「都営バス深川営業所」の版間の差分

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現在では、門前仲町から有明北地区付近にかけては生活や通勤の足として利用客が多く、有明一丁目まではほぼ終日10 - 15分毎の運行となっている。また、臨海副都心でのイベントの際には増発する事があるが、この場合は「臨時便」という札を先頭車の前面窓下に掲出する。
 
門19系統のうち門19丁(門前仲町 - 海上公園)を統合し、[[東京港トンネル]]を挟んだ品川駅東口 - 海上公園 - 門前仲町の運転となり、本営業所と品川営業所が共同で担当した。この時もまだ船の科学館以外の施設は見られず、利用客の中心は門前仲町 - 有明テニスの森間(有明テニスの森ができる前までは有明中央)であった。その後、[[臨海副都心]]の開発が進められていった結果、道路網に変化が見られる様になったので、かつて台場のルートは現在の有明一丁目以西が異なり、[[東京湾岸道路|湾岸道路]]を走行し、停留所も13号地トンネル入口は2回停車していた。
 
臨海副都心の開発が進んだ[[1990年代]]後半より、双方の起終点から東京テレポート駅や東京ビッグサイトなど、台場地区までの折り返し運用が増える様になったり、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]や[[テレコムセンター]]などの新しい施設を経由する様にルートが一新されたりした。長い間、本路線が台場地区に於ける唯一の公共交通機関だったが、[[ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線|ゆりかもめ]]や虹01系統など都心側からの速達性の高い交通手段が整備した事や、品川と台場を[[レインボーブリッジ]]経由で結ぶ虹02(02系統(廃止して数年後に波01出入系統として復活)が開通することとなる。1997年7月には品川駅東口 - 台場循環系統が設定されるが、これは全便が品川営業所の担当だった。
 
その結果、東京港トンネルの渋滞による定時性の悪化もあり、品川側は利用価値が低下していった。このため、1999年に品川側の折り返し運用を担っていた品川駅東口 - 台場循環系統が廃止され、同時に品川営業所は本系統の担当から外れた。これにより、品川へ顔を出すのは朝夕のみのごくわずかに運転されるのみとなった。しかし、[[首都高速道路]]を通るため[[シートベルト]]を装備した専用車両(1991年度車)を充当してまでこの便を存続させる必要性は低下していた。
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* <span style="color:orange">都05丙</span>:東京駅丸の内南口 - 有楽町駅 - 銀座四丁目 - 勝どき駅 - [[新豊洲駅]]前 - [[かえつ有明中学校・高等学校|かえつ有明中高前]] - [[有明テニスの森公園|有明テニスの森]] - [[武蔵野大学]]前 - [[東京国際展示場|東京ビッグサイト]]<ref name="a">"> 東京都乗合自動車の運行系統の名称及び区間、昭和54年11月22日 交通局告示第11号</ref>
** 1988年(昭和63年)[[6月8日]]:開業。<ref name="c">東京都交通局90年史、Page426</ref>
** [[1989年]](平成元年)[[6月19日]]:深夜05系統(東京駅丸の内南口 - 豊洲駅 - 深川車庫)が開業する<ref name="e">東京都交通局90年史、Page427</ref>。{{要出典範囲|それに併せて、都05系統として東京駅丸の内南口 - 豊洲駅間の運転を行う。|date=2010年6月}}
** 2007年(平成19年)3月26日:土曜・休日の日中に限り東京駅丸の内南口 - 有明テニスの森 - 東京テレポート駅間の運転を開始する<ref name="f">[http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2007/bus_i_200703161_h.html 都営バスの路線変更及びダイヤ改正について]、2007年3月16日、東京都交通局</ref>。
**2013年(平成25年)4月1日:土曜・休日のみ運行していた東京テレポート発着の系統を廃止し、東京ビッグサイト発着の系統(毎日運行)を新設<ref name="press20130301">[http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2013/bus_i_201303012_h.html 都営バスの路線変更等について]、2013年3月1日、東京都交通局、2013年8月21日閲覧</ref>。
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* 豊洲01(出庫):キャナルコート三街区 → 豊洲駅 → 豊洲一丁目 → 豊洲駅(始発のみ)
 
