手にした[[団塊の世代|団塊世代]]の食品の購入に少なからず貢献を果たした。
 
また[[公共投資]]により各地に生まれた[[工業団地]]で昼食用の弁当や軽食と作業用小物を売る移動スーパーも現れたが、やがて日本での[[モータリゼーション]]の発展や郊外スーパーの進出、食住一体型の大規模住宅団地開発増加により、昭和60年代~平成初頭までには「移動スーパー」による住宅街や団地への訪問販売の需要は薄れ、新業種「[[コンビニエンスストアー]]」定着によりこの業態は最早絶滅も時間の問題となる筈であった。