[[2000年]][[12月12日]]にAL02系統として開通した。アクセスラインバスだったため運賃は100円。2003年4月に現在の形態に変更されたが、その際に一般系統化されたため、運賃は他系統と同じとなった。車両は当初[[都営バス千住営業所|千住]]と[[都営バス南千住営業所|南千住営業所]]から転入した[[三菱ふそう・エアロミディ]]が充当され、数ヶ月後には[[日産ディーゼル・スペースランナーRM|日産ディーゼル・RM]]のCNGノンステップ車が専用車として導入されたためエアロミディは品川と南千住に転出している。現在は他の系統と共通化され、専用車は[[都営バス臨海支所|臨海支所]]に転属した。なお、運転時間帯は平日朝夕のみとなっている。
 
前身のアクセスラインと同様に方向幕は黄色のものを用いるが、文字は黒色である。朝夕の最終2本は、四街区止まりで深川車庫へ回送入庫する。また、1日数本ではあるがキャナルコート側からの豊洲止まりがある。なお、この系統は他系統と異なり、豊洲二丁目と深川五中前の両停留所には停車しない。
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本路線の起点となっている「新橋」は、他の新橋駅前乗り入れ系統と異なり、唯一停留所名に駅が付かない<ref>過去には渋88系統など他の系統でも「新橋」停留所を経由していたものはあった。</ref>。これは、通常使用している乗り場(始発 - 20時)が駅前のバスターミナルではなく、[[東京都道405号外濠環状線|外堀通り]]を挟んだ北側の路地裏にある事による。
 
20時以降は、数寄屋橋交差点における右折禁止解除に伴う渋滞の可能性から、かつての[[都営バス港南支所#橋86|橋86系統]]のルート(新橋駅 - 銀座六丁目 - 銀座四丁目)にルートを変更して運行を行う。このため、新橋の停留所が駅前にある[[都営バス品川営業所#市01系統|市01系統]]の場所へ変更となる。
 
[[1942年]]に戦時の交通統制により市が継承した城東乗合自動車の路線をベースとしている。城東乗合は[[1932年]]時点で木場町(電停) - [[緑 (墨田区)|緑町]]三丁目 - 観音裏 - 上根岸間のわずか1路線を有していた会社である。その後、都営となった当初も大きな変化はなく、33系統([[木場]]三丁目 - [[日暮里駅]])で運行していた。[[1953年]]には新橋 - 木場三丁目間が開設され、本路線の基礎となる区間がこの時点で全線開通となる。1963年に33系統は、新橋 - 業平橋駅間と12系統(晴海埠頭 - 日暮里駅)に分割され、33系統はその後も一部区間で経路変更や区間便の廃止新設などが行われるものの、目立った動きは多くなかった(78系統は里12と改番され運行を続け、1976年に廃止された)。
 
1988年に廃止された東18系統の代替的路線として、業10乙系統(新橋 - 月島駅)の運転を開始した。有楽町線全通後は早朝のみの運行でかつ路線案内にも記述されない路線となり、2003年に廃止された。1999年には業平橋駅から深川車庫への出入庫路線を毎日1往復東京ビッグサイトに延長する。ダイヤは催事に合わせた形になっているものの、一般客への認知度が低い状態が続いていたため、2007年に深川車庫止まりへと戻された。
 
2012年に起点である業平橋駅前がとうきょうスカイツリー駅前に改称されたが、系統名には引き続き「業」の字が使用されている。
 
=== 木11系統 ===
* 木11甲:木場駅 - [[東陽町駅]] - 夢の島 - [[新木場駅]] → [[東京ヘリポート]] → 南千石橋 → 新木場駅
* 木11甲:東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅
* 木11甲:新木場駅 → 東京ヘリポート → 南千石橋 → 新木場駅
* 木11(11甲(折返・平日):東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- [[若洲海浜公園#公園内にある施設|若洲ゴルフリンクス]] - [[若洲]]中央 - 若洲キャンプ場
* 木11(11甲(折返・休日):東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲キャンプ場
* 木11(11甲(折返・平日):新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲中央 - 若洲キャンプ場
* 木11(11甲(折返・休日):新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲キャンプ場
 
東陽町駅から工場などの多い[[新木場]]周辺を結ぶ系統である。当初は、新木場にはまだ木場から木材工場が移転してきたのみで、利用客が殆どいない状態だったため、大赤字が続いた。しかし、新木場周辺は[[京葉線]]や[[東京メトロ有楽町線|有楽町線]]がまだ通っておらず、交通アクセスが非常に悪かったため、[[東京都港湾局|港湾局]]から[[補助金]]を受ける事で存続していた。
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ダイヤとしては、基本的に東陽町駅発がメイン。木場駅発着は主に出入用となっている(木場駅前で折り返せないため)。そのため、全日とも木場駅前行きが特定の時間帯に連続で来る形となっている。本線はメインの新木場循環や、途中で分岐し若洲キャンプ場へ行き、折り返して再び循環部分の後半に入る運用のほか、終車間際にヘリポート方面を循環しない新木場駅行きの運行があり、[[明治通り (東京都)|明治通り]]沿線の通勤に特化した運行形態を採っている。また、この系統の東千石橋付近に有楽町線の[[新木場車両基地|和光検車区新木場分室]]<!-- 元・新木場検車区 -->があり、イベントが同区で行われるとこの路線がアクセス路線となるため、新木場循環の部分のみを運行する臨時便が運行される事が多く、普段の休日は閑散としている循環部分が満員となる。
 
このほか[[都営バス臨海支所#木11乙系統|木11乙系統]](東陽町駅 - [[潮見駅]])も存在するが、これは[[都営バス臨海支所|臨海支所]]の管轄である。
 
=== 錦13系統 ===
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* 錦13出入:晴海埠頭 - 晴海三丁目 - [[IHI]]前 - 豊洲駅 - 東雲都橋 - 深川車庫
 
旧系統番号当初は75番で系統を名乗り地名が現在と違っていた(錦糸町駅 - 住吉町1丁目 - 須崎弁天町 - 豊洲 - 貿易センター前)。現在も錦糸町駅前を起点とし、東陽三丁目、豊洲駅を経由して晴海埠頭を結ぶ甲系統と、錦糸町駅を起点とし、辰巳駅経由で深川車庫を結ぶの乙系統の2系統がある。ラッシュ時を中心として、豊洲駅発着やIHI前発着が運行される。開通した当初から、大きな経路変更や路線の延長、短縮は行われていなかったが、地下鉄有楽町線の新木場延伸時に乙系統の辰巳駅(旧、辰巳二丁目) - 深川車庫間は新辰巳橋経由から新末広橋経由に変更され、その後1990年代半ばに錦糸町駅 - 住吉一丁目の晴海・深川車庫方面の経路が江東橋三丁目、江東橋一丁目経由から住吉駅経由に変更された。[[2000年代]]中頃に江東営業所管轄便が設定されていた時期もあったが、錦13系統の江東営業所との共管はごく短い期間で終わった。
 
錦糸町駅から住吉一丁目の間は経路が錦糸町駅行きと晴海埠頭、深川車庫行きで異なる。すなわち、錦糸町駅前行きは江東橋を経由し、大門通り→京葉道路の経路を走行するのに対して、晴海埠頭、深川車庫前行きは[[東京都道465号深川吾嬬町線|四ツ目通り]]→[[東京都道・千葉県道50号東京市川線|新大橋通り]]の経路を走行する。なお、晴海埠頭と深川車庫前との間の出入庫に関しては、入庫系統は錦13出入を名乗るが、出庫系統は都05出入を名乗る。
 
錦13折返系統は2012年4月2日より運行を開始した系統で、運行開始当初は豊洲駅までの運行で、平日朝夕のみ運転であった。東陽町駅は既存停留所を使わず、乗車は東陽町駅前交差点南側の四つ目通り路上、降車は東陽町駅前交差点西側の永代通り路上となる。豊洲駅前停留所はロータリー内に発着し東陽町駅前行は晴海通りを経由して豊洲フロント前で右折しスーパービバホーム手前で再度右折、その後三ツ目通り支線へ左折する。そのため錦13甲系統の豊洲駅前停留所には停車しなかった。2014年3月24日より昭和大学江東豊洲病院まで延伸され、毎日運行となるとともに豊洲駅付近での経路・乗り場変更が行われ、昭和大学江東豊洲病院行きは晴海通り上の門19系統深川車庫方面行きの停留所を使用、東陽町駅行は錦13甲系統と同じ停留所を使用するようになった。
 
=== 東15系統 ===
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* 東15乙:深川車庫 → 東雲駅 → 辰巳駅 → 豊洲駅 → 勝どき駅 → 聖路加病院 → 新川 → 東京駅八重洲口
 
旧系統番号当初61番で、まだ洲崎営業所が深川車庫が営業所として移転をして来る前であったので、61系統:東雲都橋 - 豊洲埠頭 - 晴海町 - 明石町 - 宝町1丁目 - 東京駅八重洲口の路線であった。一時期は様々な派生系統を誇ったものの、東16系統の分離や鉄道の新線開業などに伴い、現在に至る。朝のみ東15乙が辰巳廻りとして便が運行されるが、この辰巳経由が有楽町線全通までのルートであり、地下鉄開通で廃止された別路線が経由していた都橋付近の路線消滅を避ける目的で変更された。しかし、朝の通勤時間帯に辰巳団地から東15系統で東京駅方面へ向かう通勤客が多く、住民から復活の要望が多かったため半年後に開通した。こちらは側面方向幕で辰巳駅の部分が水色になっている。
 
=== 東16系統 ===
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* 東16折返:東京駅八重洲口 - 住友ツインビル前 - 月島駅前 - 豊洲駅前 - 有明一丁目
 
当初は東15乙系統として東京駅八重洲口 - 住友ツインビル間のみの運行であった。その後、[[八重洲通り]]の延長上に[[隅田川]]を渡る[[中央大橋]]が開通したため、豊洲駅経由で深川車庫まで延長、東京駅から月島・豊洲地区へのショートカット路線となった。その後、臨海副都心開発の進捗により、深川車庫より先を東京ビッグサイトまで延長された。これを機に系統番号を東16系統に改めて東京テレポート駅まで延長され、東京駅と有明・お台場地区を直結する路線として発展した。現在の都04系統の前身の旧・東16系統とは無関係
 
2003年には東京テレポート駅発着便の経路を従来の深川車庫経由から有明テニスの森・東京ビッグサイト経由に変更させ、東京ビッグサイトに立ち寄る形となり、東京テレポート駅発着便の多くが東京ビッグサイト折り返しに振り替えられた。2007年には都05系統が土曜・休日の日中のみ東京テレポート駅に乗り入れたことに伴い、東京ビッグサイト - 東京テレポート駅間を短縮している。
 
2012年4月1日に有明一丁目行きの系統が新設された。
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* 門19乙:門前仲町 - 塩浜一丁目 - 枝川 - 豊洲駅 - 辰巳駅 - 東雲駅 - 深川車庫
 
戦後の1946年に開設された。当初は東京駅丸の内南口から日本橋や門前仲町を経由して豊洲・東雲地区へ運行されていた。その後も膨張を続け、海上公園や豊洲鉄鋼埠頭、有明橋(有明終点)までの様々な路線がこの番号を東19系統を名乗るようになったが、1976年10月に門前仲町発着に短縮、門19系統なった。1982年12月26日に実施した再編時のダイヤ改正で、海上公園発着の門19丁系統が海01系統統合され、豊洲鉄鋼埠頭発着の門19丙系統は廃止され、その代替として門前仲町 - 豊洲埠頭の区間便が一時設定された。後に有明終点発着の門19甲系統も海01系統へ統合されるなどしたため、残った門19乙として運行されていた辰巳経由の深川車庫行(門19乙系統)のみがこの系統番号を名乗る門19系統として残った。その後[[2000年]][[12月12日]]に、海01系統と重複していることや東京駅 - 潮見駅を結んでいた東17(17系統(急行)が廃止された代替として豊洲一丁目経由に変更され、豊洲一丁目経由が門19甲、塩浜一丁目経由が門19乙になった。そして、2005年春にはがん研究会有明病院への足として昼間の時間帯のみ国際展示場駅発着となった。
 
現在では、従来の塩浜一丁目・枝川経由の経路で運行されるものは海01系統運行時間外の始発・終発の数本に限られ(誤乗防止のため方向幕には主要経由地である「塩浜一丁目」が{{Color|orange|橙字}}で強調されている)、車内放送でも運行時間についての注意放送を流している。なお、2006年3月より全便がノンステップバスに統一され、現在は主に日野レインボーHRを使用するが、大型車のいすゞエルガや日野ブルーリボンIIが運用に入る場合もある。その他早朝・夜間には海01系統の出入庫として運行される便もあり、該当便には海01系統の配車の関係で大型車で運行されることもある。
 
塩浜から豊洲に経路変更されて以降、利用客は増加しており、朝夕などは門前仲町発車の時点で大変な混雑になっている便もある。また、本路線のみ経由する豊洲一丁目は、この経路変更により朝夕のみ(東17系統のみ停車)から日中も利用できる停留所になった。しかし、大江戸線の開業時に大幅に減便され、日中は1時間に2本に減ったものの、終日に渡って海01系統とは違った固定利用客を確保している。
 
2013年4月に東京ビッグサイトまで区間延長を行った(入れ替えに海01系統のビッグサイト発着便が廃止)。それ以降は同施設への利用者を配慮してか、大型車の運用が増えている。
 
=== 江東区コミュニティバス「しおかぜ」 ===